花を描いたポストカード

ハガキにスケッチ、日常の出来事を書いています。

洋らんセロジネの花(Ⅱ)イラスト

2008-02-18 | 蘭の花
         
風は冷たいが日差しは強く、春を感じさせる。
部屋の中に取り込んで育てている蘭を全部庭に出して
たっぷり水をかけてやった。

庭の家庭菜園のブロッコリーが収穫できる位大きくなってきた。
毎年植えている、かき菜(スーパーでは「おいしい菜」という
名で売られていた)も元気に育っている。脇芽を出させ蕾が
ついたころポキポキ折って収穫するが三月末から五月中頃まで
毎日取れるので楽しみでもある。

春菊も新芽を摘んで食べている、とても柔らかく美味しい・・・・・
語りかける相手が居なくなったのが、なんとも切なくて寂しい。

今日は一年前、旅先で緊急入院した夫の許へ空路飛び立った
日でもある。
パソコンを立ち上げる度に「千の風になって」の歌を聴いて
心を落着かせている。

洋らんセロジネの花(イラスト)

2008-02-04 | 蘭の花
         
本日は立春、上天気で昨日の大雪が嘘のよう
関東では珍しく10cm位は積もっただろうか
溶けかけた雪が反射して部屋の中まで明るく眩しい。

去年の今頃は、夫を海外旅行に送り出しのーんびり
前日の節分には恵方巻をほおばり気楽に過ごしていた。
取り返しのつかないことが起こるとも知らずに。

一月後、二度と夫は元気な姿で帰ってこなかった。
強く引き止めればよかった!南極なんて寒いにきまっている
のに「南極は今真夏なんだよ」って云われ海外旅行はこれで
終わりにするからと・・・・・
強いて反対しなかったのが悔やまれる。今の時期が
どうしょうもなく辛い。

朝、目が覚めると、もう夫が居ない事を悲しく再認識して
我慢の一日が始まる。
気付かなかった心の支えが突然外れてしまったからなのか
心身ともに老いに向かって走り出した。

全く手入れをしなかった蘭が小ぶりながらも次々に咲き出した。
もうすぐ東京ドームで世界らん展が開かれる時期でもある。