昨春に直前に諦めた山形旅行のリベンジ、酒田に辿り着いて
少し観光してからお宿へ行った。
最上屋旅館さん。(じゃらんで予約したので、サイトをリンク)
築100年という建物でもともとは商人宿だったのかなぁという独特の雰囲気がすばらしい。
玄関もレトロ~。
間口は狭いのにかなり奥行きがありそう。
ちょっと奮発してタイムスリッププラン(二食付き)を予約した。
木造建ての3階部分のお部屋へ案内される。
階段が急!
上から見ても急階段!
廊下沿いに2間のお部屋。
窓がいい感じ。
冷房はないけど、扇風機あるし、網戸で窓開けるといい感じに風入ってくるし。
そして、テーブルの上には雑誌が。
この中の『ノジュール』を定期購読していて、ちょうど「ひとり旅特集」の号の特集とは別の「粋な宿」を紹介する頁に最上屋旅館さんが紹介されていたのだった。
この号は一昨年の暮れ、平戸を訪れるにあたって参考にするために随分開いたので、
そのついでに最上屋さんの頁もチラ見していた。
(で、そのタイミングで「おしん」再放送を視ていたことから、「春になったら酒田へ」と思ったのだった)
欄間もよいなぁ。
3階だから隣家の屋根も見える~
まぁ、こういう旅館に一人で泊まるのは初めてだし、
広すぎる? 静かすぎる? と思うこともあったけど、
TVがあって、BS放送もしっかり映ったので、結局自宅でゴロゴロするの同じく
ぼーっとテレビを視ていた。
午後4時前に汗だくで到着。
お風呂は「もうちょっと」ということだったので、とりあえず荷物を置いて
水分を買いに近くまで出て戻ったら、「お風呂涌いてますよ」。
家庭よりちょっと広めの湯船にのんびり浸かった。
(お風呂は1つで1組ずつ利用するのだけど、この日は私以外は男性2人組のみで
まだ到着していないということなので)
で、夜6時にお待ちかねの夕食。
これくらいの分量がちょうどいい。
美味しかった。とくに御飯が超おいしかった。
(ちなみに、My杓文字があるのは新型コロナ対策とか)
枝豆かぁと思ったら、地元のだだちゃ豆で郷土の味も楽しめた。
夜は寝るのが怖いような気もしたけど、TV視聴も続かず、わりと早く就寝。
(夜中のトイレ、階段でこけそうになりこわかった)
でも、概ねよく眠れた。
そして、朝食。
美味しかった。
御飯はもちろんおかわり。
食後の珈琲つき。
食堂では夜も朝も他の宿泊客と被らず。
朝食付きと二食付きの差額は1,200円。
それであのレベルの夕食がいただけるので、断然!一泊二食がオトク。
コロナ禍でなければ、予約するのもちょっと難しいし、他の宿泊客との兼ね合いとが難しいところだったろうけど、
皮肉なことにコロナ禍ゆえに、本当にくつろげる時間と空間をいただけた。
有り難い。
また泊まりに行きたいなぁと思った。