湯川学の波がある人生 ~双極性障害だっていいじゃん~

双極性障害とともに生きる日常を書いています。「躁鬱病患者の電気けいれん療法」からブログのタイトルを変えました。

こんな時だから、生きる意味について書いてみる

2011-03-18 20:39:08 | 精神疾患
震災で亡くなられた方も、たくさん居られます。亡くなった方に心からご冥福をお祈りします。そして、被災地や原子力発電所などで、がんばっている方を応援しています。

これは本心です。それでも、・・・

震災のニュースに対して、「生きているだけで有難い」または「生きるためにがんばっている」ということをテレビで聞いたり、ネットの書き込みで見たりします。
また、地震や津波といった自然に対する人間の無力さを感じているかもしれません。
人間が作った原子力発電所で大惨事にならないよう苦労している状況もあります。

正直、これらのことで、俺も、心を揺さぶられました。
このような事がきっかけであるだけでなく、ただ漠然とかもしれません。
うつ状態などにある人は、こんなときだから、生きる意味について考えてみたくなるのだと思います。

俺も、酷いうつ状態のときに、生きる意味、自分の存在意義について、よく考えていました。というか、考え込んでいました。

そんなときに出会った言葉は
『生きる意味は必要ない。必要なのは生きる意思だ。』
というものです。

俺の場合は、この言葉を聞いて、とりあえず、生きる意味を考えるのをやめようと思いました。
そして、幸運な事に、「死なない理由」は持ってました。

いまから振り返ると、うつ状態のときには考えても、「生きる意味」に対する答えは、なかなか見出せないと感じます。
そして、調子が改善して生活する中で、何気ないこと、平凡と思っていたことが生きる意味なのかもって思うようになってます。まだ、完全に納得する答えは分かりません。でも少し、答えに近づいた気がします。


だから、うつ状態のときに「生きる意味」が見いだせなくても、「生きる意思」をもって欲しいと思います。
そんな前向きな理由でなくても、例えば、死ぬのが面倒だという「死なない理由」でも良いです。


「生きる意味」を考えている方へ
 期待した内容でなかったかもしれません。申し訳ないです m(_._)m
 うつ状態のときは、考えるのをやめるのが、調子を改善する方策の一つかもしれません。
 躁状態でも、極端になる可能性があるので、考えるのをやめるのが良いと思います。
 「生きる意味」は哲学的にも難しく、これまで多くの人が考えている課題だと認識しています。

 俺の考えでは、「生きる意味」や「自分の存在意義」は自分が主体であると思います。
 他人と比較するものではないと。
 だから、生きていれば、自分が「生きる意味」って、これかもしれないと、そこそこ納得できるものに出会えるような気がしています。


言いたかったことは、
 「生きる意味」の答えが直ぐに見つからなくても、焦らず、無理せず、生きることをあきらめないで、生きましょう!
ということです。


※センシティブな内容なので、表現や誤字には注意したつもりですが、不快な表現など指摘事項がありましたら、コメントにお書きください。

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