スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

故人を偲ぶ

2022-04-30 | smile bookshelf
読み聞かせの大先輩が
不慮の事故で亡くなってから

2年と3ヶ月が過ぎた。


夫さんが最愛の妻のために
何かを残したいと

亡くなったAさんを知る達に
思い出を聞いて回った。


そうして出来上がった
1冊の追悼文集。

多くの方から協力を得てまとめた
200ページ近いハードカバー。

お話を愛し
子どもたちを愛し

家族や仲間を愛し
彼女自身の活動を愛した

彼女の足跡がぎゅっと
この一冊に詰まっている。


僭越ながら私の言葉も
文集の始めの方に掲載して頂いた。


この文集の発行日は
ちょうどAさんの2回目の命日。


夫さんの呼びかけで
集まった人たちは

想いのこもった追悼文を前に
右も左も分からない状態で

はじめの一歩は
かなりゆっくり。

とりあえずまとめて
小冊子になればと思っていたが

集まった人たちの
Aさんのへの想いを
ないがしろには出来ないと

編集に関しては素人ながらも
皆んな熱を持って取り組んだ。



そうして2年目の冬

予定していたより早くに
立派なものが出来上がった。


できるだけ多くの
彼女を知る人に
この追悼文集を届けようと

私もあちこちに連絡を取っては
西に東に出向いて
この文集を届けた。


もっと多くの人に
彼女の生きた証を

彼女の生き方を
知って欲しい。


発行から
3ヶ月が過ぎた昨日、

編集に関わった6名が集まり
「完成ご苦労さん会」
が開かれた。

地元で人気の鮨屋にて
美味しいコース料理を頂きながら

Aさんの思い出と
編集メンバーそれぞれの
個性豊かなお話にも花が咲いた。


Aさんの死を受け入れることは
どの人にも本当に辛かったけれど

追悼文集の編集作業は
みんなのそれを癒してくれた。


編集メンバーの中で
最年少だった私は

この追悼文集編集で
新たに先輩を得ることもできた。

こんな素敵な結び付きをくれた
Aさんに心から感謝したい。


Aさんへの愛に満ちた
この追悼文集は、

Aさんの代わりに
人と人を繋げ

彼女を知らない
多くの人たちにも

彼女の素晴らしい活動を
知らせて行くのだ。



Aさん、

これからも
あなたを愛する人たちを

ずっと見守っていて
くださいね。

素敵な仲間を
ありがとう。





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