11月8日、今回は長野がアカメを釣って標識放流しました。久しぶりです。
久しぶりですが、アカメのファイトは忘れていませんでした。
ヒットしてすぐ派手なエラ洗いをしたので、大型のヒラスズキ?かとおもったのですが、それからの戦いぶりはアカメそのものでした。
さて、アカメを釣り上げる前の、6日の夕方も同じ場所にアカメの群れが寄っていたようで、アカメが連チャンで当たりましたが、悲惨な目に遭っていました。
最初にフックアップするまでに数回当たりがありましたが、ヒラなのかアカメなのかわかりませんでした。かかるとすぐに派手なエラ洗いを繰り返し、水面に現れたシルエットでアカメとわかりました。
しばらくアカメとのファイトを楽しみ、ランディング体制まで持ち込みボガグリップを取り出そうとしているとルアーが外れたではありませんか。途端に波が来てさようなら。
アカメにとっては最高で「やったぜ!バカ野郎」だったでしょうが、タグをつけたかったなあ。
その後も数回当たるもののフックアップせず。
次にかかったアカメも強敵でした。ロッドを持つ左腕が少し疲れるほどの時間、ファイトを楽しみました。
このアカメ、さんざん楽しませてくれてから突然軽くなりました。ラインを切られたと思ったのですが、回収してみるとリーダーも健在です。スイベルが壊されていました。ルアーを咥えて去ったのです。
これが残念、早くルアーが口から外れますように。
この日はその後も数回当たりましたが針掛かりしませんでした。
この日、釣れたのはヒラスズキ1尾でした。
翌日、7日もヒラスズキ1尾だけでした。ほかはアタリもなし。
翌々日の8日、同じ場所に行くと義兄が先に来てやっていました。聞くと全くの異常なしとのこと。
釣りを始めて少し経ってからゴンと当たりましたが針掛かりしません。はて?アカメやらヒラスズキやら。
アカメ?ヒラ?アカメ?ヒラ?アカメ?アカメ?
それから、しばらく沈黙の後ガツンときました。
派手なエラ洗いをして、潜り込んでからは強引いっぽうです。
ドラグがええ音をかき鳴らします。
アカメじゃ!
しばらくやり取りを楽しんでいる間も、バレるなよ、バレたらいかんぜと念仏のように頭の中で唱えていました。
この瞬間のこの醍醐味、やり取りのこのスリル、この高揚感、至福の時間とはこういう時間なのでしょうね。
波打ち際に横たわったアカメは大きくはありませんが、とても嬉しい成果です。
ここからは早く標識を装着して、早くリリースしなくちゃとそればっかりで手が震えます。
義兄がいてくれてよかった。写真をバチバチ写してもらいました。
画像提供:公文 豪さん
アカメは蘇生の必要もなく、水に入ると元気いっぱい。はやく泳ぎ去りたいという気持ちが見え見えでしたのですぐ放流しました。
バカ野郎と一声のこして?ゆうゆうとおよいでいきました土佐。
年月日:2024.11.8 18:35
場所:太平洋土佐湾東部
釣人:長野博光
ルアー:タックルハウス フィードシャロー128 プラス サヨリ