
特別展『大勾玉展』 大田区立郷土博物館 ※10月16日(日)まで
若い頃から装飾品を身に着けることが苦手だった。
どういうわけか、アクセサリーにほとんど興味がない。
茶道を嗜むようになって、「装飾品はNG」のお約束というかマナーということもあり、さらに身に着けることがなくなった。
が、例外が一つ。
それが勾玉だ。
随分前に地方の某博物館のショップで300円で買った勾玉ペンダントと
某神社で買った小さな勾玉(お守り袋と別々に売っていて、それぞれ買って袋に入れて完成という趣向)も
孔に皮紐を通してネックレスとして身に着けることがたまーにある。
なんとなく、だけど勾玉は好きみたい。
なので、今回の展覧会もたまたま新聞記事を読んで、行ってみた。
大きいの、小さいの、形も、素材も、そして出土した地域も異なる様々な勾玉が1,500点!
時代の変遷とともに並ぶ。
オタマジャクシのような形だけじゃなかったのねぇとそこにビックリ。
素材も翡翠(ひすい)だけじゃなく、滑石やら瑪瑙(めのう)、推奨、碧玉(へきぎょく)のみならず土製まで!
牙性まであった。(マンモスとか象の牙ではなく、犬の牙らしい)
勾玉って、奥深い。
もちろん、大陸から伝わったものらしいけど、大陸の勾玉って見たことないから、なんか日本的なものみたいに感じていた。
(たぶん、日本国内で独自の進化を遂げたのかな~って気はずる)
難しいことは考えず、ただただ「ほ~」「へぇ~」と感心しながら鑑賞した。
会場は入場制限がかかっていて、入場まで約20分ほどかかるほどの盛況ぶり。
勾玉に興味持っている人って、意外と多いのねぇ。
入場料200円、勾玉カードつきはお得だなぁと思いながら堪能した。
大田区立郷土博物館を訪れたのは初めて。
意外に行きやすく(?) それでも蒲田から徒歩でてくてく江戸時代からあるらしい由緒ある坂道を登って行った。
帰りに蒲田の銭湯に寄って帰った。(←タオルは持参した)