本日は「百合が原公園」で【春の花展~一足早い春のお知らせ~】の鑑賞です。春先に花を咲かせ夏前には枯れてしまう“春の妖精たち:スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)”は我が家近くの「円山公園」や「旭山記念公園」などでも楽しむことができます。ただ《エゾエンゴサク》が咲く「円山」の裾野にはまだ多くの雪が残されているため開花には少し時間が必要なようです。そんな意味でこの展示会は一足早く春の妖精たちを見る有難い機会でした。

地下鉄東豊線「栄町駅」からバス利用で「百合が原公園」へ到着。

地下鉄東豊線「栄町駅」からバス利用で「百合が原公園」へ到着。


早速「春の花展~一足早い春のお知らせ~」の会場である「百合が原 緑のセンター」の大温室へ。

温室中央には公園内の枯れ葉や枝、チップなども使い自生地を思わせるような野山の景観を再現。春の到来を告げる山野草20種以上約150株を入れ替えながら期間中展示していくそうです。

温室中央には公園内の枯れ葉や枝、チップなども使い自生地を思わせるような野山の景観を再現。春の到来を告げる山野草20種以上約150株を入れ替えながら期間中展示していくそうです。

雪解け間もなく咲き始める山野草は『春植物』と呼ばれ姿を見せるのは2か月程とわずかな期間。そのため『スプリング・エフェメラル(春の儚いもの/春の妖精)』とも表現されます。

先ずは《エゾエンゴサク》。

《エゾエンゴサク》も間もなく「円山」のみならず様々な場所で見ることができるのでしょうが久しぶりに見ると可憐な花に感動です。

《エゾエンゴサク》も間もなく「円山」のみならず様々な場所で見ることができるのでしょうが久しぶりに見ると可憐な花に感動です。

《フクジュソウ》。


《ショウジョウバカマ》。

《ハゴロモキンポウゲ》

《ヤマシャクヤク》。

イチリンソウの仲間《アネモネネモローサ》。

《青花キクザキイチゲ》

《キクザキイチゲ‘雪の精’》

《カタクリ》。

《オオバナノエンレイソウ》。「北海道大学」の校章にデザインされているもので札幌キャンパス内でも見かけます。

《シラネアオイ》。

《カタクリ》。

《オオバナノエンレイソウ》。「北海道大学」の校章にデザインされているもので札幌キャンパス内でも見かけます。

《シラネアオイ》。

《白花シラネアオイ》。

2メートルほどの樹高の《ソメイヨシノ》なども展示されています。

開花中の《ソメイヨシノ》です。

《ドウダンツツジ》。大温室を出て中温室へ向かいます。


中温室では鉢物の《シダレサクラ》が満開で《マーマーレードブッシュ》などが見事に咲き誇っていました。続いて屋外へ向かいます。



中温室では鉢物の《シダレサクラ》が満開で《マーマーレードブッシュ》などが見事に咲き誇っていました。続いて屋外へ向かいます。


《スノードロップ》。屋外でも雪が融け春の訪れです。




最後に「サイロ展望台」 を見て「百合が原公園」を後にしました。充実の“春の妖精たち:スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)”鑑賞でした。ありがとうございます。
【春の花展~一足早い春のお知らせ~】
開催期間:2025年4月1日 火曜日から4月20日 日曜日
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(月曜祝日の場合、翌平日休館)
入館料:高校生以上150円※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書提示で無料
(2025.4.2)