畠山記念館(東京・最寄り駅は高輪台)。
※12/9まで。
今年は千宗旦さんの三百五十回忌にあたる。
来週、たしか11/20が宗旦忌だったかと~。
ゆえに今秋、京都では宗旦さんゆかりの茶道具を集めた展覧会がいくつか開催されているが、東京において銘うってかけているのは、ここだけ。
前期を観賞した印象では利休さんゆかりの道具が目立っていた。
なんといっても、長次郎作の楽茶碗、銘『早船』が圧巻。
細身の茶杓や消息も。
利休と宗旦の間で今ひとつ影が薄い(?)道安(紹安)と少庵の道具も展示されていて、小規模ながら、なかなか濃密な内容だと感じた。
実は、この展覧会を観たのは10月始めのこと。
前期の展示で、「後期も観たい」と強く思った。
故に、後期観賞の後で、改めて感想を書きたいと思う。
余談だが、畠山記念館の展示はとても丁寧なので、とても勉強になる。
とくに裂地。
仕服はもちろん、表装の内回しの裂地まできちんと明記している。
おかげで、裂地に興味を持つようになり、本を買って折りにふれては引いている。
先日の『大徳川展』、大名物の肩衝茶入の銘『初花』と銘『新田』、いずれも見事だった。
それぞれが仕服を4つずつ従えていて、いずれも名物裂のようだったが、展示プレートにも、目録にも裂の種類の解説はなく、調べてもかろうじて1つしかわからず、残念だった。
※12/9まで。
今年は千宗旦さんの三百五十回忌にあたる。
来週、たしか11/20が宗旦忌だったかと~。
ゆえに今秋、京都では宗旦さんゆかりの茶道具を集めた展覧会がいくつか開催されているが、東京において銘うってかけているのは、ここだけ。
前期を観賞した印象では利休さんゆかりの道具が目立っていた。
なんといっても、長次郎作の楽茶碗、銘『早船』が圧巻。
細身の茶杓や消息も。
利休と宗旦の間で今ひとつ影が薄い(?)道安(紹安)と少庵の道具も展示されていて、小規模ながら、なかなか濃密な内容だと感じた。
実は、この展覧会を観たのは10月始めのこと。
前期の展示で、「後期も観たい」と強く思った。
故に、後期観賞の後で、改めて感想を書きたいと思う。
余談だが、畠山記念館の展示はとても丁寧なので、とても勉強になる。
とくに裂地。
仕服はもちろん、表装の内回しの裂地まできちんと明記している。
おかげで、裂地に興味を持つようになり、本を買って折りにふれては引いている。
先日の『大徳川展』、大名物の肩衝茶入の銘『初花』と銘『新田』、いずれも見事だった。
それぞれが仕服を4つずつ従えていて、いずれも名物裂のようだったが、展示プレートにも、目録にも裂の種類の解説はなく、調べてもかろうじて1つしかわからず、残念だった。
はじめまして。
ご指摘、ありがとうございます。
「少庵」と書くつもりで、うっかり誤植しました。
どちらも「ショウアン」だから。
来年、淡交社から裏千家歴代の本も出るので、もう一度勉強し直しマス。
紹安と道安は同一人物のはずですが
有難うございます。
助かります。
こちらへのお運び、ありがとうございます。
なるほど、そんな古いコアなところに載っていましたかぁ。
助かります。
初花 付属品 袋 珠光緞子片身替り〈唐草龍文〉・白極緞子〈細丸龍鳥襷〉 となっておりす