スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

「忘れられた子どもたち」

2005-06-27 | smile monology
ある朝、ラジオ放送で
こんな話を聞いた。

「世界中には子どもの兵士が30万人いると言われています」

初めて聞いた話ではないが、
その数の多さと、犠牲になる子ども達の実情を聞くと、
胸にずしりと重いものを感じ
いてもたってもいられなくなる。

ウガンダでは子ども達が武装勢力に誘拐され、
性的虐待や兵士として利用されると言うのだ。
親元で暮らしているのに、
家では誘拐される危険があるので
夜だけは教会などの施設で寝るのだ。

日本の子ども達も
最近は「不審者」と呼ばれる人々による犯罪に
脅かされているけれど
それとは比べものにならない確率なのだから
その精神的苦痛は尋常ではないだろう。

恐怖の中で武装勢力に兵士として教育された子ども達は
人を殺さなくては自分が生きていけない状況に追い込まれ
運良く援助活動をするNGOに保護されても
数週間も心を閉ざしたままだと言う。

罪のない子どもと言う存在が武器を持たされ
罪のない人々を殺していっている。。。

私はそれに胸を痛めているだけ?
何も出来ずに、自分の子どもをいとおしむだけ?
いつもここで、大きな壁にぶち当たる。

そんな折、ユニセフから1通の封筒が送られてきた。
「また募金のお願いだろうな」と思ってみると
忘れられた子どもたち。。。
と書かれてある。

瞬間的に、
あの子どもの兵士のことが脳裏に浮かんだ。
予想通り、子どもの兵士について書かれたリポートや
援助を必要ととする地域の子ども達について書かれていた。
そして、当然「募金のお願い」。

「私に出来る事を、
   精一杯する」


どんな時も、どんな場所でも
それが私のモットー。
募金もいいけど、ほかに出来ることは?
早速、ユニセフのサイトをのぞく。

知ること、知らせること。
やはり学習することは何につけ大切なこと。
一人ひとりがきちんとした知識を身に着けて
何が原因で、これからどんなことしていくのが
この子ども達に必要なのか考えてもらいたい。
それは、決して日本の子ども達を無視したものでなく
日本の子ども達を守り援助していく力になると信じている。

今も、私たちの知らない世界の裏側で
人間として活きる権利を奪われた子ども達が
悲しみの涙を流し、
辛く重い日々を送っていることを
私は忘れない。




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2 コメント

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はじめまして☆ (ちょび)
2005-07-08 19:10:08
私も同感です。



日々、メディアリテラシー教育の

必要性を感じています。



日本のメディア、特にテレビでは

報道の自由はないといわれていますが…



返信する
★ちょびさんへ (smile)
2005-07-08 22:13:36
お来し頂き有難うございます。



今の日本では絶対に

情報操作、されていますよね。

伝えるべきことが報道されず、

大して重要でないことを繰り返し流す。



私達もリテラシーの教育を

受けて来ていません。

子ども達には「情報を読み解く力」

付けて欲しいけれど

我が家でどんなことが出来るか。

娘を見る限りでは、まだ難しいですね。
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