デジタル教科書 制度化を検討
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3413044
色々、大丈夫なんですかねぇ。1年前だったら、やればわかる、的スタンスでもなんとかなったでしょうが、今はそうもいきません。
○デジタル教科書には音声や動画を活用できる利点があるが、学校教育法で教科書は「紙」が前提になっている。このため、教科書として導入するには法改正やタブレット端末の費用を誰がどう負担するかなどの課題がある。
すでに一部の教科書会社は紙の教科書と同様の内容の「デジタル教科書」を開発・販売しているが、現行制度では無償配布される教科書は「紙」に限られているため、デジタル教科書は「副教材」の位置付けで、各教育委員会や学校などが独自に購入している。
上記の通り、扱いは「副教材」です。
http://hunter-investigate.jp/news/2015/02/ict26-25.html
佐賀県教委 高校授業用パソコンの「教科書」削除を指示 1年のライセンス契約 ― 当初の連絡は「口頭」、授業開始の2か月後|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|ニュースサイト
○佐賀県教育委員会が、新年度を前に、生徒のパソコンにインストールされた「教科書」の削除(アンインストール)を行うよう、文書で通知した。
○授業用パソコンには、各高校で使用中のすべての教科書がインストールされているが、アンインストールすることで進級時には閲覧も不可能となる。
―― なぜこの時期にアンインストールの指示か?
教委:授業で学校の先生方が使う教材については、県費で負担するということで整理している。授業で使うということは、1年間の教育課程の中で使うということ。まもなく授業は終わる。1年の。すると、その時点で教材は使わなくなると――。
―― 教科書は3年間使うものではないのか?
教委:まあ、教科書はそうだが、このデジタル教材は「副教材」という扱い。使用については(教科書会社と)1年間のライセンス契約をしている。
○教科書は「副教材」だから、無くなっても構わないらしい。教室で先生たちが、「副教材の教科書を開け」などと言うのか。
実際にタブレット端末を活用した実証校を対象にした文科省の研究(11~13年度)では、小中学生の9割が「楽しく学習できた」と回答したほか、約8割の教員が「効果的」と評価した。
14年6月に閣議決定された政府の規制改革実施計画にデジタル教科書の制度化の検討が盛り込まれており、文科省は検討を始めたが▽1台数万円するタブレット端末を無償配布する予算の確保▽教員の指導力向上▽紙とデジタル両方を無償配布するのか▽教科書検定で動画や音声をどう検定するのか--などの課題がある。
今回は高校だったからまだよかったが、小学校ではそうもいっていられなくなる。
○現行のタブレットは堅牢性がない。
でかくて重く、机から落としたらおしまいな端末。そんな軟弱な物を学校現場で運用には乗せるのはつらい。何かあったときの対応が面倒くさい。高校ではどうだったのだろう・・・。
→対策として、サードパーティーのカバーをつけることが考えられる。
○バッテリーが持たない。
共通の課題だと思う。普段からノートパソコンのようにバッテリー充電器を繋いでいれば、の話だが・・・。
朝から6時間、7時間、授業でフル活用した場合。毎日フル活用したら1年くらいでバッテリーはどうなるだろうか。充電を忘れないためか、持ち帰りが禁止されているとニュースウォッチ9で話が上がっていた。・・・が、よくよく考えてみると、全ての授業をiPadでやってるわけではない。だからまあ、いいんだろう。
○手書き文字について
手書きで書こうとはなかなか思わないのではないか。タブレットで長文の入力はなかなか難しい。かといって外付けキーボードを使いたいだろうか。ディスプレイの構造上仕方がないが、液晶面から1mmくらい浮いた所にタッチするガラス面があるので、手で書いている感覚は得られにくい。レスポンスも遅い。
DS版日本史一問一答を、レスポンスの悪さで投げた私には無理です。ふざけんな日本史一問一答。漢字がまともに読み込めない。
書き込めるとはいっても、電子辞書みたいに青い線でマーカーみたいに線が引ける程度みたいなのは、まあしょうがないのかもしれません。
というか、手書き文字は紙のノートに書くから、別にどうでもいいらしい。
○ネットワークについて
授業で使う40台を無線LANで同時接続して、なおかつ教員機から生徒機を制御しよう(生徒機の画面をロックする、教材を配布するなど)としよう。隣の教室や上と下の教室からもそれぞれ40台分の無線が飛び交い、なおかつ生徒の携帯電話からも無線がくる。
千葉県立袖ヶ浦高校の例では、学校独自でインターネット回線を契約しているため、通信には問題なしとのことだが、各学年1クラスのみが使っているのでなんとかなっていることを留意されたい。
○副教材以外の教材について
校内の共有ディレクトリ(NAS)に教材を置いた場合。
アクセス制限や、同時アクセスの耐久性等。教員が自分の授業で使う教材は夜中に作ることになっているようだが・・・。
DropBoxを使うのも手だし、iTunes Uなども活用するとオススメです。学校内にサーバを持たず、外部のサービスを使うのがスジかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1年間で問題は色々洗い出せたように思います。そのあたり、ちゃんとやるならやるで考えてほしいですね。
とりあえず、学校のLANではアクセスブロックが厳しいので授業にならないだろうから、専用の回線は引いた方がいいでしょう。
オンラインストレージは全滅のはずなので、面白いことはできないでしょう。高校なら、アクセス制限を外してもらうのも手でしょう。iFilterでアクセス制限がかかっていると、多くのサイトが見られずに、調べ物ができません。
タブレットの試験学校は、ものがわかる生徒がいることが必要です。タブレットは既存の授業にプラスアルファをするものなので、通常の授業が崩壊している所に導入しても意味はありません。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3413044
色々、大丈夫なんですかねぇ。1年前だったら、やればわかる、的スタンスでもなんとかなったでしょうが、今はそうもいきません。
○デジタル教科書には音声や動画を活用できる利点があるが、学校教育法で教科書は「紙」が前提になっている。このため、教科書として導入するには法改正やタブレット端末の費用を誰がどう負担するかなどの課題がある。
すでに一部の教科書会社は紙の教科書と同様の内容の「デジタル教科書」を開発・販売しているが、現行制度では無償配布される教科書は「紙」に限られているため、デジタル教科書は「副教材」の位置付けで、各教育委員会や学校などが独自に購入している。
上記の通り、扱いは「副教材」です。
http://hunter-investigate.jp/news/2015/02/ict26-25.html
佐賀県教委 高校授業用パソコンの「教科書」削除を指示 1年のライセンス契約 ― 当初の連絡は「口頭」、授業開始の2か月後|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|ニュースサイト
○佐賀県教育委員会が、新年度を前に、生徒のパソコンにインストールされた「教科書」の削除(アンインストール)を行うよう、文書で通知した。
○授業用パソコンには、各高校で使用中のすべての教科書がインストールされているが、アンインストールすることで進級時には閲覧も不可能となる。
―― なぜこの時期にアンインストールの指示か?
教委:授業で学校の先生方が使う教材については、県費で負担するということで整理している。授業で使うということは、1年間の教育課程の中で使うということ。まもなく授業は終わる。1年の。すると、その時点で教材は使わなくなると――。
―― 教科書は3年間使うものではないのか?
教委:まあ、教科書はそうだが、このデジタル教材は「副教材」という扱い。使用については(教科書会社と)1年間のライセンス契約をしている。
○教科書は「副教材」だから、無くなっても構わないらしい。教室で先生たちが、「副教材の教科書を開け」などと言うのか。
実際にタブレット端末を活用した実証校を対象にした文科省の研究(11~13年度)では、小中学生の9割が「楽しく学習できた」と回答したほか、約8割の教員が「効果的」と評価した。
14年6月に閣議決定された政府の規制改革実施計画にデジタル教科書の制度化の検討が盛り込まれており、文科省は検討を始めたが▽1台数万円するタブレット端末を無償配布する予算の確保▽教員の指導力向上▽紙とデジタル両方を無償配布するのか▽教科書検定で動画や音声をどう検定するのか--などの課題がある。
今回は高校だったからまだよかったが、小学校ではそうもいっていられなくなる。
○現行のタブレットは堅牢性がない。
でかくて重く、机から落としたらおしまいな端末。そんな軟弱な物を学校現場で運用には乗せるのはつらい。何かあったときの対応が面倒くさい。高校ではどうだったのだろう・・・。
→対策として、サードパーティーのカバーをつけることが考えられる。
○バッテリーが持たない。
共通の課題だと思う。普段からノートパソコンのようにバッテリー充電器を繋いでいれば、の話だが・・・。
朝から6時間、7時間、授業でフル活用した場合。毎日フル活用したら1年くらいでバッテリーはどうなるだろうか。充電を忘れないためか、持ち帰りが禁止されているとニュースウォッチ9で話が上がっていた。・・・が、よくよく考えてみると、全ての授業をiPadでやってるわけではない。だからまあ、いいんだろう。
○手書き文字について
手書きで書こうとはなかなか思わないのではないか。タブレットで長文の入力はなかなか難しい。かといって外付けキーボードを使いたいだろうか。ディスプレイの構造上仕方がないが、液晶面から1mmくらい浮いた所にタッチするガラス面があるので、手で書いている感覚は得られにくい。レスポンスも遅い。
DS版日本史一問一答を、レスポンスの悪さで投げた私には無理です。ふざけんな日本史一問一答。漢字がまともに読み込めない。
書き込めるとはいっても、電子辞書みたいに青い線でマーカーみたいに線が引ける程度みたいなのは、まあしょうがないのかもしれません。
というか、手書き文字は紙のノートに書くから、別にどうでもいいらしい。
○ネットワークについて
授業で使う40台を無線LANで同時接続して、なおかつ教員機から生徒機を制御しよう(生徒機の画面をロックする、教材を配布するなど)としよう。隣の教室や上と下の教室からもそれぞれ40台分の無線が飛び交い、なおかつ生徒の携帯電話からも無線がくる。
千葉県立袖ヶ浦高校の例では、学校独自でインターネット回線を契約しているため、通信には問題なしとのことだが、各学年1クラスのみが使っているのでなんとかなっていることを留意されたい。
○副教材以外の教材について
校内の共有ディレクトリ(NAS)に教材を置いた場合。
アクセス制限や、同時アクセスの耐久性等。教員が自分の授業で使う教材は夜中に作ることになっているようだが・・・。
DropBoxを使うのも手だし、iTunes Uなども活用するとオススメです。学校内にサーバを持たず、外部のサービスを使うのがスジかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1年間で問題は色々洗い出せたように思います。そのあたり、ちゃんとやるならやるで考えてほしいですね。
とりあえず、学校のLANではアクセスブロックが厳しいので授業にならないだろうから、専用の回線は引いた方がいいでしょう。
オンラインストレージは全滅のはずなので、面白いことはできないでしょう。高校なら、アクセス制限を外してもらうのも手でしょう。iFilterでアクセス制限がかかっていると、多くのサイトが見られずに、調べ物ができません。
タブレットの試験学校は、ものがわかる生徒がいることが必要です。タブレットは既存の授業にプラスアルファをするものなので、通常の授業が崩壊している所に導入しても意味はありません。