議員一直線!

宗像市議会議員の福田あきひこです。このブログを通して日々の議員活動を市民の皆様にご報告させていただきます。

「市政報告会を」開催

2009年10月26日 | Weblog
 ユリックスにて「市政報告会」を開催しました。 あっという間の2時間でした。
 9月議会の報告が中心でしたが、やはり学童保育の問題は非常に関心が高く、市が任意団体に委託金や補助金を渡した後の会計監査をしっかりすることなどのご指摘を市民の方から受けました。
 尚、今後の日程は以下の通りです。 来月もたくさんの方の来場をお待ちいたしております。

日程: H.21年 11月29日(日)会議室2 15:00~17:00
        12月23日(日)視聴覚室 15:00~17:00
    H.22年 1月31日(日) 会議室2 15:00~17:00
        2月28日(日) 会議室3 15:00~17:00
        3月28日(日) 会議室4 15:00~17:00
        4月25日(日) 会議室3 15:00~17:00

場所: 宗像ユリックス 2階

福岡県社会福祉協議会の定期大会開催

2009年10月24日 | Weblog
 20日(火)の午後1時から春日市のクローバープラザにて福岡県社会福祉協議会の定期大会が開催されました。私は現在、宗像市社会福祉協議会の理事に任ぜられていますので、参加させていただきました。
 
 麻生知事の講演では、「国と地方の責任分担を明確にし、地域で福祉を支える社会作りを目指すべきでは。」と話されました。また、長年の功績を讃え、たくさんの功労者の方々が表彰を受けられました。
 私も宗像市社会福祉協議会の市民に対する役割の重さを再認識するとともに、これからの活動の在り方も参考になりました。

保護者を対象にした学童保育の来年度体制の説明会

2009年10月23日 | Weblog
30年間にわたって保護者と地域で作り上げてきた「学童保育連合会」が、 H.22年4月から4年間の新たな学童保育の指定管理者から外れることになりました。 それに代わって北、南エリアとも那珂川町と新宮町で実績のある㈱テノ・コーポレーション(福岡市博多区)となります。 
 その導入にあたって保護者の方の不安を取り除こうと、市(教育部こども課)は保護者を対象に説明会を行っています。 17日(土)、18日(日)は午前と午後の2回行い、残りは19日(メイトム)と20日(ユリックス)の夜の開催となります。
 私は18日(日)の午前中に出席させていただきました。約50名弱の保護者と指導員が出席され、2時間20分の間、活発な質疑が行われました。


「市政報告会」開催のお知らせ

2009年10月21日 | Weblog
 今後、半年間の「市政報告会」開催日程が決まりましたのでお知らせ致します。

H.21年 10月25日(日)視聴覚室 15:00~17:00
    11月29日(日)会議室2 15:00~17:00
    12月23日(日)視聴覚室 15:00~17:00
H.22年 1月31日(日) 会議室2 15:00~17:00
    2月28日(日) 会議室3 15:00~17:00
    3月28日(日) 会議室4 15:00~17:00
    4月25日(日) 会議室3 15:00~17:00

場所:宗像ユリックス 2階

では、たくさんの方のお越しを心からお待ちいたしております。

学童保育の指定管理者から「連合会」が落選

2009年10月19日 | Weblog
 30年間にわたって保護者と地域で作り上げてきた「学童保育連合会」が、平成22年度から4年間の新たな学童保育の指定管理者から外れることに。 

1、指定管理者とは?

 指定管理者制度(2003年9月施行)とは、小泉内閣発足後の日本において急速に進行した「官から民へ」の行革の一環。それまで公務員が行っていた公の施設の管理/運営を民間の団体に包括的に代行させることができる制度です。人件費の高い公務員から、民間へ業務を代行させることによって、次の利点が挙げられます。
①管理運営経費の削減により、地方自治体の負担の大幅軽減。
②施設運営面でのサービス向上による利用者の利便性の向上。

2、なぜ指定管理者を変えるのか
  
 宗像市の学童保育事業についてはH.18年度からこの指定管理者制度を導入し、それまで市が長年その運営を委託してきた学童保育連合会に非公募で4年間の指定管理者を任せました。しかし、H.22年3月でその任期が切れるため、4月以降4年間の指定管理者を新たに選定する必要性が生じました。

 連合会は、そもそも指定管理者制度が学童保育になじまないと制度そのものを否定していました。もし市がやむを得ず制度を続けるのならばH.22年度以降の指定管理者の選定は非公募にし、連合会を唯一の認定団体にすべきであると、早い時期から何度も市に交渉をしていましたが、市は公平性を保つ為に公募を行いました。
  
3、エリアを2分割に

 学童保育の児童数は平成21年4月時点で1,050人となり、肥大化の一途をたどっています。市はサービス性や効率性、危機管理の面から市内を北と南の2つのエリアに分け、別々に管理者を公募しました。


4、値段だけの問題?

 大島のさざなみ館は現在も閉館しています。ここの管理者に指定した民間会社は、営業が採算に合わないと任期途中で一方的に契約を破棄し、市から預かっている管理運営経費、光熱費や上下水道料金を踏み倒して去った経緯があります。市はこの教訓から指定管理者の選定には、管理運営経費の安さだけでなく、総合的な視点から複数の公正な目で査定することが必要と判断、「指定管理者選定委員会」を設置しました。委員は有識者が4名で、経営方針・職員配置・研修・事業計画・サービス内容・実績・価格等で点数評価されました。

5、選定結果は?

 公募には4社がそれぞれのエリアに応募し、選定委員会の評価結果は、両エリアとも那珂川町と新宮町で実績のある㈱テノ・コーポレーション(福岡市博多区)が最高点を得ました。 市はこの結果を基に検討し、㈱テノ・コーポレーションを候補者として選定、これを教育委員会にも諮り、可決されました。 最終的な選定には議会の議決が必要なため、9月議会に上程されました。 

 総務委員会の審議では、2つのエリア共、㈱テノ・コーポレーションが運営することについては、2分割した主旨に反するとした意見が出ましたが、1位と2位以下の評価点数の開きが大すぎるため、2位以下の団体に任せるにはやはり無理があると判断されました。 本会議での採決は、賛否両論分かれた激しい討論が行われましたが結局、賛成多数で市の提案通り、2つのエリア共、㈱テノ・コーポレーションに決まりました。 

6、連合会はなぜ落選したのか
 
 連合会に対する「選定委員会」の評価が大変低かった原因として、
①責任体制が不明確
②会計処理が不明確
の2点が挙げられます。

 まず、1点目の責任体制ですが、保護者と学校と地域が一体となって作り上げた「宗像方式」と呼ばれ全国に名を馳せた宗像の学童保育連合会も、組織としての責任の所在が甚だ不明確であり、有事の際に対応できる組織体になっていなかった点です。組織を法人化することは、市や理事会の保護者代表からも再三言われ続けてきたのですが、連合会はいろんな理由をつけこれを拒否してきました。

 次に2点目の会計処理です。
 過去30年間、1人の担当者が経理を全て担当していたというのは驚愕すべき事です。 毎年度の決算も会計の素人である保護者が監査をしていますが、出金伝票等の書類も揃っていないまま、「後で揃えるから印だけ押しといて。」といった監査が行われていました。 また、H.20年度だけを取り出してみても支出総額1億7,024万円の内、補助指導員100名分の給料3,781万円が現金で支払われていましたが、その領収書が存在しない事。経理担当者が時には800万円以上の現金を所持していたり、カードの不適切な使用等も市から指摘されていました。 この会計担当者は、「自分は会計の素人だから正式な経理処理の方法を知らなかった。」と弁明していますが、公益組織としてこれまで連合会の経理を公の税理士等にまかせてこなかった体制も問題です。今となっては指定管理者制度を否定したり(注1)、法人化しなかった理由は、長年にわたる不適切な会計処理を表に出したくなかったからではないかと市は推測しています。

(注1:指定管理者になってから市の委託金(H.20年度は9,359万円)分だけは会計を監査できるようになった)

7、指導員はどうなる?
 
 連合会が指定管理者を外れれば、指導員は社会保険・年2回の賞与・退職金等が完備された現在の身分を失うため、事態は保護者を扇動した指導員の労働闘争という様相に発展しました。そこで議会は指導員や保護者に不安を与えないように、指定管理者が変わっても、

①指導員全員の雇用を保障せよ
②保護者会等の組織を存続せよ
③緊急事態にも柔軟に対応せよ

という3つの条件を議案に付帯して本議案を決議しました。 

以上

「議会便りNo.20号」を発刊

2009年10月16日 | Weblog
 9月議会の内容を奉公した「議会便りNo.20号」を発刊しました。

9月議会では45議案と2意見書が審議されました。その中で議員の意見が2分した「学童保育」と「ふれあいの森総合公園」の指定管理者選定の議案をP.2~P.3に詳しく紹介します。 
また、「一般質問」では①「新たに小中学校に導入するパソコンの導入計画の進捗状況は」と②「宗像市の観光と産業振興計画の進捗状況は」の2点を取り上げましたのでP.4に掲載します。 
 駅前で配布しますので是非、ご覧ください。

千葉県鴨川市を視察

2009年10月14日 | Weblog
          1年生の英語授業の様子

 千葉県鴨川市の「小中一貫校」を視察いたしました。
鴨川市は少子化と過疎化により、小学校3校と中学校1校を統廃合し「小中一貫校」としました。広域が広くなった分、スクールバスと路線バスで通学を支援しています。また、文科省の学習指導要領が変更され小学校への英語教育が導入されることに伴い、ここでは1,2学年生から英語教育に取り組んでいます。
 掲載している写真は、ALT(Assistant Language Teacher)と1年生の担任、そして中学校の英語教師が共同で1年生に英語を授業している様子です。
 鴨川市の先進的な取り組みに対し、非常に感銘を受けました。是非、これを参考にして宗像市の小中一貫教育の施策に生かしていきたいと思いました。

学校の日

2009年10月13日 | Weblog
                    吉武小の授業風景

 毎月10日は「学校の日」です。赤間小、吉武小、城山中の3校を訪問し、先生方とも意見交換をいたしました。吉武小は1クラスの生徒の数が平均17名弱の小規模校、一方で対照的な赤間小学校は1クラス40人規模の大規模校です。それぞれの特徴があり、大変面白いと改めて感じました。それぞれの特徴を生かした学校経営をしてほしいと校長先生と意見交換をいたしました。

戦没者記念式典

2009年10月11日 | Weblog
 宗像市の戦没者記念式典が典礼会館で厳かに行われました。
戦後63年経った今も、祖国を命がけで守り抜いた英霊たちが遺族の心の中で今もしっかりと生き続けていることを式の間、私は確かに感じました。私の叔父もまた知覧から若い命を祖国に捧げた一人です。
 英霊たちの鎮魂のために祈りました。