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札幌・円山生活日記

特別アンコール公演『リトルマーメイド』~札幌「東1丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)」~

劇団四季の『リトルマーメイド』札幌公演。2020年3月15日に閉館が決まった「北海道四季劇場」(現:東1丁目劇場施設)の最終公演として上演され、千秋楽間際の2020年2月に新型コロナウイルス感染症拡大により公演中止が余儀なくされました。再演を望む多くの声に応えてコロナ禍が落ち着きつつある5月28日(日)~11月26日(日)の予定で特別アンコール公演が開幕中です。

本日は「東1丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)」にて上演中の特別アンコール公演『リトルマーメイド』の鑑賞です。2021年5月に「カナモトホール(札幌市民ホール)大ホール」で上演された「劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~」観劇後に「四季の会」に会員登録していたところ上記公演の会員向け先行発売の案内がメールで来ました。実は同時期に案内が来た『ジーザス・クライスト=スーパースター(ジャポネスク・バージョン)』を何としても観たく先行販売開始時にはパソコン前に貼りついてトライしたのですが目的を果たすことができませんでした。幸い「東1丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)」で上演する特別アンコール公演『リトルマーメイド』は上演期間も長く席を確保することが出来て本日の鑑賞となりました。開演は13時予定なので早昼を済ませて自宅を出て地下鉄東西線「円山公園駅」から「大通駅」で下車、「YOSAKOIソーラン祭り」に関係者が大勢集合している「大通公園」を抜けて会場へ向かいました。
「東1丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)」。

特別アンコール公演『リトルマーメイド』のポスター。

開演の30分以上前から多くのファンが集まっています。土日でもあり小さな子供連れ家族の姿も多く見かけました。
劇場ロビーのようす。
このフォトスポット前は人気でした。主人公の「アリエル」の衣装を真似た子供やマスコット人形を抱えた女の子が目立ちます。
ロビーに掲げられて本日のキャスト等。
開演前は自席から会場内の撮影OKです(以下の画像は四季のサイト等より拝借)

特別アンコール公演『リトルマーメイド』概要です。
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STORY(ストーリー)
海底の世界に住む人魚のアリエルは18歳ー
海の王トリトンの末娘で、地上の世界に憧れている。

海の王トリトンには7人の娘。末娘のアリエルは母親譲りの美声の持ち主。
好奇心旺盛な彼女は、今日も幼なじみの魚、フランダーを連れて冒険へと出かけていく。    

アリエルは人間の世界にあこがれ、自分の足で人間の世界を闊歩することを夢見る。ある日、アリエルは航海中の船へ近付き、そこで人間の王子エリックを見つける。たちまち恋に落ちてしまったアリエル。
しかし、船は彼女の目の前で嵐に襲われ沈没し、エリックは海に投げ出されてしまう。溺れたエリックを浜辺まで運ぶと、歌を口ずさみながら介抱をする。朦朧としながらもアリエルの美しい歌声が脳裏に焼き付いたエリック。自分を救ったその声に惹かれ、声の持ち主である女性を必ず見つけると心に決める。

一方アリエルも、父トリトンの警告をよそに、地上への憧れとエリックへの恋心をますます募らせていく。そんな彼女に目を付けたのは、海の魔女―アースラだった。
アースラはアリエルに、「その美しい声と引き換えに、3日間だけ人間の姿に変えてやろう。この間にエリックとキスを交わすことができれば、一生人間のままでいられる」という話を持ち掛ける。ただし、それが果たせぬ場合は、アリエルの魂はアースラのものになるという…。
 
悩み戸惑うアリエルをアースラは言葉巧みに誘惑し、遂に契約書にサインをさせる。そして、アリエルの尾ひれは人間の足へと変わり、彼女は憧れ続けた陸の世界に向かうのだった。

 
蟹のセバスチャンや海の仲間は海の世界の素晴らしさをアリエルに説く人気で迫力の「アンダー・ザ・シー」のコーラスとダンス。

実はアースラは、海の王トリトンの姉であった。自分を王宮から追放した弟を恨み続けていたのである。弟の愛娘アリエルの恋心を利用して、海の王の力を奪おうと企んだのだ。何も知らないアリエル。ようやく人間の世界に辿り着き、エリックの王宮に招かれたものの、声を奪われた彼女は、自分がエリックを救い、彼が憧れる声の持ち主であることを伝えることができない。
アースラとの契約の期限は刻々と迫ってくる。エリックは歌声を頼りに命の恩人の行方を捜していたため、目の前の女性がアリエルだとは気付かない。それでもエリックはアリエルに惹かれていく。いい雰囲気になった2人だが、アースラの手下が邪魔をして、なかなかキスをすることができずに・・。果たして彼女の愛の結末は…。

最後には トリトン王のはからいで人間の姿に変ったアリエルはエリックと2人で人生の航海にでます。アンデルセンの原作と違いHappy Endです。

劇団四季の舞台版『リトルマーメイド』はディズニーのアニメ版と同様に
「夢を諦める必要はない」「挑戦することが何よりも重要」などということを主メッセージにしているようです。
それよりも印象的なのは出演者たちの熱演とともに圧倒的な舞台演出の素晴らしさ。つまらないことですが魔女アースラのタコの足1本1本を自己主張するように動かしていたのには感心しました。「北海道四季劇場」が廃止となったのは残念でなりませんが既存の施設も利用して出来るだけ多くの作品が札幌でも上演されることを期待します。ありがとうございました。


「大通公園」のテレビ塔前の大きな《ニセアカシア》が見事に開花中でした。

特別アンコール公演『リトルマーメイド』
公演期間:2023年5月28日(日)~11月26日(日) 
会場:東一丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)
主催:劇団四季
共同主催:北海道新聞社
特別後援:北海道/札幌市
後援:北海道放送/札幌テレビ放送/北海道テレビ放送/北海道文化放送/テレビ北海道/エフエム北海道/北海道教育委員会/札幌市教育委員会
協力:JR北海道/北海道中央バス/日本航空
札幌公演応援企業:ホクレン農業協同組合連合会/株式会社北洋銀行
(2023.6.11)           

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