わたしの日々

小さな出来事あれこれ

寒い朝…

2017年10月16日 | できごと

〇昨夜あたりから寒くて…マットのアンかを取り出して寝ました。朝、電気の暖房を少しいれました。暑くて寒くて…季節の変わり目だけどきつすぎます。

〇神戸新聞文芸欄の詩 私のお気に入りをアップさせて頂きました。
「青春のグループ」     横山正博氏 作

半世紀前の
入学式の日に
気の合う仲間は
桜の下に集まって
グループになった
松ぼっくりのように
いびつな人柄どうしは
堅くまとまって
いさかいはあっても
心の突起は歯車のように
お互いを回した

半世紀後
主な仕事を退いて
気の合う仲間は
飲み屋に集まって
再びグループになった
川原の石のように
丸くなった人柄どうしは
接点のない
さざれ石のように
いさかいがあると
歯車のように回らず
回転は止まっても
巌となれず

ほんとうは
人生に流されて
要領がよくなっただけで
苔もむさぬ石ころは
いびつさを増して
ヤマアラシのように
周りを威嚇している

・時里先生評は 巧みな比喩を次々と繰り出して読み応えがある と。私もお気に入りです。

・崩れ落つ歩み踏み締めきた丘の秋の香りに白き浮雲       柳茂 作

・背を丸め大きな指で一字ずつ打ったメールを病む弟に      宮元純子 作

・幾度も怪しき橋を渡りきてひとりたたずむ吊り橋の前      高橋久美枝 作

私の思いと重なる好きな短歌でした。

〇エッセーの部で「姉への謝罪の旅」内橋謙 作
とても良かった。面白く切なく正直で真面目な作者の顔がうかびました。

〇一日家で作品つくりをしていた。昨日お送りした作品に、誉め言葉が…嬉しい日。

 

コメント
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