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札幌・円山生活日記

琴似にある歴史ある名喫茶店の系譜~「𝐂𝐚𝐟𝐞 𝐥𝐚 𝐓𝐨𝐮𝐫(カフェラトゥール)」~

地下鉄東西線「琴似駅」直結のイオン札幌琴似店1階にある「𝐂𝐚𝐟𝐞 𝐥𝐚 𝐓𝐨𝐮𝐫(カフェラトゥール)」。1980年代の札幌を代表する名店「アンセーニュ・ダングル」を前身とし2007年に現在地に移転オープンした歴史ある昔懐かし気な喫茶店です。オールドビーンズを使ったフレンチスタイルのドリップ式珈琲と自家製チーズケーキが自慢です。

本日は琴似の「𝐂𝐚𝐟𝐞 𝐥𝐚 𝐓𝐨𝐮𝐫(カフェラトゥール)」でカフェタイムです。10年ほど前に観光旅行で札幌に来た時のことです。地下鉄東西線「琴似駅」近くにあったマンションのモデルルームを見学した際の休憩に利用し一杯入魂で心を込めて淹れてくれた珈琲が大変印象的でした。札幌・円山に転居してからは店の前は何度も通ったのですが琴似界隈に来た機会にと妻の一言もあり約10年ぶりの入店です。店は地下鉄東西線「琴似駅」直結のイオン札幌琴似店1階で入口から店内に入った突き当りにあるシックな喫茶店です(地図)。
「𝐂𝐚𝐟𝐞 𝐥𝐚 𝐓𝐨𝐮𝐫(カフェラトゥール)」の店頭。

店頭には「𝐂𝐚𝐟𝐞 𝐥𝐚 𝐓𝐨𝐮𝐫(カフェラトゥール)」の成り立ちを紹介する雑誌記事が飾られています。同店のオーナーは1980年代の札幌を代表する名喫茶店「アンセーニュ・ダングル」の店長を1989年から務め2000年に同店を買い取ったのを機会に現店名に変更。2007年に現在の地下鉄東西線「琴似駅」上に移転してきたそうです。現在も東京の焙煎専門店「コクテール堂」のオールドビーンズを使いネルドリップで一杯一杯丁寧に淹れる深煎り珈琲が拘りのようです。ちなみに1983年から「アンセーニュ・ダングル」の店長を務めたのが「宮越屋」の創業者だそうです。
店内に入ったところ。

カウンター上にはアンティーク・ガレのランプ、バックカウンターにはロイヤル・コペンハーゲンなどのブランド・カップ&ソーサーが並びます。
コーナーにも優美なガラス製ライトやカップ&ソーサーが置かれ格調高い雰囲気を作っています。
奥のテーブル席もロイヤル・コペンハーゲンのイヤーズ・プレートに囲まれ・・。

さりげなく名画が飾られています。ピカソでした。

こちらのアンティークに囲まれたテーブル席も予約すれば使用できるようです。
メニューは至ってシンプル。コーヒー・紅茶にケーキorクロックムッシューのセットのみ。
昭和の時代に大人たちが通った静謐な喫茶的の雰囲気を守るということでしょうか「静かな会話をこころがけましょう」との注意書きがありました。 

注文を受けると現マスターが一杯入魂で珈琲を淹れてくださいます。
チーズケーキのセット。ドリンクはブレンドコーヒー。カップ&ソーサーはロイヤル・コペンハーゲン。
チョコレートケーキセットのドリンクはカフェオレ。同じくロイヤル・コペンハーゲンのカップ&ソーサーでした。
会計時に現マスターに10年ぶりですよ!というと店も長い歴史がある引き続き現在のような形で頑張っていきたいとのことでした。大変ありがたいことです。ご馳走様でした。退店しようと出入り口付近を見るとこちらにも名画が飾られていました。

「𝐂𝐚𝐟𝐞 𝐥𝐚 𝐓𝐨𝐮𝐫(カフェラトゥール)」
札幌市西区琴似2条4丁目 イオン札幌琴似店1階
TEL: 011-644-0019
営業時間:9:00~21:30 日曜営業
定休日:年末年始以外は無休
(2024.1.17)

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