各地から「ブリ豊漁」のニュース
私のジグには食らいついてこないのはナゼ
去年の半値!今年は寒ブリが記録的な豊漁に今が旬の寒ブリが、今年は記録的な豊漁となっている
今年のブリの生息数が多いことや寒波で日本海の水温が下がり、暖かい沿岸寄りをブリが通ったことが考えられている
ブランド魚として有名な富山の氷見ブリも、氷見漁港で4日に行われた初競りでは
去年の約20倍となる約3000本が水揚げされた。石川・七尾市の下佐々波漁港でも
連日4000本を超えて水揚げされており、市場関係者によると、漁獲量は例年の4倍から5倍だという
ブリ3014本、氷見市の氷見魚市場で4日、初市が行われ、氷見、七尾沖から今季最多の寒ブリ3014本が運ばれた
寒ブリは氷見沖の灘浦定置漁業組合が308本、女良漁業生産組合が175本、県境の寒鰤(ぶり)大敷網が160本を水揚げしたほか
七尾沖の佐々波鰤網の定置網に945本が入った。このほかの氷見、七尾沖の定置網からも5~10キロ前後の寒ブリが続々と運ばれた
灘浦定置漁業組合の元英一組合長は「昨年末からの時化(しけ)で、新しい寒ブリの群れが富山湾の定置網に入ったようだ」と話した
ブリ豊漁、止まらない 七尾市の卸売市場 1月もう200トン 昨年の333倍
連日多くのブリが水揚げされ、活気づく市場
今年に入り、七尾でブリの記録的豊漁が続いている。七尾市公設地方卸売市場には12日
約4200本(37・8トン)が入荷され、同日までの取扱量は200トンと、昨年1月全体の333倍に
今年のブリは資源量が多い「団塊世代」との見方もある中、卸値は例年の半値程度に当たる1キロ当たり約550~1200円に下落し
最も脂が乗ったこの時期、消費者にとっては例年にない買い得となっている
「この仕事に40年携わっているが、毎日毎日、こんな量のブリを見たのは初めて」
12日早朝も同市場には市内の定置網から16・8キロの大物を含むブリが次々と届き
同市場の荷受会社「七尾魚市場」の東度久志営業統括部長は目を丸くした
七尾市場の1月の定置網ブリ取引量は4日の臨時開市以来、12日で200トンと、すでに記録的となっている
能登町の宇出津港には1月4~11日で41トンのブリが水揚げされた。昨年1月全体の約14倍で
例年の1月全体の水揚げ量平均である40トンも上回った
氷見市の氷見魚市場でも11日までの取扱量は、前年同月の17倍にあたる267・8トンに上っている
石川県水産総合センターによると、豊漁をもたらしているのは2007年度生まれの3歳魚
昨年度は青森、秋田、新潟各県や北海道の日本海側でブリになる1年前のガンドが多く揚がったことから
同センターは「今年のブリはそもそも資源量が例年より多い」(海洋資源部)とみられる
加えて、秋田県沖の海中に冷たい海水の塊が押し寄せたことで
ブリの群れが陸地に近いコースをとって南下していることも定置網の豊漁に影響しているとみられる
“寒ブリ”記録的な大豊漁 京都府内12月、過去最高320トン
丹後の冬の味覚・寒ブリの昨年12月の京都府内の漁獲量が、平年の約20倍の320トンに上ったことが18日までに
府海洋センター(宮津市)の調査で分かった。厳寒による低水温のため、ブリの群れが水温の高い海域を求めて日本海を南下してきたことが
主な要因といい、記録が残る過去35年間でも例のない豊漁になった
府内の寒ブリ漁は、12月から1月にかけて沿岸付近の定置網漁を中心に行う。
12月期の漁獲量は平年が16トンで、これまでの最高は1975年の284トンだった
今シーズンは伊根町の新井崎漁港と舞鶴市の田井漁港でともに約120トンを記録
8〜12キロの大物が多く、20キロの「超大物」もそれぞれの港で水揚げされた
豊漁の理由について、海洋センターは▽水温が例年より低く、高温を求めて津軽海峡付近から丹後半島沖まで群れが南下した
▽強い冬型の気圧配置の影響で海が荒れ、群れが沿岸付近まで移動した▽荒天が数日置きだったため休漁が少なかった−などを挙げる