スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

子どもの失敗

2011-04-22 | smile kids
「いろんな失敗を体験する中で、
それを乗り越えていける力をつけさせたい」
と懇談で言っていた新しい担任の先生。

若い男の先生だから、
2年生くらいのやんちゃ坊主にはちょうどいいかもw
と思っていました。

この日の事件は、休み時間に友達4人ほどで
「たたかいごっこ」をするうちに
息子が友達の荷物にぶつかって落として壊したというもの。

先生は連絡帳に何も書いていませんでしたが、
子どもに自分のしたことをきちんとお家の人に話すという宿題をだし、
自分の行動に対しての責任を果たさせようとしたのでしょう。

私は彼の様子がかなり気重モードだったので
いつもより落ち着いた口調でていねいに聞き取り。

昨日の時計の問題(小2の算数の大きな課題です)では、
キーキー言っていた母親とは別人のような感じ。
(自分で言うのもなんだけど、事実ですw)

よく意味がわからない言葉にも耳を傾けて
あせらずに聞くことが出来ました。
(やっぱ心の余裕が必要よね)

そしたら、親にも宿題!

「お母さん、そのことについて、
先生が連絡帳に書いてきてってぇ。」

え?何それ?

とはじめは思いました。

小2の息子が話す言葉はやはり言葉足らず。
本当に先生が意図したことを中々伝えられていないのでしょう。
どういうことを書いたらいいのか、私も頑張って考えました。

1、息子から友達のものを壊したという話を聞いたこと。
2、息子のした行為に対して申し訳なく思っていること。
3、本人は反省していること。
4、こちらにできることがあれば知らせて欲しいということ。

昨年、普通以上に連絡帳で先生との交流があった我が家。
なんと、連絡帳を2冊強使いました!
そんなことで、だいぶ書き慣れてはいたのですが、
先生に伝える言葉を選ぶのは結構大変なものです。

夫さんに書いたものを見せてチェックしてもらうと
「いいんじゃない」
と、予想どおりの言葉。

いつか夫さんに「代わりに書いて」と言いたいところだけど
男の人だから、あんまりにあっさりと書いて
こちらの気持ちも伝わらなそうだからねぇ。。。

以上のように、この事件については
一応我が家では対処できたつもりでいます。

子どものトラブルや失敗は
何度だってあるものだし、
トラブルなしで過ごす方がこの先怖いとも思います。

小さな失敗をたくさん経験させるためには
大きな失敗にならないことを配慮しながら、
近くにいる大人が上手に失敗を子どもの糧になるように
言葉を掛け、見守っていくことが大切だろうなと思います。

とかく我が家は「障害物」だらけ。
しょっちゅう家族でぶつかり合い、
そこからトラブルにならないための道を
自分たちで考えることを身につけさせたいと思うから。

自立には親が出て行くタイミングが大切。
子ども達のステップアップを見計らうのは大変だけど、
毎日の子どもの様子を観察してたら、
結構タイミングもつかめるものだなあと思うようになりました。

最近毎朝、高校生の娘と中学生になった息子が
自分たちのお弁当のためのおかずを1,2品作っています。

私は作っている場には極力出て行かない。
手伝っているのは、夕食のおかずを少し多めに作ったり、
献立を要領よく決める方法や
手際よく活動するための工夫を
書き記して冷蔵庫に貼って置くくらい。

口でとやかく言われるのはいやな年頃だし、
自分で全部出来た達成感を味わうには
親の出番はあまりない方がいいw

子どもの失敗に付き合うのは
親にとっても大変だけど、
家族の絆を深めて子どもの成長を支える大切なこと。

これからも、いろんなコトきっとあるけど、
どお~んと構えて行きましょう!

(時には悩んで落ち込むかもしれないけどね)


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