私が20代の頃 母が山からケヤキの木の下にひとり生えで十数センチになるケヤキの苗1本と唐楓の木の苗数本を家に持ち帰ってきた。
それを盆栽用の平鉢に欅は1本ひとつの鉢に、そして唐楓は7.8本を間隔も少なく一鉢に入れた。こんもりとした山に木が生えている感じに。
盆栽といえるほど形が整ってなくてただ植えただけです。
それから母はそれを鉢を変えることもなく水をやり続けてくれて
20年前から私が我が家にそれを引き取り水をやり続けた。
鉢を取り替えることも無くまた肥料をやることもなかったが春になると緑の新芽を出し秋には紅葉して葉を落とすという山の木と変わりなく小さくてもその存在は私の大切なものであった。
昨年春に 5.6年植え替えもしてないからと急に思い立ち植え替えをした。
がしかし その植え替え方が雑であったのか次第に葉が落ちてついには枯れてしまいました。
私は一縷の望みをもって昨年の夏に水をやっていました。
この 1本の欅は少し根上がりでしたのでそこが気に入っていたのですが
それ故に丁寧に植え付けをしなくてはいけなかったのかもしれません。
昨年写した植え替え後の写真
後に残った唐楓は今は鉢の中に3本ですがもう少し私とともに生きていって貰いたいと思ってます。
唐楓
17日 4418歩