見出し画像

札幌・円山生活日記

春の妖精たちが楽しめます!~「春の花展~一足早い春のお知らせ~」@「百合が原緑のセンター大温室」~

約25.4haという広大な敷地を持ち6,400種類ほどの花や植物が育てられている「百合が原公園」。園内には世界中から集められた約100種のユリを観賞できる「世界の百合広場」や札幌の姉妹都市である4都市の造園家が協力した「世界の庭園」などが広がります。現在「百合が原緑のセンター大温室」では春の妖精たち:スプリング・エフェメラルと呼ばれる山野草が楽しめる展示会 「春の花展~一足早い春のお知らせ~」が4月1日(土)~4月23日(日)の予定で開催中です。

本日は昨年に続いて「百合が原公園」で「春の花展~一足早い春のお知らせ〜」の鑑賞です。春先に花を咲かせ夏前には枯れてしまう“春の妖精たち:スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)”は我が家近くの「円山公園」や「旭山記念公園」などでも楽しむことができます。ただ今の時期に屋外で咲いているのは《フクジュソウ》ぐらいで《エンレイソウ》なども若芽は出てきているのですが花が咲くには少し時間が必要なようです。そんな時に一足早く“春の妖精たち”を楽しませてくれる有難い展示会が4月1日(土)に始まっており本日期待して出かけてきました。アクセスはいつもの通り、地下鉄東西線「大通駅」で東豊線に乗り換え「栄町駅」で下車、1番出口前からバス利用です。

「百合が原 緑のセンター(温室)」の入口。 

先ずは「春の花展~一足早い春のお知らせ~」の大温室へ。
温室中央に野山の自生地をイメージして作られたという花壇に約20種類150株の山野草が用意されています。


先ずは《フクジュソウ》。
《エゾエンゴサク》も咲いていました。
「円山」の斜面は《エゾエンゴサク》の群生地なので今年ももう暫くすると紹介できるものと思います。


同じく「円山」の斜面でよく見る《キバナノアマナ》。

同じく《ニリンソウ》。

《ショウジョウバカマ》。

可憐で魅力的な《ショウジョウバカマ》。残念ながら野山では未だ見たことがないような気がします(見付けられなかったのかも知れませんが)。


《カタクリ》。昨年はこの展覧会とは別に定山渓や豊平公園で見ました。

《オオバナノエンレイソウ》。「北海道大学」の校章にデザインされているもので札幌キャンパス内でも見かけます。
《シラネアオイ》。こちらは「北海道大学植物園」で見ました。
《白花シラネアオイ》。
 

《洋種オキナグサ》。

《ユキワリイチゲ》。

《オオバナグサ》。

《ヤマシャクヤク》。

《バイカカラマツ》。
以上は意識したのも初見で“春の妖精たち”も多くの種類があるものと楽しませていただきました。

《ドウダンツツジ》。

続いて「中温室」へ。

こちらには華やかな花々が並べられています。上は《ハナモモ》。

《ハーデンベルギア》。

《ハーデンベルギアビオラセア》。

《マーマレードブッシュ》。長持ちしています。

《マメザクラおしどり》。
桜の花見もさせていただきました。

最後に温室外へ。「《スノードロップ》開花中」の表示が出ています。
《スノードロップ》。ヨーロッパ原産のスプリング・エフェメラルです。 
同じく《チオノドクサ》。和名が「ユキゲユリ(雪解百合)」。

《チオノドクサ》。
和名が「ユキゲユリ(雪解百合)」の《チオノドクサ》は《スノードロップ》などとともに早春の時期から「大通公園」でも見ることの出来る花です。
「サイロ展望台」 を見て「百合が原公園」を後にしました。充実の春の妖精たち:スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)”鑑賞でした。ありがとうございます。

【百合が原公園】
札幌市北区百合が原公園210
011-772-3511(百合が原 緑のセンター 8時45分~17時15分)
閉園時間、閉園期間は無し ※一部施設により異なる下記参照

【緑のセンター温室】
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休館)
観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料

【春の花展~一足早い春のお知らせ~】
開催期間:令和4年4月1日土曜日から4月23日日曜日
開催場所:百合が原緑のセンター 大温室
主催:(公財)札幌市公園緑化協会
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)
(2023.4.5訪問)

最新の画像もっと見る

最近の「散策」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事