スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

入学式を目前に

2022-04-01 | smile kids
一昨日に課題を終えて
スッキリした気持ちで
入学式を2日後に控えた昨夜、

入試の時に知り合った
同じ学科に入学予定の子が
課題の件で連絡をくれた。

芸術系の大学なので
課題もアート関連。

末息子は友人の作品の出来映えに
かなり驚いた様子で

私にその話をしながらも
自信なさげに「ついていけるかな」
と苦笑いをした。

自分の得意なことを語りつつも
「先ずは教養科目が大事だ」と
精一杯自分を慰めていたが、

徐々に体を掻きむしり出し
さっきまで明るかった表情が
見る見るうちに暗くなった。

お風呂に入ろうとしていたのに
「休むわ」と言って部屋に戻った。

彼の中で何かが起きた時の
ネガティブムードが漂う。

視点の定まらない虚ろな眼差しで
こちらの言葉も通らない。

あ!いつものパターンだ。
ピン!ときた。

彼が心に何かを抱えて
どうしようも無くなって
自分の殻に閉じこもる時の
前兆のような状態。

気持ちが安定している時間と
そうじゃない時間が
交互にやってくるのだ。

卒業後の数日間は
2日ほど沈んだ感じだったが

徐々に元気モードに変わり
そして疲れが出ると落ちる。

なんで落ちるかと言うと
スマホとパソコン、
運動不足に寝不足。

悪い条件を揃えないように
自己管理が必要だけれど、

話しても訊かないことが
この年代には多いし、

伝え方(言い方)を間違うと
これもまた大変なことになる。

彼の部屋の扉口で
お風呂でリラックスしたらどう?」
と声を掛けたが、

ドアの隙間は徐々に狭まり
最後にカチャリとノブが音を立てた。

今までの彼を思い出す…

ズドーン!
って落ち込んでも

1日くらいで心の安定を
必ず取り戻してきたのだから、

今度だって
きっと大丈夫。

そう思いたい。

人との関係の中では
プレッシャーは当然感じるし

それはどうやったって本人の力で
乗り越えなくてはいけないこと。

親にできることは

いつだって応援してると
キミなら乗り越えられると

そう伝えて見守ることだけ。

辛いけど、
それ以外は
何もできない。

一晩眠って明日の昼には
復活できると良いな。

入学式の話が
できると良いな。

そう思いながら
3月31日の夜を過ごした。




そして、今朝。

いつものように
8時には声を掛けて窓を開けた。

返事にならない声も
まだ希望のある明るさがあった。

背中と足のマッサージの後、
昨日ほどの元気はないけど
9時までに起床して
朝食もきちんと食べた。

朝のうちに出かける約束も
時間通りに準備して出かけられた。


どこか元気がない。

昨日の出来事を引き摺っているのか
それとは違うものかはわからない。

いつものように
人をはぐらかすジョークも無し
ネットの最新情報の報告も無し

私一人の喋りが少し虚しい。

私は気にしない素振りで
一緒のお出かけを楽しむことに
集中することにした。

時々笑顔が見られたり
私がしたことに「ありがとう」と
自然に言えるのだから大丈夫だ。




彼を信じて待つ。

いつもの元気さは
また必ず戻ってくる。

お出かけの間に入学式の話も
少しずつだけどできたのだし、

その先の事は
明日が終わってから話せば良い。

親が心配し過ぎると
子どもも不安定になると
よく言われるからね。

あっけらかんと
楽しいムードを忘れずに

明日の朝を迎えて
無事に入学式を終えられるよう
心から願っている。

私が末息子に
これから話すのは

今日の夕飯のこと
明日の準備のこと、

お風呂に入ることと
明日母がすべきこと、

それくらいかな。

お願いはしても
ケチをつけない
そして何より要求しない。

自分が心配している事は
極力伝わらないように

私自身が
息子以外の事に集中して
自分の時間を楽しむ。




さあ、
明日が楽しみになった。

良い報告が
皆さんにできることを願って。

See you soon…








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