岩手・宮城両県の県境に位置する地方機関が集まり,毎年,岩手・宮城県際連絡会議を開催しています。
岩手県側は県南広域振興局と沿岸広域振興局,宮城県側は栗原地域事務所と登米地域事務所,そして気仙沼地方振興事務所が参加し,観光振興や産業振興を,円滑に推進するための意見交換等を行っています。
今回は,気仙沼市本吉町大谷地区で震災からの復活を遂げた「はまなす海洋館」を会場に実施しました。
岩手県からは県南広域振興局の副局長・沿岸広域振興局大船渡地域センター所長,宮城県側からも各事務所の所長が出席し,活発な意見交換が行われました。
昼食は,はなます海洋館一番人気のランチ980円。とても美味しくボリュームもあります。
これにデザートとコーヒーが付きます。
昼食後は,10月9日にオープンした「はまなす海洋館の宿泊棟」を視察しました。
さらに,場所を移動して,中華高橋水産の「ふかひれ工場」を視察しました。工場の名前は「ふかふか村」。
工場は,スペイン風の建物です。
工場では,気仙沼港に水揚げされたサメを用いた「ふかひれ」作りの工程を勉強させていただきました。ちなみに,気仙沼の風物詩「ふかひれの天日干し」はこれからシーズンを迎えます。
中華高橋水産では,サメの有効活用にも取り組んでいます。
ふかひれだけではなく,サメ肉を活用した「シャークナゲット」も製造しています。気仙沼の学校給食でも出されています。魚肉ソーセージのようで美味しいです。
来年は,沿岸広域振興局が事務局となって開催される予定です。
(M.S)