土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

もう一匹かかっちゅう

2009-03-03 07:54:23 | 狩猟とナイフ
 
 2月28日、イノシシを1匹仕留めて帰り道、相棒が枝道のほうに仕掛けてあるワナを見ていないので見てくるというので、カブを停めて待ちました。ワナは2カ所に仕掛けてあり道路を走りながら、また、停めたバイクにまたがったままワナを確認できます。彼はすぐに帰ってきましたが、「おい、またかかっちゅうぞ」と言います。
 歩いて数分の所のワナにかかっていました。道路の下に耕作放棄された田圃がありそこをヌタ場として使っています。その下は谷川、対岸から20メートルほど斜面を登った所です。黒い体毛におおわれたイノシシは40キロ前後のようです。
 少し回り込んでイノシシの上に出て、私が鼻括り用のワイヤーを小枝を払った木にセットしイノシシの鼻を括りました。二人でイノシシと引っ張り合いをしながら鼻を括ったワイヤーの端を椎の木に括ろうとしていたら、鼻からすっぽ抜けてしまいました。やり直しです。
 こんどはしっかりかかりましたが、イノシシがバッと頭をふるなり私がつかんでいたワイヤーの端がすっぽぬけてイノシシの方に飛んで行きました。「しもうた、ワイヤーを取られた」。
 暴れ回るイノシシからワイヤーを取りもどすのに二人で苦労しましたが何とか取り返して2点固定ができました。私が後ろ足を掴んでひっくり返し、鳩尾から心臓を突いて仕留めました。