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AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

たまには整備

2006年12月09日 | 仕事
 残念ながら朝から雨降り。明日は晴れるようですが多分強風になると思われそれも残念。でも明日は、私たちがいつもフライトさせていただいている衣笠山の、地元・白谷地区住民の皆さんによる林道草刈作業の日なので、私やクラブ員の有志で作業に参加する予定。
 クラブの備品の草刈機をウチで3台預かっていますが、最近は整備していないので刃こぼれもしており手入れすることに。昨日ホームセンターで買ってきた新品の刃に交換。回転部分に50時間毎にするという指定のグリスアップもこれまで全くやっていないはずなので、これもホームセンターで買ってきたグリスを注入。ところがこのグリス、草刈機専用というので買ったのですが、お父さんたちがムカシ使っていたあの懐かしいポマードのように硬いので、草刈機のグリスアップ用の穴にチューブの先端を挿入して強く握っても、細い先端からはいっこうにグリスが出てきません。困ったのでグリスチューブを熱湯に浸けたら少し柔らかくなったようなので再度挑戦。すると、けっこうな量が中に入っていくので、やはり全く油が足りていなかったようです。
 混合ガソリンも買ってきたし、これで明日の作業の準備は万全…というと、やる気満々のようですが、けっして草刈作業が好きなわけではありません。でも不思議なことに作業を始めると、大きなエンジン音に興奮してしまうのか、カマでの手作業よりもラクできるからなのか、けっこう長時間の作業でも頑張ってしまうのであります。
 画像は、整備を終えてピカピカの回転刃に換装(?)されたクラブ所有の草刈機です。正確には『刈り払い機』というそうですね。
 3台あって、手前から『零号機』『初号機』『弐号機』の順で、このほかに以前は『参号機』もありましたが現在は全壊・消失してしまいました…というのはウソです。エヴァンゲリオンではありません。

英語は(も)わかりません

2006年12月08日 | 仕事
 衣笠山を一昨日パラのタンデムで飛んだ、白谷臨海公園の管理職員のお二人の女性のデジカメ画像を10枚ほどプリントアウト。それを持って午前10時ごろに公園の管理事務所まで届けに行くと、早朝は曇っていた空が晴れて、風はパラにはちょっと強め、ハングにはちょうど良いぐらいの強さのようで、スクールの予定はないのでハングで飛びたいところですが、今日は他にも済ませたい用事がいくつかあるので断念。
 銀行→郵便局→家電用品店→ガソリンスタンド→ホームセンター→保育園(次男と三男のお迎え)→市民館(夕方まで学童保育で面倒を見てもらっている長男のお迎え)と済ませ、先日パラシュートを入れ替えるために預かった、お客さんのハーネスをチェック。私が販売したものではありませんが、古いハーネスに装備されているパラシュートをリパックし、新しいハーネスへそのパラシュートを換装するようにとのお客様からの依頼です。
 よく見たらこのハーネス、パラシュートを引き出すためのグリップに、黄色いプラスチック樹脂のような細長いコードが付いてます。なんだこれ? コンテナをロックするためのピンの替わり…ではないなぁ。ロックピンは別にちゃんと付いているし。こういうときは素直にマニュアル・取扱説明書を読むべし。ハーネスのポケットに取扱説明書が入っていたので取り出して開いてみると、日本語の取説はなくてドイツ語なんですねこれ。「欧米かっ!」と突っ込んでみても、ホントにドイツ製なのでしかたありません。困ったなぁと思いながらページをめくっていくと、後半からこんどは英語で記されています。再び「欧米かっ!」と突っ込みたくなりましたが、まだ英語なら少しはドイツ語よりはマシだと思うので、繰り返して必死に読んで暗号解読(?)してみることに。
 これ、『ストラップ・ウィズ・セパレーション・システム』とかいうもので、要するに、パラシュートをコンテナから引き出すときに連動、同時にフットバーの取り付け部分が切り離され、パラシュートとフットバーが絡まないようにするためのシステムのようです。
 そっかー、納得ー、納得はしたけど、ハウマッチ以外の英語をしらない私の英語読解力は激しく怪しいので、念のためにこのハーネスの輸入元のかたに電話して教えてもらうことに(最初からそうすれば早いのに)。やはりフットバーを切り離すシステムで、DHVがこういう安全システムを付けるように指導しているのではないでしょうか、とのことでした。
 画像がその、パラシュートグリップに連動してフットバーを切り離すための『Stirrup with separation system』です…って、やっぱ「欧米かっっ!!」
 

最後はやはり雨降り

2006年12月07日 | 仕事
 数名のかたが体験フライトに訪れる予定でしたが、先方の都合で直前にキャンセルの連絡が。通常のスクールとしては名古屋のSさんと豊橋のUさんの二人が来てくださったので、曇り空の下を衣笠山へ。残念ながら弱い風に終始して、私もタンデムで飛びましたがテイクオフ前を2往復できただけでランディングへ。一番長く飛んだ名古屋のKさんでも10分あまりの飛行時間。途中でときどき小雨もパラつきますが、すぐに止んで降り続くことはないのでスクールは続行。KさんとAさんが、Sさんのフライトを監督してくださることになったのでおまかせして、私はUさんと芝生広場で地上練習に専念。Sさんは合計4本飛んで、Uさんには地上練習を頑張ってもらい、午後3時頃にさらに空が暗くなってきたので本日の活動終了。ショップへ戻ってきたとたんに雨が本降りになってきたので、良いタイミングでやめて帰ってくることができたようです。
 画像は、いまにもまた雨が降りそうな空模様の中、ランディングアプローチするSさんです。
 ああ、豊作のため値段が暴落した豊橋のキャベツを、トラクターで踏み潰して大量に廃棄処分している映像がニュースで流れている…なんてもったいない、ぜひ我が家に寄付していただきたい、と思っているのはきっと私だけではないですね。

地元のかたと遊覧飛行

2006年12月06日 | 仕事
 衣笠山の飛行で着陸地・ランディングとして利用させていただいている白谷臨海公園は、本年度より地元の白谷地区住民の皆さんが職員になって管理運営されるようになりましたが、その管理職員のかたから一度飛んでみたいというリクエストがあったので、タンデムで自分の家や職場である公園上空を遊覧飛行してもらうことになりました。出かける準備をゆっくりしていたら、休みを取った豊川のIさんから連絡があったので、まずIさんを乗せてテイクオフへ。ほどよい風の中でIさんは上昇してソアリングに入りましたが、30分ほどで風が強まってきたのでランディング。もちろんタンデムで飛ぶのにも強すぎる風なので、職員のかたとのタンデムは午後から行うことに。
 予報どおり午後からまた穏やかな風になってきたので、豊川のAさん、名古屋のKさん、先ほど飛んだので午後からは車の回収をしてくれることになったIさん、一緒にタンデムで飛ぶ公園管理職員の女性Fさんたちとテイクオフへ。昨日のように寒くはないので1時間ほど飛ぼうと思っていましたが、Fさんは自分の家や近所の風景を撮るために真剣にカメラを覗きすぎたのか、20分ほど経過したところで少し気分が悪くなってしまったので、予定より早くランディングすることに。初めてのパラでの飛行に加え、撮影のために地上の狭い範囲を目で追っていたので酔ってしまったようです。
 芝生広場で機材を片付けようとしていると、もう一人の職員の女性Mさんも飛んでみたいとのことなので、再度テイクオフ地点に上ってフライト。先ほどより風が弱まっていたためあまり上昇できず、10分ほどのフライトになってしまいましたが、なんとかMさんもご自宅の写真を取れたようです。
 今日は都合が合わずに来られませんでしたが、あと3人ほどの女性も飛んでみたいとのことなので、また後日の風が良い日に遊覧飛行していただくことにして本日のタンデムは2回で終了。ん~と、女性ばっかりなのかな、白谷の皆さんで飛んでみたいのは。やっぱり女性のほうが元気で行動力もあるのでしょうか。ぜひ男性にも飛んでほしいのですが。

今日はかなり寒かった

2006年12月05日 | 仕事
 今日も冷え込むなと思いながら衣笠山へ。午前中はほどよい強さの風でしたが、最初に飛んだ名古屋のKさんは寒いからと1時間あまりでランディング。豊川のAさんはもっと長時間飛んでいたようですが、寒さに強いんでしょうか。
 正午過ぎからはタンデム機が飛ぶのには少し強すぎる風になったので、遅れて到着した練習生の豊橋のUさんは地上練習をしてもらうことに。豊橋のHさんも久しぶりにハングの練習をするとのことで、機体を組み立てて海岸で走っていましたが、ハングの地上練習はパラよりもかなり体力を要求されるので、暑い季節よりはマシとはいえかなりシンドかったようです。
 遅くに来た新城のAさんも3時頃にテイクオフしましたが、やはり強めの風だったとのことで短時間でランディング。むむむ、Aさんの性能の良い機体でも強く感じられる風だとタンデムでのフライトは無理そう。今日はこのまま日没まで強風が続き、Uさんとのタンデムフライトは無理かなと思いましたが、ダメモトで4時近くにテイクオフへ行き、しばらく様子を見ていると風が弱まってきたのでタンデムでテイクオフして上昇、さらに風が弱まって高度維持ができなくなるまでの間だ、Uさんに操縦練習をしてもらいながらソアリング。昼間も寒かったようですが、日没前なのでさらに気温が下がっており寒いのでした。
 画像は、そのタンデムフライトでの撮影ですが、オートモードでシャッターを押したらフラッシュが焚かれたので、午後4時過ぎはデジカメも「もう暗いぞ~」と感じるようです。

ロウソク3本

2006年12月04日 | 家庭
 本日は三男の誕生日。ケーキを食べられるから…というよりは、ケーキに火を点けたロウソクを立てられるのが、なぜだかこのようにとても嬉しいようです。いいなぁ、ロウソクの数がわずか3本で足りるなんて。
 今月はこのあと次男も誕生日を迎え、それぞれ3歳・5歳・7歳と、めでたくシチゴサン状態(?)になります。
 昼間にケーキやお菓子を買いに行ってきましたが、プレゼントはナシ。12月生まれの次男と三男は、クリスマスプレゼントの時にそこらへんをごっちゃにされ、哀れにもごまかされてしまうのでありますが、許せよ~。

全く気がつかなかった

2006年12月03日 | 家庭
 強風なのは判っているけど、衣笠山に設置してある風向風速計の数値を電話で確認するのではなく、いちおう外に出て蔵王山の風力発電機を見て風向・風速を確認。毎朝の日課にもなっている長年にわたる観測結果(?)から、この三枚羽根の発電機が一回転するのにかかる時間が2秒以下だと、まず衣笠山は飛べないと判断できます。そのとき、うちの垣根として毎年の冬の訪れを告げるサザンカの花が咲いているのを発見。こんなに目の前でたくさんの目立つ赤い花が咲き乱れていれば、イヤでも目にとまるはずなのに、なぜか今日まで全く気がつきませんでした。う~む、いったい何日前から咲いていたんだサザンカ。普段から興味があるものにしか目を向けない、目に入らないのだなぁと思いました。
 練習生の人たちから飛べるかどうかの確認の電話があったので、もちろん強風で飛べませんが、来てもらえれば午後から知識講習をすると返答し、とりあえずそれまで仕事をしようとパラシュートのリパック作業を開始。うちの店は南側の全面がガラスなので、冬でも晴れて陽が射している時間帯はかなり暖かいのですが、今日は寒く感じられるので暖房も使用。これからはこのファンヒーターを使う日がだんだん多くなるのでしょう。
 画像は、♪さざんかサザンカ咲いた道~♪ の、うちの山茶花です

やはり最後は強風

2006年12月02日 | 仕事
 昨日の天気予報では、本日は朝から強風でハング飛べてもパラはダメだろうと思っていたら、それほどの強風ではないのが意外でしたが、午後には寒冷前線が通過する予報なので、正確な通過時刻までは予想できないものの、いずれ飛行不能な強風になるはずなので、注意しながらスクールをしようと考えながら衣笠山へ。
 実際の風は強めになったり弱めになったりで、気流の乱れもややあるようですが、皆さん上昇してソアリング。午後1時ごろになって風上・北西方向の遠方に、雲低が低くてその下は雨が降っているように思える怪しい雲が見え始めたので、確実ではないもののそれが寒冷前線と予想。こういうときベテランの皆さんは気流の微妙な変化や遠くの雲まで注意しているので大丈夫ですが、経験の浅い人はそこまでの余裕や判断力はないので早めに降りたほうが無難。雲の接近の具合からみて、まだ30分~1時間ぐらいは飛んでいても良いように思えて迷ったのですが、迷ったときこそ迷わずに(?)安全な選択をするべき。練習生の人には無線で何回か連絡し、自分でも風の変化を確認してもらい、やはり早めに降りてもらうことに。
 その後30分ほどで強風になったので、結果的に安全策で余裕を持って早めに降りてもらったのは正解でしたが、高性能ハングで飛んでいて最後に降りてきた浜松のUさんから後で聞いたところでは、「最後のころは50km/h以上の強風でした」とのことだったのでやっぱり寒冷前線は怖いですし、それを事前に教えてくれる予想天気図や天気予報はありがたいと思います。天気図や予報には表示されないので解らない前線通過や、短時間での強風への変化もあったりするので、冬季の衣笠山はやっぱり気が抜けなくて、毎年のことですがスクールで活動していて練習生の人が飛んでいる時間中はとても緊張します。というわけなので、私が「風が強くなってきそうなので早めに降りてください」と指示した後も風はそれほど悪化せず、飛び続けていても大丈夫なときもあるかもしれませんが、そういうときはどうか皆さん許してやってください。どうしようもなくなったら、最後は山沈・ツリーランディングすればまずケガはなくて安全…なんて平気で言い放つ人もて私は驚くことがありますが、それは最後の手段としては適切でも本来からは外れた異常事態なわけで、大切なのはどうしようもなくなる前、そこまでに至らないようにする事前の注意や、迷ったときには安全な選択をする思慮深さのほうで…などと言うと、中には笑う人もいるのかもしれません。
 画像は・・・どれぐらいの経験年数で『ベテラン』というのか、私はいまだによく解らないのではありますが、この道30年以上の、ベテランという言葉はこの人にこそ当てはまる、浜松のKさんの白いハングです。まだ煩悩が多そうにも見受けられるKさんですが、この数年はパラもハングも真っ白な機体に乗るようになったので、実はとうとう悟りを開いていて心は仙人のように無の境地、色も自然と純白を選ぶようになった…わけではけっしてないと思うのですが、どうなんですかKさん。

クラブのお仕事

2006年12月01日 | 仕事
 体育協会へ出す報告書がそろそろ提出期限なので、もしも記載に不備があれば教えてもらい、その場で書き直せばイイやと開き直って文化会館へ行くと、事務局の女性のお話しでは、記載事項の中で金額の数字などは間違っていた場合に訂正印を押して修正しても受理は不可で、新しい紙に一字一句間違えずに書き直さねばならないのだそうです。たしかに市から補助金として44,000円というお金をいただくわけですが、訂正印を押しても修正できないなんて、なんでそこまでシビアなんでしょう。だったら金額や使途がウソだらけなのがバレはじめている、政府のタウンミーティングの報告書はどうなんだっ!…とか言ってもしかたないですね。
 結局、必要となる領収書が一枚足りなかっただけだったので、それを取りに戻ってコピーして提出、やっと手続き終了となりました。初めてのことだったので手間取ったけど、次回からはもっとスムーズに済ませられるような気が…全然しないなぁ、やっぱり。
 体育協会のある文化会館は、館内に図書館も併設されているので、ついでに寄って借りていた本を返却。ついでのついで(?)にまた本を借りることにして、パソコンの参考書などの実用書と、浅田次郎、スティーブン・キング、クライブ・カッスラーの小説を借りて正午過ぎに帰宅。クライブ・カッスラーは『タイタニックを引き上げろ』などの海洋冒険小説シリーズで有名になった人ですが、今回借りたのは小説ではなく、実際にこの人が自費を使って趣味でやっている、行方不明になった歴史上有名な沈没・難破船の探索・引き上げ活動のノンフィクション・ドキュメントだそうですが、沈没船を捜すなんて夢があってイイなぁ、タイタニックも戦艦大和も見つかったわけだしなぁ。よ~し、今日は午後からずっとこの本を読んですごしてやる…というわけにはいかず、午後からはクラブの会員に郵送する会報の発送作業を、豊川のAさんと二人でやる予定なのでありました。なんか今日は朝から、クラブの仕事をする日のようですね。A4サイズの用紙に印刷した会報を折ってホッチキスで留めて、150通の封筒に入れてノリで封をする作業ですが、なんだか作業というよりも内職してるような雰囲気でもあります。夕方になって作業が終了するのと同時に市内のMさんが来店。もっと早く来てくれていればこの作業を手伝ってもらったのに、Mさんの危機回避本能は鋭いのでありました。
 画像は、「報告書を作成するための参考にしてください」と、体協事務局のかたが私にくださった、他団体が提出した書類のコピーですが、開いてみてビックリ。内訳などの明細をどのていど細かく分類して、どのような文面で記入するのかが知りたかったのに、情報保護のためなのか解らないけど、こんなふうに何もかも黒く塗りつぶされていては全く参考になりませんってば。これはある種のジョークだったのでしょうか、いや、ひょっとしてこれが『イジメ』とうやつなのか、そうなのか、どうなんだ、そこらへん。う~む…