議員一直線!

宗像市議会議員の福田あきひこです。このブログを通して日々の議員活動を市民の皆様にご報告させていただきます。

敬老の日の一人1200円の飲食代寄付をやめる?

2007年08月30日 | Weblog
 赤間コミュニティ運営協議会の運営委員会が開催されました。この会は協議会の諮問機関として存在します。
 今日の会の中で、昔から市が出していた敬老の日の一人1200円の飲食代をコミュニティ運営協議会になってから出せないという問題があるという事がわかりました。
 何故、そういうことが起こったのかというと、コミュニティ事業を始めてからは市がその運営を指定管理者制度でコミュニティ運営協議会に委託しています。その運営費を寄付金に準ずる「まちずくり交付金」でコミュニティ運営協議会に渡しているので、このお金の性格上「飲み食い」はできませんというものです。
 
 そもそも、戦後日本の復興を官僚主体の中央集権で果たしたのものの、高度成長を遂げた今、そのひずみから約800兆円もの借金を抱える国に転落してしまった日本。それを是正するには中央集権から地方分権にするしかないという中で、より地方分権の進んだ形がこの住民自治による「コミュニティ事業」です。
 このコミュニティ事業の成功のカギは、「協働」です。住民の協働を前提として住民自治が成り立つのです。しかし、昔から出していた敬老の日の一人1200円の飲食代をコミュニティ運営協議会になってから出せないという情けない事では住民から協働を得ることは期待できません。
 即刻、この敬老の日の飲食代の補助金を「まちずくり交付金」から分離して飲食にも使えるようにコミュニティ運営協議会に渡すべきと行政に主張しました。
 
 飲食代を捻出するもう一つの方法は、コミュニティ運営協議会が貸館業務等で自分で稼いだお金(いわゆる自主財源)をこの敬老の日の飲食代に充てるという考えです。自主財源であれば、その用途にいちいち市が口を挟むことはありません。

今夜は結婚記念日

2007年08月29日 | Weblog
 我が家は結婚記念日と家内の誕生日が同じ日です。年に一度くらい、どこかに連れて行けと家内につつかれ、しょうがなく子供2人をベビーシッターに預けて久しぶりに2人で食事をしました。小さな子供達(5歳と7歳)抜きの食事ってなんて落ち着くんだろうと普段は意見の相違から喧嘩ばかりしている私と家内ですが、この時は2人で大きくうなずき合っていました。
 その後、劇団四季の「マンマ・ミーヤ!」を鑑賞。「マンマ・ミーヤ!」はあのスウェーデンのスーパーグループ、アバのヒット曲を使って脚本が書かれたミュージカルです。脚本もキャスティングもあまりの素晴らしさに最後は夫婦そろってスタンディング・オベーションで口笛を鳴らしながらアンコールをしました。おかげで周りの人達から白い目で見られ、終演後は足早に帰途につきました。

第10回福岡県市議会議長会議員研修会に参加

2007年08月27日 | Weblog
北川正恭教授の講演

 4年に1度行われる第10回福岡県市議会議長会議員研修会が福岡市で行われました。その中で「地方分権と地方議会の展望」~マニフェスト時代を迎えて~ と題して早稲田大学院教授、北川正恭氏の講演を聞くことができました。北川正恭教授は三重県議会議員3期、衆議院議員4期、三重県知事2期を務め、現在地方分権を推進し、ローカル・マニフェストの推進者でもあります。

 北川氏は、
「今やマニフェストは標準装備である。首長の選挙(地方分権)の必需品となった。しかし、国から財源を握られているためにマニフェストを約束できないでいる。しかしこれからは自分たち(地方)が決定して、自分たちが責任を取る。国への依存から脱却して地方が自律する時代を創ろう。国の下請け(地方)をやめ、立法と財政が地方にないと地方分権にならない。そのために地方が変わろう。今までの思い込みを棄て、行政の目線から市民の目線へ変えていこう。議会から変わっていこう。」と講演されました。
 北川先生の講義は昨年、民主党の政治スクールでお聞きして以来でした。地方の議会を変えていくには、今までの思い込みにとらわれない新しい発想、マニフェストが必要であると改めて痛感しました。私もこれから宗像市のための自分のマニフェスト作りに真剣に取り組んでまいります。

福岡県立少年自然の家「玄海の家」にて

2007年08月27日 | Weblog
 
 福岡県立少年自然の家「玄海の家」のキャンプに家族で参加し、遅かった夏休みを過ごしました。まず初めのイベントは「地引網」。おいしそうな魚が網に掛かってたくさん取れました。さっそく晩御飯のみそ汁の具になりました(笑)。来年4月には新物産館がこの「玄海の家」の隣りに建ちます。その目玉のイベントとして「体験地引網」を行うことが検討されていますが、なかなか素晴らしい企画だと思いました。
その後オリエンテーリング、夜は久しぶりのキャンプファイヤー。翌日は海でカヌーに乗ったりとイベントのてんこ盛りでした。
 残暑とはいえ、まだまだ猛暑が続いている今日この頃です。去りゆく夏にちょっとだけセンチメンタルになりながら、久しぶりの家族の団欒が与えられたことに心から感謝しました。

議会前の調査

2007年08月23日 | Weblog
 9月議会前の調査を市役所で行いました。一般質問の締め切りも今週の金曜日午後3時までです。
 今回の一般質問は学童保育の環境改善について行う予定です。この件は深刻な問題となっています。子育て支援に力を入れる宗像市としても早急に他市に先駆け、学童保育の先進都市となってもらいたいと思います。

議員立法の最終的な調整会議

2007年08月18日 | Weblog
               長崎市議会の視察風景

 通常、年4回行われる定例会では行政側から市の条例(国の憲法に相当)案が議会に提出され、それを議会で審議し、過半数の賛成をもってその条例が成立したならば施行となりますが、9月議会には議員から条例を提案する議員立法を計画しています。その条例とは「宗像市倫理条例」です。

 一般的に首長(知事や市町村長)や議員、行政を司る職員幹部など、権力や利権につながる役職にいる人が賄賂をもらって仕事の便宜を図ったり、談合や入札に関与して公共事業を有利に落札しようとする様な贈収賄事件などを防止するために宗像市もこの「倫理条例」を制定するものです。
 日本全国でこのような収賄事件が多発している今こそ、宗像市は一刻も早くこの条例を制定し、事故を未然に防ぐための体制作りを急ぐ必要があります。
 
 今日は、この条例の内容の最終的な調整会議を市役所で行いました。写真は8月1日に視察した長崎市議会事務局との会議の様子です。長崎市では過去に市幹部の収賄事件が起こり、現在倫理条例を制定しています。

剣道四段合格!

2007年08月14日 | Weblog
             九電体育館にて行われた昇段審査風景

 三段取得以来、20年ぶりに四段に昇段致しました。
 当てるだけのスポーツ化した竹刀剣道の試合にいくら強くてもそれだけでは昇段試験には合格できません。昇段試験は剣道の理念に則って実技ができるかどうかが試されます。しかしまた, 剣道の理念に則った剣道をすれば試合に勝てるかというとそうも言えません。
 私がソニー㈱に勤務していたころ実業団剣道をやっていました。その剣道仲間である、池永祐一郎氏は現在七段です。彼は「全日本実業団高壮年剣道大会の六・七段の部」で過去2回3位入賞を果たしています。彼のように剣道の理念に則って(つまり高段者で)、しかも試合にも強いというのが理想の剣士だと私は思います。
 今から4年後に5段受験資格ができますので次の目標に向かってこれからも頑張ります。
 

お墓参り

2007年08月13日 | Weblog
 猛暑の中、今日はお盆ですので義母と家族で義父の墓参りに行きました。
 子供達には祖先あっての今の自分があることを改めて認識させ、また先祖に対する感謝を込めて子供たちと一緒にお墓の掃除に汗を流しました。掃除の後は欲張ってたくさんの願い事を祈りました。

沖ノ島現地視察

2007年08月08日 | Weblog
上陸前に全裸になって海で禊(みそぎ)を行う

 福岡県、宗像市、福津市は合同で「沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録を目指し、取り組んでいます。今日は沖ノ島現地視察と活動報告会が開催されました。
 今日は快晴に恵まれ、素晴らしい視察となりました。沖の島は女人禁制です。上陸する前に男性は全裸になって海で禊を行わなければなりません。沖津宮を参拝した後、島の最高地にある灯台まで往路約1時間の登山を行いました。そこから見る玄界灘の眺望は最高の一言。
 国運を賭け、東郷元帥率いる大日本帝国艦隊がロシアのバルチック艦隊をT字戦法で破ったのはこの沖ノ島の近海でした。時の流れとこの眺望を、しばし感傷に浸りながら時間の許す限り眺めました。