「北海道水彩画会」による公募展「道彩展」。1982年2月に現代水彩画の多様な表現と創造的な作品を追求することなどを目的として結成された会の公募展。42回目となる今年は入賞作のほか会員会友の作品合わせて約１００点を展示し「札幌市民ギャラリー」で9月20日（水）～ 9月24日（日）の予定で開催中です。
本日は「第42回 北海道水彩画会公募展（道彩展）」。先々週の「第67回新北海道美術協会展（新道展）」、先週の「第55回北海道美術作家協会公募展（道美展）」 に続いて“芸術の秋”のアート鑑賞です。今回は水彩画を愛する皆さんの展示会で水彩画特有の爽やかで透明感ある作品の数々を楽しませていただきました。「札幌市民ギャラリー」は地下鉄東西線「バスセンター前駅」10番出口から徒歩数分です（地図）。
「札幌市民ギャラリー」のエントランス付近。
「第４２回道彩展」受付。 「北海道水彩画会」のウェブサイトによれば同会は1982年2月に結成し第1回は同人展として開催、第2回以降は公募展としての「道彩展」を「札幌市民ギャラリー」で開催しているそうです。
会場のようす。
最高賞の【道彩展賞】。若杉博丈さん（札幌）の作品《古い洋館のある坂》です。いわゆる水彩画特有の清々しさ/みずみずしさと透明感/清涼感ある爽やかで印象的です。とても綺麗な作品です。
続いて【北海道知事賞】ほか入選作品です。 【北海道知事賞】の西方礼子さん（苫小牧）の作品 《越中初雪》。
【札幌市長賞】 藤枝和政さん（北斗） の作品《色・空》。
【札幌市教育長賞】 井利元敬子さん（石狩）の作品 《ミシンのある静物》。
【北海道新聞社賞】 三尾画子さん（函館）の作品 《冬の木立》。
【伸子賞】野﨑和男さん（札幌）の作品《秋の彩り》。
【奨励賞】木村寿之さん（江別）の作品《追憶 The way we were》。
【奨励賞】斉藤利朗さん（札幌）の作品《巡る季節「雪」》。
【奨励賞】田中 昌さん（当別）の作品《層 Layer》。
【奨励賞】村井美智代さん（苫小牧）の作品 《古木と清流の響き》。こちらも水彩画らしい爽やかできれいな作品でした。大変良いものを観せていただきました。
以上で「第42回 北海道水彩画会公募展（道彩展）」鑑賞終了です。ありがとうございました。今後も札幌市内の様々な展示会場でアート展が開催されますので楽しみです。
「第42回 道彩展」
開催期間：2023年09月20日～2023年09月24日
時間：10：00～18：00（最終日16：30まで、入場は閉場の30分前まで）
開催場所：札幌市民ギャラリー（札幌市中央区南2条東6丁目）
主催者：北海道水彩画会
後援：北海道、札幌市、札幌市教育委員会、北海道新聞
料金：入場料 / 一般 500円 大学生以下無料
お問合せ：北海道水彩画会
電話：011-782-5781
（２０２３．９．２１）
