明鏡   

鏡のごとく

ぼくのこえ

2012-01-14 22:04:52 | 俳句
ねえしってた
あなたにとどくぼくのこえと
ぼくにとどくぼくのこえはちがう
じかんをきりとって
ろーるぷれいしてみた
ぼくがあなたで
あなたがぼくで
ぼくはもうひとりのぼくで
あなたはもうひとりのあなたで
もともとちがうふたりのひとから
ひとりがうまれてくるのだから
もうひとりのぼくがいるようにおもうのは
べつにふしぎなことはない
いでんしのなかではんぶんずつ
さいぼうぶんれつ
つぎめはみえないれんさはんのう
そうしてぞうふくして
もうひとりもうひとりとさいぼうをふやして
ひとりのぼくになっただけ

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