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土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

やっと雨らしい雨

2025-03-29 10:50:57 | 土佐レッドアイ

  2025/3/28

 前日、前夜、やっと久しぶりに雨が降った。これまでのシトシト雨ではなく、まとまった雨。

 

  

     この時期、こういう状況が出現するとこうなります。

 

 ポイントに向かっていると手前の釣り人のロッドが大きくしなりました。良いサイズのようでしたが、残念にもバラシ。

 リーダーにルアーをセットしていると、またも隣の釣り人に当たりがあり、これはすぐにバラシ。

 その次に並んでいるのは仲間の内川です。声を掛けると「2尾釣った」と言います。

 内川のその向こうには知人の釣り人。

    

 Kさんに声をかけて撮影していると、このルアーは仲間の大坪制作のルアーだといいます。大坪は自作のルアーで青物をよく釣っています。

 

 内川もかけては手前までよせて、バラシています。カメラを構えようとしていると打ち寄せる白い泡の中で見えたのはかなり大型のヒラでした。

 

    

     さて、何匹目かのヒラスズキと内川

 

 私は3尾のヒラスズキを釣りお先に帰りました。 一番あとから現れて一番最初に帰るのですから、自分ながら歳をとったものです。

   

 

 今回の私のルアーはタックルハウス・フィードシャロー128プラス・HG・レインボーでした。

    

            

 

    

 胃の中には、川に遡上していたアユが増水で海に落ちたものが多く、大きいものでは10数センチあります。

 

 今朝(29日)、海に行くと昨日とは一転、凪いでいました。

  泳力の強い川から落ちていたアユたちはすでに川に上ったと思われます。遡上の準備中の稚鮎のナブラがアチラコチラでチラチラと見えていました。

 手前のナブラにはヒラスズキが、沖合のナブラにはサワラがガバガバでています。

 なかなかヒットせず、知人が二人諦めてかえったところでやっと1尾ヒラスズキがヒットしました。

 

 

    胃に収まりきれずにエラの奥にとどまっていた稚鮎

 胃は獲物で満杯で、薄くなった胃壁を透かして稚鮎と思われる魚が見えます。

 

 

  

 

 

 

 


海の春

2025-03-27 10:34:16 | 土佐レッドアイ

 2025年3月、海にも春がやってきました。

 自然の移ろいは「今のところ」確実です。

       

 タックルハウスのローリングベイト48mmと稚鮎               遡上する稚鮎をパクパク食べる水鳥たち

 仲間の大坪の話では、今年は稚鮎がとても多いそうで「どこもかしこもべったりおる(海には稚鮎がどこでもとても多くいる)」そうです。

      

              隣の大坪                         3/7 ローリングベイト48 シラスカラーで

 海面に稚鮎の群れのナブラがアチラコチラに出るのですが、それを襲ってヒラスズキや青物のライズがでます。バシャバシャと出始めるとこちらもアドレナリンが。

 キャストするルアーに時々稚鮎が引っかかります。

      

     ルアーはタックルハウスのローリングベイト55 クリア               3/20

    

                ローリングベイト55を咥えたヒラ           2025/3/8

     

        ローリングベイト55を咥えたヒラ           2025/3/9

 

         

ローリングベイト55を咥えたヒラ   2025/3/12                 3/14 マルスズキ            3/14  ヒラスズキ

  釣った魚の胃を開いてベイトを確認します。

 今の時期、最も多いのが稚鮎とコベラ(ハク)です。

  

     3/20 胃から出た稚鮎とハク           3/13胃から出たシラスウナギ

 

 3月13日に2尾のヒラスズキと1尾のマルスズキを釣りました。右上の画像はその時のもので1尾のヒラスズキからでてきたシラスウナギです。

 驚きました。その1尾のヒラは、もっぱらシラスウナギを選んで食べていたようで、膨らんだ胃の中はほとんどがシラスウナギでした。画像のものはその一部で全体の三分の一ほどです。12匹ほど写っていますので全て数えたら40匹以上になると思います。

 胃を開けたときはぎょっとしました。最初は寄生虫の塊が出てきたのかと思ったのですが、胃の中いっぱいに寄生虫がいるのはおかしい?よく見ると半透明の頭部には黒い目玉が見えます。ここで気付きました。

 それにしても、今までに釣ったものでは、胃の中からシラスウナギがでたことは一度もありません。

 面白い体験をしました。

  

 

 


強烈なファイトでした

2024-11-19 13:47:29 | 土佐レッドアイ

 2024年11月18日、夜、とある河川で。

 数年ぶりのポイントです。落ちアユパターンを狙ってみました。

 川はかなりの急流です。

 しばらくやっていると、ルアーをピックアップする寸前にコンと当たりがありました。

 おるおると、期待しながら瀬脇の浅瀬にキャストして巻き始めてすぐきました。

 ゴンと当たると同時にドバドバどばっと飛沫を上げて流心へ走りました。強烈な引きでした。

 ドラグをかき鳴らします。

 ファイトの途中で、これはアカメかもしれないと思ったりしました。いつものヒラスズキとはファイトが違います。

 長いやり取りの末、なんとか寄せて姿を見せたそれは大きなマルスズキでした。

 

 でっぷり肥ったマルスズキで83センチでした。

 リリースしようと思ったのですが、ぐったりしています。見ると、フロントフックが鰓の下側に深く刺さり大出血したようです。

 しばらく蘇生を試みましたがダメでした。

 

料理をしていると、胃袋が巨大に膨れ上がっています。

 

 出てきたのは大きなアユたち。消化されて骨だけになったものがたくさん。

 冬場の産卵をひかえて荒食いしています。

 フィードシャロー128のアユカラーのフックは3つともひどいことになっていました。

 引き伸ばされ、一本は折れていました。

 


旨い!ヒラスズキ

2024-11-17 09:58:52 | 土佐レッドアイ

 川が増水するほど雨は降りませんでした。

 今、増水すると産卵で河口近くへ降りてきたアユや産卵中の少し弱ったアユはどっさりと海に落ちてしまいます。

 ドッと落ちると一時大食いになりますが、長続きしません。

 11月17日、今朝は4発当たってフックアップしたのは一回だけ、65センチのヒラスズキでした。

 

   

 さっそくおろして冊にしました。まだ硬直していない身を刺し身です。

     

 カマの部位はぶつ切りにして、鍋の具にします。頭も骨も鍋です。これが美味しい。

 最近は、キムチ鍋でよく食べるのですが、これが美味しい!!、何回食べても食べ飽きません。

 

  

 内蔵もよく食べます。胃をひっくり返した画像です。この胃には獲物は何も入っていませんでした。たらふく食っていると胃壁は伸び切って薄くなっています。

ひっくり返して、包丁でしごき胃液などをよく取り除きます。それを一口サイズにぶつ切りにします。

  

 こちらは、左から肝臓、心臓、胃のぶつ切りです。私はだいたいこの3つの部位を利用します。

 小さな鍋に少しだけ(具が浸かる)水を入れ、砂糖、醤油を適量いれて煮立ててから具を投入し、少し煮たら出来上がりです。旨いですよ。

 冊にした時、すきとった皮は湯引きをして二杯酢であえてネギを多めに散らしていただくのですが、酢はユズ(塩入り)を使っています。ガツンとくる美味しさです。

 このユズ酢は、家のまわりの実生の柚の実を絞って作ったものです。無農薬、無肥料、ようするに無世話、放ったらかしの自然そのものの柚酢です。

 旨いので、簡単レシピを紹介します。

 ヒラ・マルスズキの皮の湯引き

 皮を、多めの沸騰した熱湯の中に30秒ほど入れて茹でます。まな板に貼り付けた皮に熱湯をかけるという方法もありますが、鍋を使うほうが

簡単です。

 構えておいた氷水に放り込んで熱を取ります。

 冷ました皮は吸水シートなどで水気を取ります。

 皮を伸ばして斜めに5〜6ミリに切り分けます。

 器に入れて、二杯酢で味を整えて葱のみじん切りを入れて完成です。二杯酢は一気にいれてしまうと味が濃ゆくなりすぎることがあるので少しづつ。

 今朝はカミさんが、きゅうりもみを作ってくれたので、湯引きを加えてもらい食べました。

 旨い!

 


 不運なヒラスズキ

2024-11-16 11:01:20 | 土佐レッドアイ

 楽しい季節が到来です。

 毎年、この時期を楽しみにしています。が、高貴高齢者近くになり年貢の納め時ぜよと言われる日が近づきました。さて、後何回、この時期の釣りを楽しめるがじゃろう?

 さみしいことを考えるようになりました。

    久しぶりに八十センチを超えるヒラスズキを釣りました。このヒラのサイズだと私のリリースサイズなのですが、今回はこのヒラスズキは不運でした。

 しばらく釣りに行けず、とてもヒラが食べたかったときでした。釣り始めると次々と当たるのですが、8発当たって2回はフックアップせず。6回連続バラシという悲惨な目にあっていたのです。

 ガツんと乗ったヒラをランディングして、横たわったのを見ると一目で70センチオーバーだとわかりました。

 しかし。

 これをリリースすると後がないかもしれないという思いが過ぎりました。よし、これはキープしておこう。

 ところがこの後すぐに60センチクラスがヒット。

   

 家でメジャーを当てると81センチでした。

   今年は天然鮎の遡上がとても少なかったそうですが、この時期の一番のごちそうはやはり落ち鮎。

 大きい方の胃の中には、アユが6匹入っていました。そのサイズも大型は20センチを超えていました。

 ルアーも大型サイズが使えそうです。

 一方、小型のヒラの胃は空っぽでした。

  

 今回、活躍してくれたルアーはタックルハウスのTKLM"12/18"イワシとコノシロ  

 フィードシャロー128プラス サヨリとレインボー

 でした。