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札幌・円山生活日記

木陰でホッと一息つくような喫茶店~「春楡珈琲(ハルニレ・コーヒー)」~

“自家焙煎珈琲と手作りケーキで日常に小さな幸せを”をコンセプトとする「春楡珈琲(ハルニレ・コーヒー)」 。地下鉄東西線「西11丁目」駅から徒歩7分ほどの「月寒通」に南向きに面します。陽光が優しく差し込む落ち着いた雰囲気の店で人気メニューの本格的なオムライスもオススメです。

今日は地下鉄東西線「西11丁目駅」の「春楡珈琲(ハルニレ・コーヒー)」です。この店を最初に知ったのはPudding maruyama(プディング マルヤマ)店主のインスタグラムです。研究熱心にいろんな店を食べ歩かれているようで「春楡珈琲」のその一つで早速BMしました。その後いくつかのカフェ本等での紹介記事も読み大変な人気のようで訪問の機会を伺っていました。丁度【新型コロナワクチン追加接種(4回目接種)】が「中央区民センター」だったので帰りに寄ったのが1回目。その時は昼食を済ませていたので人気のプリン狙いだったのですが周りの皆さんが食べているオムレツが見るからに美味しそう!これはランチにも出直すべきと思い早速ではありますが【サギソウとエゾリスと。~北海道大学植物園~】前のランチに2回目の訪問となりました。場所は地下鉄東西線「西11丁目駅」から「石山通」を「札幌プリンスホテル」の方向へ南下し「月寒通」との交差点を左折ししばらく歩いた左手のビル1階です(地図)。


「春楡珈琲(ハルニレ・コーヒー)」の外観。広い「月寒通」に南向きに面していいます。
「春楡(ハルニレ)」の木をイメージした看板がかかります。


店内に入ったところ。奥の厨房で経営者ご夫婦が立ち働いておられます。内装はご夫婦が“ほっと一息つきたいときにふらりと立ち寄れる春楡の木陰のような喫茶店”を目指してオープンさせたとのことで楡(にれ、エルム)をイメージしたようなやわらかなグリーンが基調です。これにナチュラル風味の家具等が合わさりお洒落で落ち着いた雰囲気になっています。
入口近くの「月寒通」に面したカウンター席。

厨房前のカウンター席。
そして中央のフロアには2人用テーブル×3と4人用テーブル×1が用意されています。


メニュー。【自家焙煎珈琲】です。

【お食事】。

【ケーキ】。食事もケーキも少数精鋭、一皿入魂イメージです。

先ずは「ブルーベリーとレモンのソーダ」税込680円。“ブルーベリーを皮ごと潰した甘酸っぱい自家製ピューレに、レモンを加えて炭酸水で割った爽やかなドリンクです。甘さは控えめに仕上げており、喉を潤しながらビタミン補給もできる暑い日にぴったりのソーダになりました”という「季節のドリンク」です。

「かき混ぜて召し上がってください!」とのことで攪拌後。色合いも鮮やかです。

こちらが期待の「春楡特製オムライス」ミニサラダ付きで同950円。本日もほとんどの客が注文していました。
デミグラスソースに囲まれたチキンライスの上にぷるぷるのオムレツがのっています。見事なフォルムのオムライスです。
ミニサラダ。

オムレツを横に割ったところ。卵の厚みとふわふわトロトロ具合が写真でも判るかと。チキンライスは黒コショウとニンニクが効いた味で少し甘味を感じるコク味のデミグラスソースで食べると「これは美味い!」とつぶやいてしまいます。ソースの隠し味は赤味噌だそうです。オムライスと言えば定番のいわゆる“カフェご飯”ですがそれを超越したような本格的一品料理でした。

続いてデザートで1番人気の「おとなプリン」とセットドリンク「楡影ブレンド」。「ケーキセット」で同900円。
「おとなプリン」はカラメルソースがたっぷりのカクテルグラスに盛られホイップとミントが天盛り。店では常に改良を加えており拘りは「固さと滑らかさの両立」と「湖のようにたっぷりのカラメル」”だとか。“ブランデーとダークラムを絶妙な割合でプリンに加えることでカラメルにも洋酒の香りが移り奥深いおとなの味わいになっています”とのことプリン名人のPudding maruyama(プディング マルヤマ)」のご主人は“プリンはほんのり洋酒🍾ほんのりとか言ってガッツリ入ってるところもありますが、こちらは匙加減が絶妙ですね✨店内はとても暖かくお店の方のオモテナシがとても伝わりました(^ν^) ”とコメントしていました。 美味しいプリンです。

「楡影ブレンド」。深煎りでメニューには“重厚なコクと甘い薫り”とありました。ご夫婦は店をオープンさせるまでに10年程修行を積んだとあるカフェ店の淹れ方を引き継ぎネルドリップで抽出しているとのこと。深みある飲み応えのあるコーヒーでした。

もう一つの看板オリジナルスイーツ「春楡日和(ハルニレビヨリ)」と「マンデリン(深煎り)」。
「春楡日和(ハルニレビヨリ)」(同470円)は上から順番にカカオパウダー、キャラメル&コーヒーのしっとりスポンジ生地、アーモンドプードルのバタークリームが重ねられ底辺にクランブルと粉砂糖、カカオパウダーが散らしてあります。甘さ控えめの優しいバタークリーム味のティラミスのような感じです。


コーヒーは更に苦味とコクの際立つ「マンデリン」(同650円のところ100円引きで550円)でした。

さらに「本日のケーキ」(8月末頃までの限定)の「コーヒーパンナコッタ」。コーヒー味の滑らかなパンナコッタに北海道産のマスカルポーネ入りホイップと北海道煮あずきが添えられており隠し味的に黒蜜かけ。コーヒーと和の出会い的なスイーツでした。こちらも美味しくいただきました。

これはこれは大変良い店に出会えました。経営者ご夫婦の開店に向けた周到な準備とメニュー研究はじめ店への強い想いとセンスが凝縮したような素敵カフェです。春楡の木陰感じる雰囲気ある空間でのコーヒーはもちろん食事もスイーツも美味しくいただきました。近くに来た際には是非とも立ち寄りたいオススカフェです。ご馳走様でした。

「春楡珈琲(ハルニレコーヒー)」
札幌市中央区南4条西9丁目1006‐12 栄輪ビル1階
電話:011-596-0380 
営業時間:11時~20時
定休日:木曜・第2第4水曜・他

https://www.instagram.com/harunire_coffee/
(2022.8.23訪問)

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