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Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

悲しい知らせ

2011年11月29日 00時00分21秒 | 稽古の備忘録
28日夜、帰宅して夕食を摂った後、のんびりしていたら、電話が鳴った。

姉弟子さんからだった。
先生が本未明に亡くなったと。

blogには書けなかったけど、覚悟はしていた。

退院が延期された時点で、土曜日の姉弟子さんは言葉を濁されたけれど、
オトナが多い月曜日の振替稽古で聞き出したから。

でも、でも、でも。

もう少し、もう少し、長生きしていただきたかった。

もう一度、お稽古をつけていただきたかった。

すみません。
もうこれ以上、書けません。
まずは先生の御冥福を祈ることにします。

blogも休載させていただこうかと思ったんだけど、
やっぱり書くことにします。

ただ、コメント欄は外させていただきます。
今、対応できそうにないので。
あしからずご了承ください。

コメント下さっていた、ももさん、ボビーシードさん、
申し訳ありませんが、コメント返しできません。
ごめんなさい。
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花月の稽古

2011年11月13日 08時18分55秒 | 稽古の備忘録
週後半の寒さがまた一転。
寒暖の幅の大きさに体力を奪われる?

昨日の社中稽古、他に用事がなかったので、和服を着る。
と言っても、母親のお古のウール着物。
袖が短いし、着心地も正絹の着物とは全く違う
本当の意味での“稽古”はビミョーかな
ある意味では“なんちゃって”着物の稽古着の方が感覚には正絹に近い。

稽古は花月。
且座之式、壺荘付花月、最後に平花月。
ワタシはほぼ見学
且座は「二」(花を生ける)、壺荘は見学、平は「しまい花」。

花月については、稽古として今後、新たな展開がある予定。
そのことについては、またいつか書く予定。
↑ワタシ自身、頭を整理しなくっちゃなので。

茶壺の紐については自宅で自習。
代用品だけどね
稽古の前と後に結んでみた。
紐は正規の長さ。素材は木綿だけど、太さはほぼ同じ。
稽古用の茶壺、実はそんなに値が張るわけではないと聞いたけど、
まぁ今はこれでいいや

夜は眠くて、パソコン立ち上げる気になれず、
ケータイから更新しようとしたら爆睡しちゃった

で、研究会に向かう途上からの更新になっちゃった。
研究会もサボりたかったんだけどねぇ
中野、遠いなぁ。
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炉の手前、点前

2011年11月11日 00時00分04秒 | 稽古の備忘録
引き続き、お稽古の話。

師匠は入院なれど、ご家族の御理解にて稽古場は使わせていただける。
有り難い。
そして、姉弟子さんの御協力のおかげで稽古もさせていただけている。
感謝

つい先日、コメントで「稽古は月に何回ですか」と質問された。

質問した方もワタシも、月3回。
おそらく、ほとんどの方が月3回なのではなかろうか。
以前、先生が「月2回では身につきにくい」とおっしゃってたっけ。

本来は毎週するべきなんだけど、融通がつきづらいから敢えて3回なんだと、
休みの一回はあくまで自習で自分で稽古するための時間なのよと、
そう教えて下さった。

その“自習”の例の一つが美術館で名物の茶道具鑑賞だとも教えていただいた。ぁ。

でも、いい茶道具を見れば、稽古はしたくなるもの
だから、ワタシは時間が確保できたら、3回以上伺う月もある。
逆に3回行けない時もあるけど

さて、今月は見通し外して危うく2回になりそうだったので、
中一日で2回続けて出席することにした。

予定では、一回めに初炭手前を稽古するなっていた。
が、交替
「じゃ、月曜日にさせていただこっと
で、濃茶平点前。

急だったし、久しぶりの炉だから、びみょ~
中蓋は自然とできたけど、二度めに釜蓋を開けた後、ふくさはどこに置く?
茶碗を勝手口に置く時はなん手だっけ?
と、ちょい情けない動き。

そして、仕切り直しの月曜日も出遅れて、炭手前できず
茶入荘と入子点をさせていただいたものの、
成り行きなだったせいか、納得のいく点前にならず
不測の事態に備えて、予め入れて置く点前は複数にしておくべきか
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開炉と炉灰

2011年11月10日 00時00分58秒 | 稽古の備忘録
昨日も書いたけれど
ウチの社中でのワタシが通っているクラス(?)は今年も炉開きのお祝いの会しない。
考えてみれば、ここ数年やってないなぁ

昔はみんなで着物を来て、懐石か松花堂弁当を食べて、華やかにやっていたんだヨ。
ワタシは1997年の11月から今の社中のお世話になっていて、
炉開きの日に合わせて仲間入りさせていただいた。
けっこー、というかメッチャ緊張した~
当時は着物が自力で着られず、美容院予約してさー
そもそも、それまではマンツーマンかつ電熱炭で習っていたので、
「炉開き」そのものが初体験
おまけに、周りが美人さん揃いで「ワタシ、ここで馴染めるのかしら

楽しさよりも不安の方が大きかったナ
おかげさまで14年目に入り、メンバーも半分以上入れ替わった。

そんな環境なんだけど、
炉開きの話題にふれても、不思議と「うらやましい」という感情は皆無
「blogの話題的にはあった方が助かるけどね」と思うくらいのもん。

もともと、パーティー系のイベントは苦手で、できれば出席したくない性分だし
炉開きはみんなで善哉か亥の子餅を食べるだけで満足ナノダ

ただ、若手のお弟子さんには気の毒だなぁと思ってる。
だから、来年か再来年は一緒に開炉ができたらいいなとは願っている。

炉開きにこだわらない理由はもう一つ。

それは「炉灰を洗ってない」から。
炉を開くことを祝う“意味と理由”について、ここ2、3年考えるようになったから。

夏に灰の教室で湿し灰と炉灰を必死に洗う講習に出るようになって4年目。
今年もとってもしんどかった。
「こんなにしんどい思いをしたからこそ、
開炉を祝う気持ちになれるのねぇ」
と身を以て実感した。
だからね、教室の灰は洗ったけど、社中の灰はワタシは洗っていないから、
苦労もしていないのに、お祝いだけ参加するのは、本末転倒のような
さらに、今年は炉灰の手入れが出来なかったとのこと。
そりゃ、持ち主不在だから致し方ない

なので、備蓄分を使ったらしい。
ゆえに量が少なく、五徳も低い。

そして、当然ながら灰質がよくない

なまじ、別で実習してるから、それがわかっちゃう
毎年、11月になれば当然の顔をして、当然のように炉の点前をしてきた
だけど、それは先生がちゃんと管理し、差配して守ってきたから。
長年に渡って努力して下さったからの賜物

そのことが炉中を見てたら、ヒシヒシと感じるなぁ
そして、しみじみ思った。
「たとえ、状態がよくない炉灰であっても、
火おこしした種炭を置いて、炭をつげば、
湯は沸くのねぇ
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亥の子餅

2011年11月09日 00時00分25秒 | 稽古の備忘録
昨日(11/8)は立冬。
それに合わせるように少し冷え込んで、ホッとする。
11月に入ってからもなぜか20度を超える温かさに調子が狂う、というか。
ついでに、この一週間はワタシ自身も1日おきに出勤して曜日感覚がなくなってしまうし
(それで今週はフツーになるノダだから、本当にややこしい

そんな中、まだ上旬だというのに既に社中稽古は2回こなしてしまう。
(ほとんど、どさくさに紛れて?
そういえば、月曜日に稽古場から庭を眺めると、隅っこの柚子の実が黄色くなっていた。
(まさに炉を開くタイムリー

開炉ということで、たいていの社中は炉開きの茶事などをされていることだろう。
だけど、ウチらは自粛 先生が入院中だから。
他の曜日では、茶名をいただく方がいらっしゃって、その御祝いをかねて“自主的”にされるそうだけど、
ワタシが籍を置く曜日、振替に参加する曜日とも、とくに何もしなかった。

ただ、姉弟子さんがわざわざ「たねや」で亥の子餅だけ買ってきて下さった。
亥の月亥の日、しかも最初の亥の日にしか売らないという超レアな季節菓子(らしい)。
今年はそれが11月4日だったそうで、ちょうど土曜稽古の前日。

本来は土曜日に1個だけしか食べられないのに、2日後の月曜日にも振替で行ったら、も1個食べれた

今までは「太市」さんの亥の子餅しか食べたことがなかったので、パッと見て「え? これが?」と思った。
同じ銘の和菓子でも、いろいろあるんだなぁと思った。

そういえば、太市さん以外の亥の子餅って、食べたことがなかったような???
そもそも、11月前半にお茶会に行ったことがないような気もする

と、姉弟子さんにそう話すと、
「そりゃ、そうよ。11月前半なんて、どこの先生も社中も自分たちの炉開き優先でお茶会どころじゃないでしょ

あぁ、なるほど。
それぞれが炉開きで忙しくて、お茶会も11月後半になってします。
そうすると最初の亥の日は過ぎてしまうから、なかなか余所では亥の子餅にはありつけぬ~
なのかなぁ。
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風炉の季節も終わりだなぁ

2011年10月30日 00時00分10秒 | 稽古の備忘録
今週末は稽古はなく、姉弟子さん方が風炉と炉の道具の入れ替えをなさってくださっている。

この半年間は先生の入院もあって落ち着かないまま過ごしたけれど、
それでも姉弟子さん方の頑張りもあって、いい稽古ができたと感謝。

そういえば、先週の稽古のことを書きそびれていた。
今月は中置の点前をしてきたけれど、風炉の最終日ということで四ケ伝の稽古。

全員が揃うまでに初心者(というか再入門?)の方による濃茶平点前で一服いただき、
次に当番の方の炭手前。
「四ケ伝の日に普通の初炭では~」と盆香合。←小習だけどね
手前したのが男子で、到着してすぐだったから、慌てていたのだろう。
釜の蓋を閉める段になって、「腰に帛紗が」。
取りに戻ろうしたので、立ち上がる前に「オトコは素手で閉める」と言って、そのまま続行させた。
(盆香合は釜の清めがあるから、あとは帛紗なくても成立するんだよねー)

で、ワタシの番。
流れ的には「唐物」か「台天目」をやった方がよかったのだけど、あえて「盆点」をさせていただく。
だって、苦手意識が強いから
まぁ、予習したわけではなかったのだけど
しなかったわりには覚えていた、、、かな?

濃茶は京都で買ってきたお土産を使わせていただいた。(一保堂の「京極の昔」)
ちょっと、苦いらしい。

次に後輩ちゃんの台天目。
姉弟子さんも、ワタシも、上(台子、奥伝)のお点前と混同しちゃうトコがあって
ちゃんと見てないと抜けちゃうし。
ピンポイントだと「えっ、、、と」と混乱。
「あの~。控え室にノートあるんですけど、確認してきましょうか」と姉弟子さんの了解とって、
控え室でノート開くも、その部分に辿り着くまで時間かかったり
稽古の後で確認をふられても、「えっ、、、と」。
(帰宅後にノートで確認して、メールで回答しちゃった)

その後、相弟子さんによる唐物を拝見。
安心して点前が見られる やっぱ最初からこの社中で習っているからキレイなお点前。
見習って、ワタシもこういう風に点前ができるようになりたいなぁ。
姉弟子さんによると「少しずつ直ってきているから、もうしばらく意識して稽古しようね」。

そんな感じで、午後1時から始まった稽古が終わったのは午後4時を回ってた。
風炉一つだったからねぇ。

来月は炉が開くし、2箇所で効率よく稽古しましょ、とのこと。

炉に変わっても、がんばりたい。
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久しぶりに土曜稽古

2011年10月16日 00時00分22秒 | 稽古の備忘録
金曜夜から雨風が激しく、夜が明けても風が強い。
改めて、先週の好天に感謝。

久しぶりに土曜稽古に参加した。
姉弟子さんの代稽古になってからは午後1時~午後4時の設定。
なので、午前中はゆっくりできるのが少しウレシイ。
(暇な時は午前中に美術館に行けるし

朝は『カーネーション』を見る。
昭和初期の世界はやっぱり好きだなぁ。
ちょっと裕福な日本のお家が出てきて、そこのご主人が煙管で煙草を吸っていた。
あ、火入と煙草盆と灰吹きの竹だ
そっか、こういう風にごく日常生活の中で使われていたものなのネ。
間取りも岸和田だけど、坪庭というか中庭があった。
今でこそ「京町家」と呼ばれ京都ならではみたいな言われ方しているけど、日本全国にあったんだなぁ。
(空襲で燃えちゃったり、時代的な流れで取り壊されたちゃったんだろうねぇ

そんなことを考えながら、昼前に自宅を出て途中で昼食(魚角食堂の秋鮭茶漬け)摂って稽古場へ。
今回は代稽古の姉弟子さんがご都合悪く、土曜の先輩のアドバイスによる自習。

まず、中置の初炭を見学。
前回は五行棚による初炭を見学したので、その違いに注目。

次に中置での茶入荘を見学。
ただでさえ小習の荘物の稽古をやる機会は少ないのに、中置って、、、初めて。
それでも、まだ見ている分には冷静になれるからいい。
見るのと、実際にやってみるのは勝手が違う

順番でワタシは茶杓荘を稽古させていただいたのだけど、なんとなく落ち着かない。
蓋置を置く位置。柄杓を引くところ、座る場所。なんか、しっくり来ない。
柄杓を引く位置ばかり考えて、水指のすぐ前に蓋置を置いたら、釜の蓋がおけなかった

仕服を置くスペースも確保しないといけないから、難しいねぇ
あ、そうそう。
前回の五行棚で仕服の返し方で納得できなくて、「おさらいを~」と思いつつ忘れちゃってた
改めて、確認させてもらったら、やはり当初から理解している通りだった

代稽古をつけてくださる姉弟子さんもだけど、土曜日の先輩もテキストをさらっていらっしゃる。
中置だけで5冊分の本に目を通した上で、「この道具の位置はね~」と説明してくださる。
って、そんなに種類が出てるんですかぁ

他人様に教えるということはホントに大変なんだなぁと思った。

自分の点前が終わった後は茶碗荘を見学。
茶入荘も茶杓荘も茶碗荘もそれぞれ違いがあり、でも共通点もあるから、おもしろいね。

最後に高校生のお弟子さんが薄茶点前。
お菓子は京都土産 鍵善吉房で買った「菊寿糖 秋限定版」。
フツーは白か紅白なんだけど、5色だったので「きれいだなぁ」と思って買った。
(他に一保堂の濃茶も買ったヨ。後輩ちゃんは丸久小山園で濃茶を買った)
社中の皆さんにも好評でホッとした

みんなで後片付けして、解散したのが4時半。
やっぱ、土曜日の稽古って、いいなぁと思った。

自習だけど、ちゃんとやってるし。
先生も電話で姉弟子さんや先輩とカリキュラムのこととか指示されているらしい。

やっぱり、ここはいい環境の稽古場ダと思う。
先生の入院が長引きそうとのこと、留守を守る姉弟子さんも御負担かかっちゃうのが申し訳ないけど、
でも、お稽古に通わせていただきたいと切に願う。
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中置、五行棚の稽古

2011年10月04日 00時00分35秒 | 稽古の備忘録
外を歩けば、どこからともなく金木犀の甘い香りが漂う季節になった。

急に肌寒くなってしまって、何を着ようかと悩ましいところ
このところ出ずっぱりで着まわしにも一苦労しているし。
スカートもあんまり履かないし。

フームと考え込んでから、「あ
そっか、和服にすればいいんだ
チャチャっと半襟をつけ、社中の先生から以前いただいた大島紬と無地の名古屋帯を締めた。
久しぶりに着付けしたので、10時半到着目標が20分ほど遅刻。

でも、玄関の戸を開けた途端、姉弟子さんお二人が「よかったぁ
お休みが3人いるそうで、人数が少ないのだとか。
(まぁ、3人ともギャラリーなんだけどネ

「(和服)よく着たネ」。
やっぱねー、茶道用の稽古着は着ている本人はいいものの、客観的には“なんちゃって着物”だからね。
ビジュアル的には違和感を与えまくっているんだろうなぁ(ゴメンナサイ)

ちょうど五行棚の初炭手前が始まるところ。。。
ん?
五行棚に据える土風炉は電熱器じゃなかったっけ?

代稽古をしてくださる姉弟子さん曰く「だって、炭手前の稽古が出来ないじゃない」。
へ?  じゃあ、、、、

と、マジマジ五行棚を見ると、棚の大きさに対して風炉が大きい。
ギリギリ納まっている感じ。

え? これ九寸の土風炉じゃないですかぁ。4週間前、ワタシが遊び半分で灰形作った
ちゃんと完成させないで帰ったので、シワシワが残ったままの土下手な出来。
他の曜日では使わず、そのまま放置されたまんまだったのだ

稽古とはいえ、いいのかなぁと心配しながら、初炭手前を見守る。
やっぱ、中置だと勝手がまた違うねぇ。

続いて、ワタシの番。
五行棚で濃茶点前をさせていただいた。
点前は仕服の「釜返し」の向きはどっちなんだろう?と疑問が残る。
(通常の風炉では釜が左、右は水指だからわかりやすいが、中置はどっちも左だからネ)
これ書いたら、教本で確認しなくっちゃ。

中置は風炉正面だから、風炉がばっちり見えるのがウレシイ。
自分が継いだわけでないけれど、自分の作った灰形にちゃんと炭が納まってる。
釜合わせも大丈夫なようだ。(遊び半分とはいえ、そこはちゃんとしたからね
(写真撮ろうと思ったら、稽古終わったらさっさと外す様にいわれて
 仕方ないから撤去後の五行棚のみ撮影)

和服での稽古の手応え(?)は帯の位置を意識的に下にしたので、帛紗の納まりがいい
というくらいかなぁ。
もともと普段着用の大島紬で袖がそんなに長くないから、腕の動きは洋服とほとんど大差ない。
ちゃんと着物で稽古するなら、“本番用の”着物でやらないと意味がないっちゅうワケやね

午後は他のお弟子さんの濃茶点前を見学して、2時に解散。
帰り道、ショウウィンドウに写る自分の横姿が妙に気になる。
帯の位置については、先日の茶事で灰形の先生から「高すぎる」と注意を受けた。
曰く「二十歳のお嬢さんじゃあるまいし」。

前にも言われたことがあって、茶事の時は気をつけていたのだが、
この前は久しぶりの和服だったので、ついうっかり高く締めちゃったノダ

そういえば、この前の「直伝・和の極意」でも帯を上に結ぶと若々しくなり、
下で結ぶを落ち着いた印象を与える、って解説してたっけ

だから、今回は高くならないように締めてみたものの~
なんか、妙に落ち着いちゃった感になってる?(まぁ、年相応とも言えるが
見た目は落ち着きすぎても、心は逆に落ち着かず
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曜日を越えての社中協力

2011年09月27日 00時00分43秒 | 稽古の備忘録
「暑さ寒さを彼岸まで」とは言うけれど、本当にこの一週間で季節が変わった。

私自身もこの彼岸ウイークは不規則な日々で。
明日~というか今日からはガラッと生活パターンがまた変わる。
だから、切り替えが難しい。
少し怠惰な過ごし方をしようものなら、そこから回復するのもシンドイし。
そんな時、社中稽古に通うのはほどよく公私が入り交じる感じ?
丁度いいスイッチ、かな。

相変わらず、振替。
大先輩ばかりの中に混ぜていただく。
今回は“若い”方々もいらっしゃっていたので、私一人に集中もせず。
花月を2回。
午前中は且座之式。
私は「三」で初炭。
今年の風炉の炭手前も納めかなぁ。
炭手前を稽古できる恵まれた環境に感謝しながら、炭を置いた。

昼食を挟んで、午後は茶通箱付花月。
「三」に入り、席中で「月」を引く。
最初の濃茶。
今月始めに四ヶ伝の茶通箱を稽古したし、先週の研究会でも見たからね。
違いがよくわかった。
最後、道具が拝見が一気に回ってくるのはキツイ。
でも、左脇に置く位置も実際にできてヨカッタ。
箱に納めて返すのも「三」の特権。

稽古場の控室にノートが置いてあり、姉弟子さんが記録つけてた。
今月から始めたそうだ。
見せていただくと、土曜日の記録もあった。
誰がどんな点前をしたか、花月稽古では誰が何に当たったかが一目瞭然。
私のように振替でも不利にならないように配慮されているみたい。
安心できる。

姉弟子さんの代稽古もちゃんとしてくださっているけど、
所作や割稽古の範疇は自分で自覚して、ちゃんと出来るようにしとかないと。
と思うようになって、意識して動くようにもなってきつつある。
(順番は姉弟子さんが注意して下さるけど、所作は言いづらいだろうから、
自分で気をつけるしかないノダ)
来月も月初めから振替になるので、土曜日の姉弟子さんにも電話で伝えた。

不安もあったけど、今のところは社中内の連携もよいので、いい感じ。
やはり、この稽古環境は有り難いし、自分に合ってる。
大事にしたいなぁと節に思う。
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ハードすぎる!?自習稽古

2011年09月06日 00時00分53秒 | 稽古の備忘録
待ちに待った社中稽古
事前に細い雨が降る中を通院に寄り、上がった後の蒸し暑い中を歩いて汗ぐっしょり
そうして、久しぶりの稽古場(先生宅)へ。
開いた門をくぐると琉球月見草が一輪、咲いていた。

ホントに蒸し暑かったので、控え室のエアコンの風にしばし当たろう~。
と思ったものの、既に稽古の準備は出来ていて
大先輩ばかりの月曜クラスだから、慌てて支度して水屋へ。

それからはハードで

まず、台天目でしょ。
それぞれ持参したパンで早めの昼食を摂った後、後炭手前
それから茶通箱
ずっと濃茶だから、では平点前で薄茶を点てましょうねぇ。

って、ぜーんぶ点前&手前はワタシがやったの
11:00すぎから昼食挟んで14:00までの間に4回も

月曜クラスは他に4人いらしていて、80代後半と70代がお二人ずつ
みなさん「お膝がタメなの~」って。
もう一人、お若い(といっても、50代?)の方がいらっしゃる予定だったのだけど、
連絡の行き違いで、お稽古があることが伝わってなくて

それで、お点前するのがワタシ一人だけになっちゃって。

みなさん曰く「こういう茶室に集う時間が大事なのヨ」。
だから、見取りだけでもお稽古なのですって。

まさか、こんな展開になるとは思ってなくて
お点前座に座れたらラッキーかなくらいのつもりで、
予習なんて全然してなかったから。

でも、ベテランさんに見守られて、間違えるとすかさず「違うヨ」って。
そうは言っても、スルーされちゃう箇所もあるので、やっぱ自分の意識は大事なわけで
反省点も多く、ちゃんと復習しようと思った。

合間におそるおそる先生の病状などお伺いしたら、成り行き(?)で皆でお見舞いに行くことに。

さぁ、そうとなったら、さっさと撤収するわよっって。
でも、お迎えの車がくるまで30分近くあったので、すかさず灰形を作る。
仕上げ直前でタイムオーバーになっちゃったけど

(表面が汚なーい

土曜クラスは先生に御迷惑がかかってはと、代表者以外のお見舞いは自粛しているので、
月曜クラスの先輩方に便乗できたのはラッキー。

さらに一回り小さく細くなられたけど、目の輝きと意識はしっかりしてらして、
「真台子が最後までいくのよ」と仰る。
横になったままで、真台子の点前のイメージトレーニングをしてらっしゃってるんですって

ワタシもイメトレはするけど、お茶を練る前に意識がなくなってしまう
先生は最後までイメージできて、終わってもまだ起きていられるそうで。
そういう時間がいっぱいあるから、ずっと考えていらっしゃるのヨって。

だから、あの年頃の方に見られるボーッとした空ろな表情は全くなかった。
すごい方だなぁって、感心した。

お稽古のこともとても心配してらしてくださって、「今日は何をやったの」。
(台天目と…と説明したら、「よかったね」と)

「もう一度、あそこ(稽古場)で皆さんと向き合いたいの」と仰って下さったから、
別れ際に握手をさせていただいて、「待ってますネ」。

予定では10月末に退院とのこと。
稽古場のカレンダーにも9月と10月の稽古日の予定がちゃんと○がついていて、
社中みんなで先生をお待ちしましょうという意欲がそこから感じられた。

ワタシは土曜日はなかなか行けないと思うので、月曜日のお世話になりながら点前に励みたい。
と思った。

ただ、さすがに膝がまだ痛い
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行台子が円草に変更!?

2011年07月14日 00時00分55秒 | 稽古の備忘録
月曜日、振替で茶道の社中稽古に出席した。

前の週も月曜クラスに参加して、「次は行台子ネ」と云われ、
しかも前の晩に先輩から「点前するのは二人だけ」と連絡をもらった。
(つまり、先輩とワタシだけで、他は膝がダメだから見学のみと)

なので、ノートを見直して予習して、でも念のために灰匙セットも持参。
到着したら、唐銅の風炉の灰形が出来てないということで、急きょ円草に

そうだわなぁ
1週間前、唐銅の風炉に釜を懸けて稽古されていたから、
ワタシは九寸の土風炉と眉風炉の灰形を作った。
土曜日は稽古なかったから、金曜日に誰かが唐銅の灰形を作らないと、
月曜日は唐銅の風炉は使えないよなぁ
とは、心配していた。

やはり

灰形を作るには30分かかるからと、行台子は諦めて円草の準備。
(後からいらした先輩はも「えっ 円草の予習してないよ

まぁ、なんとかなるっしょということで、稽古がスタート。

まずは炭手前をさせていただいた。
初炭をさせていただこうと思ったら、
姉弟子さん方が「それじゃ、つまんない
で、盆香合をさせていただいた。
座る位置が後ろになってしまって、ちょっと腰がひき気味。
(座ってから前へズリズリ

考えてみれば、この灰形は自分が作ったんだよなー
(金曜の方が使われているとはいえ
余裕で入ることが確認できて、ホッとしていると、
先生が「五徳が高すぎる
筒釜だから羽落ちは風炉の上ラインより下がらないといけないと。
(云われてみれば、こっちは釜合わせはせずに作ってた)

続いて、先輩が円草の点前。
予習してない分だけ不利ではあったけれど、所作は堂々として決まるのよねぇ。
見学している分には、なんとなく「そこは○○ではないでしょーか」と言える。
かと云って、自分の番になると完璧に出来るワケではなく~
ワタシも先輩が出来たところで、ぽかっと抜け落ちたりして

行台子の稽古は今シーズン出来なくなった分、円草は土曜日でもう1回可能性があるので、
もし、点前の稽古が出来たら、その時はガンバロっと

お昼ごはんのデザートが100%本蕨を使った蕨餅を御馳走になった。
姉弟子さんが差し入れてくださった。
葛粉の蕨餅と全然違う舌触り。滑らかで弾力がなくて軟らかい。
ちょっと、感動もの。

稽古の後は一人だけ居残って、唐銅の灰形を作らせていただいた。
今週末の土曜稽古は行台子をやる予定だ。
ワタシは欠席だけど、相弟子さんと行台子デビューをする若手さんのために、
せめて灰形だけは土曜クラス所属のワタシが作りたいと思って。
(釜合わせも一応、した)


作っている時は見えなかったけど、写真撮ったら右向こうが曲がってるゼ
慌てて、ピンポイントで修正。


誰もいないのをよいことに、先週作った分の“使用後”もチェック撮影。
九寸の土風炉(使用前→使用後)




眉風炉(使用前→使用後)




なんか、壁切りのラインがシャープになっているような気がして。
自分ではシャープには切れてないという自覚はあるので、
「もしかして、金曜の姉弟子さんが作り直した?」という疑念(?)が
下手くそだから「こんなの、使いたくない」と思われても仕方ないんだけど

化粧灰の撒き方が独特なので(←灰形教室で教わった巻き方)、容易に確認できる。
使用前と使用後の写真を見比べてみると、九寸の土風炉はそのまま使っていただいたみたい

眉風炉はたぶん、壁切りのトコだけ直されてる。(こんなに真っ直ぐに切れなかったもの)
化粧灰も撒かなかったけど、撒いてあった。(ワタシはこういう塊では撒かないし)
ま、しゃーないわね

先生の体調はよくないし、もう自ら灰形を作る状態ではないから、
弟子の誰かが作らないとならない。
社中の中で灰形を作れるのは自分を含めて2人か3人だけ。
いい機会だと思って、後半(8月~10月)も作らせていただこう

ちなみに、今月の社中稽古はこれで終わり。
次は8月下旬。
なんか、1学期の終業式が終わった気分。
淋しいというよりは、ホッとしている。

だって、暑くて通うのもしんどいから、単純に夏休みはウレシイ。
それに、“夏休み”でも灰形教室と湿し灰作り教室という夏期講習もあるしねー

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行ける時は稽古へ行こう!

2011年07月05日 00時00分25秒 | 稽古の備忘録
今月は週末の予定がキツキツな代わりに週明けは意外と時間がある。
朝食後、染井の名水で自服。
やはり、水が軟らかくてまろやか
最初は菓子を食べずに水の味を確かめ、次は和三盆を一口いただいた喫した。

用事を1件済ませてから、稽古場へ。
2日前に伺ったばかりだけど、「行ける時は稽古場へ行こう」と思って

でも、先生への御挨拶を済ませた後は和室には入らずに縁側へ。
風炉に向き合って灰形。(準備は土曜日の帰り際にしておいた)
まず一回り1尺1寸の土風炉。
(うしろでは名水点のお稽古をされていた)
お点前が終わる頃になんとか出来上がり。
時計は見なかったけれど、30分以上40分未満。
ささっと化粧灰も撒く。

ちょーーーっと、ラインが曲がっちゃったかなぁ

姉弟子さんがまとめて買っておいてくださったお弁当で昼食を済ませ、午後は眉風炉。
この前、五徳が低くなっちゃったから羽根を意識して釜合わせ。
こちらも30~40分くらいで出来上がり。
 

先生の体調を配慮し、2時半にはお開きとなった。

夜は8時からBS日テレで唐津焼を紹介した番組を観た。→番組サイト
9時からはTBSのサスペンスドラマ『千利休 謎の殺人事件』を見た。→番組サイト

唐津焼はちょうど3年前に訪れた。懐かしいなぁ。→こちら
ドラマの方はノーコメント

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花月の足運び

2011年07月03日 00時00分33秒 | 稽古の備忘録
旅から戻った翌日は社中の稽古。
今月は土曜日の予定がタイトで、土曜に参加できるのは第一週のみ

月初めなので、花月の稽古が主。
当番さんによる初炭手前の後、平花月(花=半東)、濃茶付(月=正客)、濃茶付(花=半東)。
席中も花とか月とか、よく当たったなぁ。
もっとも、延べ7人でやったから皆よく当たってる。

本日は足運びを重点的に注意された。(ワタシだけじゃなく、みんな)
ワタシの場合、方向転換の際の足が下がる2歩目で動き出しちゃうクセがあることに気づく。
しっかり下がって3歩目が転換の入り

先生が咳をされている。入院される前からしている咳なのでちょっと心配。
でも、途中から静かになった。
「あれ?」と思って先生の方を見ると、酸素吸入器を装着されていた。
(そうしながら、稽古をつけてくださった)

抹茶も濃茶2服、薄茶3服飲んで、ちゃっぽちゃぽ。
染井で汲んだ水で自服しようと思ったけど、、、、今夜は諦める。
500ccペットボトルに一杯汲んでしっかり栓をして、帰宅後は冷蔵庫。
2、3日中には飲まなくちゃ、、、ネ。
ちなみにもう一本汲んだ分も自転車乗ってる間の水分補給に飲んだ。
汲んだ直後はとっても冷たく、けっこーそれがキープされていた。
久しぶりに飲んだけど、やっぱ喉ごしまろやかで美味しかったなぁ。

本日の写真は今日庵というか不審庵近くの民家の花壇ぽいところに咲いていた桔梗。

帰りに図書館へ借りた本を返却しに行った。
節電の影響で平日でも19:00閉館につき、なかなか寄れない。
だから、土曜日の稽古が早めに終わるのは、ある意味“チャンス”。
『月刊淡交』7月号を立ち読みしていたら、灰形の話が掲載されていた。
6月号からの連載で、運よく6月号も貸し出されずに置いてあったので、
すぐに読みたい頁だけコピーをとった。

まだ読んでない。これから読む
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眉風炉の灰形&真之炭手前

2011年06月26日 00時00分18秒 | 稽古の備忘録
この一週間、眉風炉の灰形をどう作るかを考えた。
このblogから去年の記事を検索して復習。
↑本来の目的はコレ
道庵風炉で二文字押切を(火曜夜から)毎晩作った。
一回り小さい風炉を想定して、幅を広くするようにした。
先週、眉風炉と灰を見て「灰が少なめ」と感じたので、対応策を考えて練習もした。

で、週末。
稽古は正午開始だけど、10時半到着を目指して出発。
「一人だけ早く行って、先生の御負担にならないかしら」の心配も杞憂。
駅前のパン屋で姉弟子さんとバッタリ
(いつも早くから行って、準備してくださってたんだ
正午に炭手前を始められないと洒落にならないので、着いてすぐ風炉に向かう。
10:35

背後で姉弟子さん方が準備してくださる中、練習してきた手順と対策を考えながらの灰形。
台所から三炭を熾すパチパチの音も聞こえる。
焦る気持ちがなくもないが、比較的冷静
以前は環境が変わっただけで、気が散っていた。
三年前、お茶会の灰形作らせていただいた時も緊張とプレッシャーで震えながらやってたなぁ
だけど、最近は釜合わせ必須とタイムトライアルで鍛えられたこともあり、
精神的に強くなったみたい

半ば力付くでなんとか仕上げて時計をみたら、なんと11:05。
30分で出来ちゃった。

少なさ対策で前をわざと低めにしたら、底が浅くなっちゃった。
中の幅対策で五徳の爪手前から切ったけど、やり過ぎた?

本当は「真」だから、鱗灰に作らないといけないんだけど
まだ習ってないから、まったく出来ないもーん
だから、これで御勘弁を~

三炭もおこって入れ頃だし、とっとと台子に据え、三炭を入れる。
つづいて、沸かした湯を入れた真形釜を据える。
ん?
火窓から覗き込む
なんか、三炭の上が今にも釜底に触れそう。
ギリギリだぁ
心配しながらも姉弟子さんたちとパパッと昼食を済まして、炭を組む。
正午には充分に間に合った

ただ、灰形の事ばかり考えて、肝心の真之炭手前は~
なんとなく順番は頭に入っていたもの膝行からして、たどたどしい
釜を上げて、三炭の向こう側を手前に変えて、胴炭も、入った
ぎっちょと割ぎっちょも大丈夫だったけど、
やはり管炭がネック
ちゃんと載せると五徳より上になっちゃう~
そこで昨年、灰形の先生に教えていただいた“秘策”を使ってで切り抜ける。
しかし、枝炭はムリ

そうだ
枝炭はコスト高だからと稽古では“継いだフリ”をして、入れない場合がある。
よし、それでいこう
と、“エア手前”をしたら、先生が「ちゃんと枝炭も継いでいいのヨ」

仕方なく「実は~」と白状する羽目に
で、「どれどれ~」と姉弟子さんが後ろから覗き込まれて、“秘策”がバレちゃった
先生も「それは~ダメよ。火付きが悪くなるわ~」って(←だから“秘策”なんだって
仕方ないから最終的には管炭を置き換えて、なんとか枝炭も入れた。

手前を中断して炭の入れ方を考えていたら、炉の時にようにギャラリーが
先生が「灰形も難しいのよ~」と他のお弟子さん方に仰ってくださり、
姉弟子さんも「30分くらいで作ってたよねー」
あ、時間チェックされてたんだ

炭を入れて、釜を風炉に戻したところで、「あれ?」
釜の羽根が五徳のラインより下がってる~
え? 釜合わせの時にちゃんと合わせたハズなのに
釜のお湯を注いだら、その重みで沈んじゃったノダ
姉弟子さん曰く「それも考慮に入れて合わせないとね」
さいです

とにかく、どうにかこうにか炭手前を終えた。
やっぱ、頭で考えるのと実際は違うねぇ
ホント、いい勉強になった。
また機会を作って、社中の灰形も作ってみよー。

あ、そうそう。
姉弟子さんからの指摘。
灰匙で前の壁を切る時、お香を継ぐ時、ついつい左に傾いじゃってるって
(自分で作った灰形だから、中を覗き込みたくなっちゃうのが所作に出ちゃうんだね

後は真台子のお点前を見学。
見取り稽古も大事。(でも、緊張感がとれてゆるゆるだったけどねー

夕方から帝劇でお芝居見る予定だったので、早めに上がらせていただいた。
時間潰しも兼ねて、根津美術館へ寄ったら、ちょうどよい時間だった
そういえば、『風と共に去りぬ』でスカーレット・オハラを演じてる米倉涼子も茶道習ってるんだよね~

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自分が歯痒かった稽古

2011年06月19日 00時00分30秒 | 稽古の備忘録
朝からblog更新するのは、やっばり疲れたぁ。
(欲張りはいけなかったネ)

時間なくなって、ホットミルクのみの朝ごはんで自宅を後にした。
現在、茶道の社中稽古は正午始まり。
先生が体調崩される前は10時半に到着を目標にしていた。
空いた90分間を家で過ごすのも悪くないけれど、折角だから有効に過ごしたい。

だから、以前と同じ時間帯に出て渋谷の戸栗美術館へ。
Bunkamuraの角を曲がって観世能楽堂へ向かう坂道の途中、小さな稲荷神社がある。
先生は子供の頃に近所に住んでいらっしゃって、よく遊んだとのこと。
先生は「おひさま」の陽子さんと同年代だから、戦前の昭和ヒトケタの頃?
いつも素通りするお稲荷さんだけど、今回は思わず鳥居を潜る。
お賽銭を入れ「昔、ここで遊んだ小さな女の子をどうかまた元気にして下さい」と拝んだ。

戸栗は青磁と白磁展。(←感想はまた後日に)
渋谷駅前の地下で早めの昼食(=深川茶漬け)を済ませ、東急東横線で稽古場へ。
(ぜったい、東横線の渋谷駅と阪急梅田駅は似てると思う)

正午前に着いて、おけいこ着をつける。
実は真之行台子をやる日。
この一週間、ノートを見直そうとは思ったのだけど、灰形の練習で疲れちゃって。
睡魔でイメトレさえ出来ず。

最初、当番の方による真之炭手前を見学して、すぐ点前の順番が回ってきた。
ある程度の流れと所作は体に入っているとはいえ、昨年は見取りだけだったので感覚で不利。
頭ではわかっているのに、動きがついて来ないのが、もどかしい。
おまけに袱紗の照らしが深い、茶筅を上げる手首が出っ張るに加え、柄杓持つ手までに注意が入る。
余計に混乱しちゃって。

伸び代があるから注意されるのだから、それは気にならないが、
先生が焦っているというか、やはりもどかしさを感じていらっしゃるのがわかる。
前日も金曜クラスの稽古があったので、その疲れが残っていらっしゃるようだし。

だから、後半はしっかりしなきゃと踏ん張った。
その分、足に来て、足袋も履いてたし、立ち上がれなかった。
拝見のところも、配置はおぼろげに視覚に浮かぶんだけど。

時間もかかったし、体力的にもどっとと疲れた。

点前の後は若手さんの盆点を見る。
道具の扱いが真之行子と異なるので、頭が混乱。
「違うなぁ」と思いつつも、先生が見守っていらっしゃるので、遠慮して言えないし。

「教える」行為は難しいなぁと思った。
3時に稽古終わって、後片付け。
帰りは横浜そごうで朝日焼の松林豊斎父子展を見た。
帰宅したら、ちょうどBSフジで京都の和菓子を紹介する番組が~
録画しても見れないからと、そのまま見た。
さすがに疲れた~。
でも、夜は灰形の練習した。
もう、フラフラ
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