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拝啓 麻生太郎財務相殿~あなたはどうしてそんなに傲岸不遜なのですか?

2021-01-20 17:54:09 | エッセイ
 麻生太郎財務大臣からとんでもない発言が飛び出しました。「国民に一律10万円の支給をするつもりはない」という発言です。またあわせて、生活困窮世帯に限定した追加の給付措置さえも「考えにくい」と発言したそうです。

 一律の現金の給付が本当にいい政策かどうか、それは賛否両論あることがわかります。国の予算には限りがあるので優先順位をきちんとつけて支出していかなければなりません。

 ただ、その点を譲ってもこの麻生大臣の発言の冷たく、思いやりのかけらも感じられないこと、今日食べるものにも事欠く人々が聞いたらどんなふうに感じるでしょうか。

 私は前にも書いたように一方的な立場から人を批判することは嫌いなので、極力そのようなことがないように気を付けていますが、今回ばかりは我慢することができません。

 麻生大臣、あなたにはこの国の為政者たる資格はありません。そのような思いあがった気持ちで一般の民を思いやった政を行えるとでも思っているのでしょうか?

 本当に言葉に気を付けてもらいたいものです。その冷たい言葉によってどれだけの国民が傷つき、落胆すると思うのかまったくその種の想像力が欠けているか、自分がそのような思いやり持つべきなどということに、まったく考えが至らないのでしょうね。

 もうあなたには大臣の資格はありませんので、さっさと後進に道を譲っていただきたいというのが、私を含めた国民の大多数の願いです。

 もし私のここでの発言に反論したいなら、この寒空の下どこかに安い部屋を借りて月に7万の生活費で暮らしてみてください。そうすれば、下界の民の気持ちが少しは理解できるようになるかもしれません。

 あなたが出し渋っているお金は国民が納めた税金です。あなたのお金ではありません。それでもどうしてもお金を出したくないのなら、せめて国民を思いやるポーズくらいはすべきなのではないでしょうか。

 その傲岸不遜な態度から生まれる不利益が、きっとあなたのこれからの人生にブーメランのように帰ってくるはずです。齢80にもなられる方に対して失礼な口をきいてしまいましたが、どうしても思いの丈を述べざるをえませんでした。

 …この私の思いは大臣に伝わるのでしょうか。なんの権力も発言力もない一般人の言葉がどれだけの力を持つのでしょうか?その結果を心静かに待ちながらこの寒い冬を乗り切って行きたいと思います。


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