明鏡   

鏡のごとく

「フォン・カルマン渦」

2016-06-02 21:11:46 | 日記

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/4/14730.htmlより
ハード島
インド洋の無人島ハード島で観測された不思議な渦巻き雲(提供:NASA image by Jeff Schmaltz, LANCE/EOSDIS Rapid Response )
 米航空宇宙局(NASA)によると、地球観測衛星ランドサット8号が今月初め、インド洋に浮かぶ無人島の上空で不気味な渦巻き雲を観測した。

 衛星画像がとらえられたのは、オーストラリア西部と南極大陸の間に位置するハード島。

 オーストラリア領のハード島は、ユネスコの世界自然遺産に登録されている無人島で、起伏が多く、標高2745メートルのモーソン・ピークが最高峰だ。

 今月3日に地球観測衛星が撮影した上空の画像には、岩場の多い川床で、岩の周りを渦巻く水流のような雲がとらえられた。

 この現象は、ハンガリーの航空工学者の名前に由来して「フォン・カルマン渦」と呼ばれるもの。上空で雲が発生したときに、一定方向で風が吹くと、雲が山頂に巻き込まれたようになって、ユニークな渦が発生する仕組みで、日本では冬になると、済州島の風下で観測されることがある。
フォンカルマン
昨年5月にカナリア諸島周辺で観測されたフォン・カルマン渦(提供:NASA image by Jeff Schmaltz, LANCE/EOSDIS Rapid Response)
日本
昨年1月に屋久島周辺で観測された三つ編みみたいなフォン・カルマン渦(日本気象協会HPより引用)

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