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子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

秘密保護法を許すな!

2013-11-20 | New Japan Women's Association
今日は朝から大忙し~!
・・・のはずですが、

どうしても、今言わなくては!と思って、
ブログアップしています。


皆さんもきっとご存じとは思いますが、
今、国会では政府が国会提出した
「秘密保護法案」が議論されています。

この法案は、
「特定秘密(第3条)」が漏れたら、
国の安全保障が危ないから、
その業務にあたる人が
「特定秘密」を漏らしていないか評価して(第12条)、
もし漏らしていたら、
罰則を与える(第22条)というもの。

どんなものが特定秘密の対象になるのかは別表に、
防衛(自衛隊)関連、外交関連、
テロや「特定有害活動」の防止とその研究に関すること
とあげられています。

この「特定有害活動」とは何かが
第12条の第2項で説明されているので、
特定有害活動にあたる部分のみ抜粋して掲載しますね。

「特定有害活動(公になっていない情報のうち
その漏えいが我が国の安全保障に支障を与えるおそれが
あるものを取得する活動、核兵器、軍用科学製剤、細菌製剤、
これらの散布のための装置、これらを運搬することができるロケット、
無人航空機、これらの開発、製造、使用、貯蔵のためにもちいられる
恐れが特に大きいと認められるものを輸出入するための活動その他の活動で、
外国の利益を図る目的で行われ、かつ、我が国及び国民の安全を
著しく害し、または害する恐れのあるもの)」


ここで、
「我が国の安全保障に支障を与える恐れがある」と
判断するのは、一体だれか?

第3条では「行政機関の長」とあります。
首相?
それとも都道府県知事?
それか、市長?
まさか、町長?

多分、防衛長官や警察庁長官とか
防衛や治安、外交に関する「行政機関の長」なんだろね。

ということは、
お上が危ないと思ったことはすべて
「特定有害活動」にされてしまうってこと!

第21条で、
「法律の運用にあたっては、
国民の基本的人権を不当に侵害するようなことがあってはならず
国民の知る権利の保障に資する報道又は取材の自由に
十分配慮しなければならない。」
とありますが、配慮といっても、
何をどう配慮するのか。。。

この法案が通ってしまったら、
私たちは、自分たちが知り得た情報をもって
おかしいと思ったことをおかしいと言えなくなる危険性があります。

つまり、国民の口は封じられるということです。

「わたしは防衛関連とか、全然興味ないし」
といっても、もしかして兄弟が軍事マニアだったりしたら、
家族も「特定有害活動」調査の対象になるかもしれません。

何もしていないのに、いろんな個人情報を
詮索される可能性があるということになります。

戦前のような状況を、なぜ今?

みなさんも、その根本にあるものを
考えてみませんか?

私たちの暮らしと、
子どもたちの未来が狙われているという
危機感を持たなくては!


*新日本婦人の会では、
 秘密保護法の制定に反対する署名活動を行っています。
 【写真は新婦人しんぶん(11/21日付)と署名用紙】
   









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