実にリアリティに富んだフィクションだった。
ユナイテッド93は5年前の2001年9月11日の同時多発テロの最後の犠牲となった飛行機で、唯一攻撃目標を外れ不時着した飛行機である。
この映画”ユナイテッド93”はその飛行機の乗客の家族・管制官や軍事関係者に対する大量のインタビューによる裏づけに基づく映画。
実際に飛行機の中で起こりえた事は全くの未知な題材を、一つ一つの証言をもとにつなぎ合わせたドラマである。
---
あの恐怖の瞬間私は、会社で仕事中だった。
一機目の飛行機がワールドトレードセンターの北棟に衝突のニュースはインターネットで知った。
噴煙が上がる模様を目のあたりにしたのは二機目の飛行機が南棟に衝突した後だった。
何が起きているのか?
全く理解できず、自分の身は安全なのかさえ不安になった。
そして、昨日この映画を見て、
あの衝撃がまた走った。
自分があたかもその飛行機に乗り合わせた当事者のように、今から起きる大事件を体感している。
手の届かぬスクリーンの中の首謀者を引きとめようと必死に念じている自分がいる。
なんとも、もどかしく、なんともやりきれない時間が続く。
管制室で次々と発覚するハイジャック疑惑の飛行機。
その結末を早く伝え、何とか食い止めてもらいたいという思いを募らせながら恐怖の瞬間が起きるのを待っているのである。
とても辛い。
しかし、首謀者の側の不安の表情。
目標に対する信念を持った演技に対しては、完全に憎むべき相手というよりは、この事件の犠牲者の一人に過ぎないという思いも込み上げてくる。
不思議な事だ。
アメリカのコレまで推し進めてきた世界戦略的行動に対し、私自身嫌気が差している事。
マイケル・ムーア監督の「華氏911」著書「アホでマヌケなアメリカ白人」などの影響もあり、アメリカの裏を知ってしまった事。
(↑全てが事実とは思わないが、アメリカとイスラム裏社会との接点があった事は事実だと思う)
そして、最近のイスラム情勢において、イスラエルの非道徳的行動に対し非難声明をあげない態度。
イランに対する一方的な圧力。
など、アメリカの国際社会に対するあり方に不信を抱くあまり、
このテロ行為を自然と受け入れてしまっている気がしてしまうのです。
実に恐ろしい事だが、映画を見ながら
ホワイトハウスに命中してしまえ!
という気持ちが全くなかったとは言い切れないのです。
うまく表現できないですが、間違った世界観で物事を処罰する独裁政権が出来上がっているとしたらはたして民衆はどうすべきか?
コレは歴史が物語っているように反乱がおきます。
イスラムという世界を目の敵にして、石油の利権を横取りしようとする国家が現れたら、そこの住民はどうするのでしょうか?
戦うしかないのです・・・
ズル賢い泥棒国家は、同盟国を味方につけ合法的に石油の利権を手にしようとする。
黙っているとこのまま取られてしまう。
裏工作を巧みに相手の出方を利用して、危険な国・集団扱いして乗っ取っていく・・・
もし、自分がその立場だったら。
自分の祖国が、うわべだけ合法の国家に横取りされようとしていたら・・・
私はどう行動して考えていたのでしょう?
---
幸いにしてユナイテッド93便は乗員の手により目標物の破壊には至らず墜落します。
数多くの犠牲によって守られたホワイトハウスにこれから"も"正しい世界の舵取りをお願いするしかないのでしょうか?
---
道を大きくそれましたが、
この映画の飛行機内での乗客の行動は全て仮想(フィクション)です。
しかしながら、家族と取り合った連絡や乗員名簿などから乗客たちの起こした行動が再現されており、まさしくそのような事が起きたのでは?
と、納得のいく展開です。
これら犠牲者の魂が報われるよう地球の平和を願い、平和の糸口をつかむ事が重要です。
先に述べたようにこの首謀者たちも歴史の犠牲者なのです。
憎しみからは何も産まれません。
イスラム社会を敵対することなく、共存若しくは、全く介入することなく世界に平和が訪れる事を願います。
そういった、世界平和を切に願いたくなる映画です。
とても、感慨深くこれからの社会にとって重要な映画でした。
---
■ユナイテッド93のオフィシャルHPはこちらから
※決して面白かったり、感動したりする映画でなく、重く心に訴える感慨深い作品です。
そうそう新宿では上映が武蔵野館のみなので1時間前に整理券と交換しても、かなり後の番号でした。
立ち見客も出るくらいの人気の作品です。
お出かけの際はお早めに~!
ユナイテッド93は5年前の2001年9月11日の同時多発テロの最後の犠牲となった飛行機で、唯一攻撃目標を外れ不時着した飛行機である。
この映画”ユナイテッド93”はその飛行機の乗客の家族・管制官や軍事関係者に対する大量のインタビューによる裏づけに基づく映画。
実際に飛行機の中で起こりえた事は全くの未知な題材を、一つ一つの証言をもとにつなぎ合わせたドラマである。
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あの恐怖の瞬間私は、会社で仕事中だった。
一機目の飛行機がワールドトレードセンターの北棟に衝突のニュースはインターネットで知った。
噴煙が上がる模様を目のあたりにしたのは二機目の飛行機が南棟に衝突した後だった。
何が起きているのか?
全く理解できず、自分の身は安全なのかさえ不安になった。
そして、昨日この映画を見て、
あの衝撃がまた走った。
自分があたかもその飛行機に乗り合わせた当事者のように、今から起きる大事件を体感している。
手の届かぬスクリーンの中の首謀者を引きとめようと必死に念じている自分がいる。
なんとも、もどかしく、なんともやりきれない時間が続く。
管制室で次々と発覚するハイジャック疑惑の飛行機。
その結末を早く伝え、何とか食い止めてもらいたいという思いを募らせながら恐怖の瞬間が起きるのを待っているのである。
とても辛い。
しかし、首謀者の側の不安の表情。
目標に対する信念を持った演技に対しては、完全に憎むべき相手というよりは、この事件の犠牲者の一人に過ぎないという思いも込み上げてくる。
不思議な事だ。
アメリカのコレまで推し進めてきた世界戦略的行動に対し、私自身嫌気が差している事。
マイケル・ムーア監督の「華氏911」著書「アホでマヌケなアメリカ白人」などの影響もあり、アメリカの裏を知ってしまった事。
(↑全てが事実とは思わないが、アメリカとイスラム裏社会との接点があった事は事実だと思う)
そして、最近のイスラム情勢において、イスラエルの非道徳的行動に対し非難声明をあげない態度。
イランに対する一方的な圧力。
など、アメリカの国際社会に対するあり方に不信を抱くあまり、
このテロ行為を自然と受け入れてしまっている気がしてしまうのです。
実に恐ろしい事だが、映画を見ながら
ホワイトハウスに命中してしまえ!
という気持ちが全くなかったとは言い切れないのです。
うまく表現できないですが、間違った世界観で物事を処罰する独裁政権が出来上がっているとしたらはたして民衆はどうすべきか?
コレは歴史が物語っているように反乱がおきます。
イスラムという世界を目の敵にして、石油の利権を横取りしようとする国家が現れたら、そこの住民はどうするのでしょうか?
戦うしかないのです・・・
ズル賢い泥棒国家は、同盟国を味方につけ合法的に石油の利権を手にしようとする。
黙っているとこのまま取られてしまう。
裏工作を巧みに相手の出方を利用して、危険な国・集団扱いして乗っ取っていく・・・
もし、自分がその立場だったら。
自分の祖国が、うわべだけ合法の国家に横取りされようとしていたら・・・
私はどう行動して考えていたのでしょう?
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幸いにしてユナイテッド93便は乗員の手により目標物の破壊には至らず墜落します。
数多くの犠牲によって守られたホワイトハウスにこれから"も"正しい世界の舵取りをお願いするしかないのでしょうか?
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道を大きくそれましたが、
この映画の飛行機内での乗客の行動は全て仮想(フィクション)です。
しかしながら、家族と取り合った連絡や乗員名簿などから乗客たちの起こした行動が再現されており、まさしくそのような事が起きたのでは?
と、納得のいく展開です。
これら犠牲者の魂が報われるよう地球の平和を願い、平和の糸口をつかむ事が重要です。
先に述べたようにこの首謀者たちも歴史の犠牲者なのです。
憎しみからは何も産まれません。
イスラム社会を敵対することなく、共存若しくは、全く介入することなく世界に平和が訪れる事を願います。
そういった、世界平和を切に願いたくなる映画です。
とても、感慨深くこれからの社会にとって重要な映画でした。
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■ユナイテッド93のオフィシャルHPはこちらから
※決して面白かったり、感動したりする映画でなく、重く心に訴える感慨深い作品です。
そうそう新宿では上映が武蔵野館のみなので1時間前に整理券と交換しても、かなり後の番号でした。
立ち見客も出るくらいの人気の作品です。
お出かけの際はお早めに~!
ありがとうございます!
ほんとに考えさせられますよね。
イラン情勢・北朝鮮情勢も緊迫する中、もっと真剣に考えなければいけませんね。
こちらの記事にも、コメントとトラックバックを失礼致します。
現実的に描いたこの作品は、心に強く迫る仕上りであり、9.11事件を起こすに至った歴史や背景をもっと考えるきっかけとなる、今最も観るべき重要な一本であると思います。
また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
こんにちは。
興味深い記事ですね。
映画の内容がすべてでないことは良く解りました。
9月11日にはまた各社が報道合戦始めると思うので、真実を見極めたいと思っています。
紹介ありがとうございました。
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1476426
細かくご案内していただきどうもありがとうございます。
ほんとこの事件に関してはイロイロな説がさけばれているので事実関係が良くわからなくなってしまいますよね。
米国のイロイロな裏が垣間見れるわけですが、911事件で多くの犠牲者が出てしまったという事はゆるぎない事実として語るべき事だと思います。
それと、イラクにおいてたくさんの死者が出た事。
この事実も同等に扱わねばならないと思うのです。
紹介していただいた映画については時間あるときに見てみることにします。
コメントありがとうございました。
アメリカ政府の「93便は墜落した」という公式見解を基にしてますが、
この事件は日本の新聞・テレビが伝えない事実が沢山あるようですね。
(最新の米・世論調査では約4割の人が政府の9/11への関与を疑っています…。)
「2001年9月11日にはテロは起きなかった・・・」とする、
22歳のディラン・エイブリー監督が百万円以下で自主制作した、
9.11 ドキュメンタリー「Loose Change=ルース・チェインジ」が
全世界で波紋を広げていますが、既に二千万人以上がネットで観て話題です。
いまアメリカ国内では「9.11真相解明運動」が高まっていて、
5年目に合わせ、NYで真実運動派の4日間のイベントも開催されます。
又、先日のCNNニュースでも、この映画の最後のテロップ部分の空軍の
93便・重要記録でも、新たな「ウソ」が明るみになって来ています…。
英語版なら色んな場所から、2弾=完全版を「無料」でダウンロードできます。
グーグル版は「911 cover up」410MBと著作権対策の「Recut」827MBあり。
英語字幕のデータは別にあります。字幕表示方法など詳しくは検索で。
観ると目から鱗が落ちるかもしれません。真実に関心があればお薦めします。
http://www.loosechange911.com/download/trailer.wmv
http://www.wa3w.com/911/index.html
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1461254
どうもありがとうございます。
そうですね。最近物騒な事件が続き危うく第二の911事件が起こりかねない状況の中で、この映画の公開はとても意味があったと思います。
いますぐ何せねばならないのか?は解りませんが、この気持ちを皆が持つことこそが重要だと思います。
rikocchinさんと同じくイロイロな人に見てもらいたい映画ですね。
911の事件も5年経って、人々の記憶の中から色あせて行かないように、そして犠牲になって亡くなった方々の事を忘れない為にも、多くの人にこの映画を観て欲しいと思いますね。
そして、戦争やテロを少しでも無くすようにみんなが考えるべきだと思いました~