スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

劣等感ってどこからくるの?

2011-04-09 | smile monology
小学生の頃、自分では普通と思っていたのに、
気がつけば「おとなしい」「ひかえめ」が
私に対して周辺から聞こえてきたイメージ。

心の中ではいつもおしゃべりで、
そして面白おかしく自分の外の世界を楽しんでいたのに、
どうしてそんな風に思われていたのかなぁって、
そのことを知った当時はちょっとショックでした。

成績も普通でこれといって目立った取り柄もなく、
仲の良い友達も、「親友」と呼べるほどだったのかどうか。。。
そんな小学生時代は、ちょっとした劣等感の塊を
いくつか胸の中に抱えていました。

「あんなふうに成れたらなぁ。」
友達をうらやましがるばかりで、
それに負けじと何か行動に移すってことはなかったあの頃。

先生達は優しかったけど、
一人一人のことを見てくれるには
人数が多かったよなぁって、
今になって思ったりします。

家では4人姉妹の第2子で、
いわゆる「中間子」そのものだったかも。

思い出すと、小学校時代は楽しいこともあったけど、
なんだか自分っていうものについて、
まだまだ良くわかっていない頃だったんでしょうね。
いい思い出より、人とのかかわりの不器用さに
苦労した思い出のほうが多いんです。

今年中学生になった我が長男をみてると、
そういう性格は夫さんより私に似てるのかもと思います。

学校が終わってから、一緒に遊ぶ同い年の友達がいなくて、
成績は優秀だから(ここは夫さん似w)
それなりにクラスメートから信頼はされていたけど、
自分が頼ろうと思う子もいなかった様子。

そうして、こちらが注意すると
「僕なんか。。。どうせ」と言って落ち込んだり、
「みんな、僕なんか嫌いなんだ」と言ってみたり。

そんなに出来がいいのになんで劣等感を持つの?って
こちらのほうが不思議に思ったものでした。
そんなことが多かった彼の小学校時代。



「中学生になったら、ゼッタイ変わるんだ!」

そう決心した30年前の私は、
そりゃぁそりゃぁ、大変な
怒涛の中学生時代を過ごしました。

変わろうとしたおかげで
いろんな困難にぶち当たったよね~。
それに変わろうとしたのに、
変われない部分もたくさんあったわ~。

でもあの時、あんなふうに思わなかったら、
きっと今の自分はないよなぁ。
そう思うと、今更ながらあの当時の自分に感謝ですw

こんな私だから、我が息子もきっと
「中学生になったら、こんな風になりたい」という気持ちをもって
新しい自分を築いていくんだろうなぁと思っています。

私はいつも優秀な見守り役でいよう。
たまに手を貸してやるかもしれないけど、
応援はしているけれど、手出しはしない。

我が家は「苦労は買ってでもしろ」という方針。

長男の幼児期は私にべったりで、その反面、
下が生まれてからはもっと甘えさせてやったら良かったのに、
っていうくらい自分から甘えない小学生時代だったのかもしれない。
だから甘えが必要なら、これからでも甘えたらいいんよ。

ただ、こちらの受け入れ態勢が
もしかしたらいつも整っているとは限らないから、
努力はするけど、満足行かなかったらゴメンよ~って思うの。
私自身、甘えるのが下手だから、
大きくなった君の甘えを受け入れるのも下手かもしれないんだ。

今の私のコンプレックスは、
そういうあたりに存在してそうなんです。

では、我が息子クンは、
自分の劣等感とどう向き合っているのだろう。

どんなときにその劣等感を感じているのだろう。

それから、この先どうやってその劣等感を
自分の手で克服していくのだろう。。。

う~ん、

昔の自分のことを思い出しても、
よくわからないですわw

ひとつ言える事は、
あっちこっちぶつかって痛い思いしながら、
「人と比べて自分がどうかではなくて
今までの自分と比べてこの先の自分がどうありたいか」を
考えるようになっていったってことかな。

ま、その考えに行き着いたのは、
極々最近のこと。

彼にしてみたら、
かなり長い道のりが必要だ~!って
さじを投げてしまいそうかもしれないけど。

そこは私より頭のいい彼のことだから、
きっと私より早くに自分なりの克服を見つけてくれると
母は確信しているんだけどね。


実はこんなことを書き出したのは、
私の中に新たな劣等感が生まれそうになったから。

どうしてそう思うのかわからないけど、
人と比べて自分が負けてるって思うことがあって
そこで「ああ、私ってやっぱりダメなのかも・・・」って。

大人になっても、そう思うときもあるんだよね。

劣等感を感じながら、
一瞬、そんな幼い自分をカワイク思います。

そして慰める。

「相手を羨ましいと思っても構わないよ。
ただ、それに負けないものを自分の中に見つけてね。
今はそれを見失っているだけだから。」って。

果たして、これから思春期の真っ只中で、
それこそ怒涛の青春時代を過ごす息子クンに、
母はそういって慰めることが出来るのでしょうかw

ま、先のことは誰にもわからないから、
今は、彼にエールを送り続けるよ。

両手でビッグ・ハグは出来ないかもしれないけど、
精一杯、Go for it!って言ってあげるから。

そして、ちょっと宙に浮いた心の
今の私にもねw






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。