ペチュニア
アイボリーや紫 ピンクが咲いてますがこの苗は お気に入り。これから大きく育ってくれると思ってます
カワラナデシコ
ササユリの花が咲いているお宅があって写させてもらいました
多少 手入れしてあり一本の百合に何個もの花が付いていました。
あえて 花が一個付いたものを狙いました。
子供の頃 私の住んでいたところは
山が後ろにあり 前に田畑が段々に並んですぐに山が広がった緑に囲まれた田舎
百合の咲く頃 一人で山に入ったら 真っ白のササユリに遠くに咲いていた。
その景色は あまりに美しく脳裏に焼き付き私の中から離れることはない。
ず~といつも いつも
ササユリの元に行き 一本そっと折って家の持ち帰った。
次の日 学校の教室の先生の机の上に置いてある花瓶に活けた。
すぐに先生の目に留まったのは言うまでもない。
男の中学校の先生は「誰が持ってきたのか」と尋ねた。
褒めて貰えたようで嬉しかった。
今思うと 花の香りは教室では強すぎたかもね・・・・・・。
遠い私の思い出は いつも田んぼと水田に引くために引いてある溝や
山べりに流れる綺麗な水の流れの風景。
花が終わり種が出来たり 実がなりそして一年が終わる。
そんな繰り返し
移り変わる山の風景や 季節ごとに咲く花風景
どんな雑草も 生き生き太陽の向って育ち
何も言わず 自然に身を任せ 環境に溶け込む植物の姿
自然のなかで
時にはただぼんやりと過ごしたこともあったし遊びが自然のなかだった。
自給自足の生活は食べるために 種を撒き育て収穫して 感謝し(祭り) 祈り
毎年がそんな繰り返しで・・・
その中で 高度成長時代 どんどん変わってゆく中
やや よその家庭より 遅れながらも時代に流されてきた。
乗ろうともしなかったし乗ることより
波に浮いてきたのかもしれない
今年 飛騨の山々に連れて行ってもらって
花を探したり 山野草を採ったりする機会があった時
山の香り
山の中を吹く風の肌に当たる爽やかな
そして心地よさは 子供頃に戻れたような気がした。
すべてのものが さわさわと囁き
私を歓迎してくれているような・・・