Akatsuki庵

日々と向き合って

薄茶でもOKの荘モノ(点前)

2012年10月05日 00時00分11秒 | 稽古の備忘録
パソコンの大掃除(?)に着手した効果は~いきなりフリーズ
当面はスマホとフォローしながら、精神的ストレスを和らげるしかないか

台風きたり、仕事が忙しかったり、パソコン不調ですっかり書きそびれていた稽古の話。

先週の土曜日、つまり9月29日は風炉の総仕上げ。
10月に入ると茶道は中置の季節になるからネ。

というわけで、小習十六箇条から荘物の点前に絞ってやった。

あっと、その前に後炭手前を見学。
(風炉中拝見~~~。。。。)

続いて、茶入荘を見学。
古帛紗を出すタイミングを逃すと元も子もないので、見てる方がドキドキしちゃう。

そして、私の番。

姉弟子さんのご指示で、茶杓荘を薄茶点前でやることになった。

薄茶で出来る荘物って、3つあるって、、、講習会で聞いたことがあるけど。。。たしか~
亡き先生は頑なに「茶筅荘だけ」と仰っていた。
茶入荘、茶碗荘、茶杓荘は濃茶じゃないといけないのよ~って。。。

姉弟子さんが昭和35年に出版された教本を参照したところ、
「大寄せの茶会に限り、薄茶点前で茶杓荘が出来ると書いてある」と仰って。

で言われた通りにやってみた。

棗を清めて、茶杓を清めたあと、茶筅は棗と置き合せずに、
柄杓を構えて釜の蓋をとって、湯を汲んで茶碗に入れて、
そこで水指の上から茶筅を取って、茶碗にコッツン。

茶筅荘の場合は茶杓を清めた後、茶筅を棗と置き合わせてから柄杓~

この違いは何なのだろう?

と皆で考える。

「茶筅を置き合わせない分、お客の側からだと茶杓がよく見える

果たして、それが正解がどうかはわからないけど

ちなみに、茶筅荘は最初に習った先生によく稽古をつけてもらった。
もちろん、薄茶で

たしか、濃茶の点前の稽古に入る前に稽古していたっけなぁ。

また後日書くかもしれないけれど、
知り合いが今月から「初心者のための茶道教室」に通うことになって、
半年間のカリキュラムをもっていたからコピーして進呈しようと取り出したら、

一緒に「茶茶くらぶ」のカリキュラムも保管してあって
ついでに参照したら、やはり茶筅荘を薄茶で稽古するようになっていた。

点前をしていて思い出したんだけど、
最初に茶筅荘を習ったとき、たしか水指から茶筅を下ろして茶碗にコッツンしたような???
(20年ぶりくらいに稽古したんだけど、かすか~な動作の記憶が蘇った、というか

その辺りを復習しようにも、昭和51年出版された教本には何も書いておらず~
ましてや、薄茶の手順なんて記載すらナシ
(平成の教本はどう書いているのかなぁ。気になるところ)

まぁ、そんなこんなで試行錯誤をしながら点前をした。

薄茶の点前って、やっぱり楽しいよねぇ。
淡淡が細かく点つと「やったぁ」って思えるし。

最後に相弟子さんが茶碗荘。
(「濃茶やらなくて消化不良にならないですかぁ?」って聞かれたけど、
 「だいじょーぶ~」って、(濃茶は)遠慮した)

後は茶筅荘だけど、これももうパス。

かなーり前に稽古したよねぇ。
水指を晒しに包んで拝見したよねぇ。
茶壺みたいにコロコロしたよねぇ。

あれって、どこにも文字で書いてないけれど、
亡き先生はどこかでそういう拝見の仕方を習っただろうねぇ。

とか、やっぱり亡き先生の思い出話をしていた。

先生の遺してくださった教本を見ながら、教えようとなさったお心を推察する。
それもだんだん慣れてきた。

そして、今週末は中置。

今月はとりあえず振替せずに3回出席できそうで、それはホッとする。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村
blogram投票ボタン
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新聞広告、『弁当』の種類? | トップ | また土曜日が巡ってきた »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
荘りものの薄茶 (ゆん)
2012-10-05 18:17:17
ものすごーくお久しぶりです。

薄茶で荘りものをする場合、茶筅は使い取り、と習いました。

なのでご記憶が正しいと思いますよ

あと、茶碗荘を薄茶でする場合、別な手があるんですけど、茶碗荘を薄茶でするのはアリエナイらしく、じゃあなんでわざわざ別の手があるんだか?と不思議に思いました

不思議に思うのも勉強のうちと諦めるしかないんでしょうかね
返信する

コメントを投稿

稽古の備忘録」カテゴリの最新記事