AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

強めの風

2012年05月31日 | 仕事
 
頑張って木を分断するSさん
 

 
おお、大丈夫そうだ、さあ皆さん飛びましょう
 


 予報どおりに午前中は東南東の風だったので、風待ちしている間にランチャー台の下の安全ネットに乗っている木をどけることにことになりました。Sさんが下まで降りて、まずは木をノコギリで分断。そうしないと重くてネットの外まで運べないからです。あるていど分断してもらったところで、残りは台の上からロープで引っ張り上げ、これで安全ネットの上がスッキリしました。頑張ってくれたSさん、お疲れ様でした。ホントに疲れてたけど。

 予定どおり正午前に箱根からイクスの皆さんが高塚に到着。私達が来た朝の10時ごろよりは少しマシな風向になっていましたが、まだ飛びたくなるような風ではないためウエィティングを継続。風速はじゅうぶんというか、これ以上は強く吹いてほしくないぐらいで、あとは風向が好転するのを祈るばかりです。

 午後2時ぐらいに新城のAさんが来て、昼ごろよりは風向が良くなってきたことでもあり、試しにテイクオフしてくださると、風向はイマイチでもパワーが十文なのでラクに高度を獲れ、そこからは皆さんイソイソと準備をしてフライト開始。
 風向が東寄りなのと、かなり強めな風速なのでテイクオフが少し(かなり?)難しいコンディションでしたが、練習生のかたもビジターの皆さんも全員がソアリングでき、長時間フライトが可能になりました。

 夕方5時ごろ、私も少しだけ飛ぼうと思ってテイクオフ…しようとしたら、まだ思ったより風は強めで機体の立ち上げに失敗、ステンと転倒。なんだ? 少し弱まったと思ったのに。あー、風向が南南東ぐらいまで良くなってるのですね。けっこうパワーがあるわけです。もう一度やりなおして、カッコ悪いけテイクオフをすると、ブレークコードを離した状態でゆっくり前進するぐらいの風でした。
 10分ほど飛んですぐにトップランディングするつもりでしたが、風が強いので高度が上がり過ぎて高さをうまく合わせられず、何回もやりなおして最後は翼端折りでごまかして着地。海岸に降りた皆さんを車で回収して本日の活動終了。
 先週は悪天候のため箱根からの来訪を中止にして、出直してきたイクスの皆さんにも楽しく飛んでいただけてヨカッタのでした。


 動画 → これでスカッと晴れてたら最高です 

こわい電話

2012年05月30日 | 仕事
 
工事が始まったと思いますよねコレは
 


 ランディングの白谷公園に行くと、人工海岸にトラックや重機が入って工事をするようなので、公園管理棟の人に何が始まるのか伺うと、工事ではなく『ほこたて』というテレビ番組の撮影とのこと。よかった、海岸整備工事などだったら、しばらく着陸できなくなったりしますから。
 しかし、パワーショベルや大型発電機なんか持ってきて、いったい何をするのかと思ったら、『強力電磁石と強力接着テープ、どっちが強いか』みたいな内容らしく、パワーショベルの先に大きな電磁石を吊り下げて浜の上を移動開始。ロケのついでに、人工海岸の金属ゴミを全て吸いつけて、海水浴が始まる前の海岸清掃もしてもらえばいいのに。

 ロケを見に来たわけではないので衣笠山へ上り、弱い風の中で皆さんすっ飛び。本日はこのまま弱い風が続くのかと思われましたが、1時ぐらいになって少し強まりソアリングコンディションに好転。しかしそれも長くは続かず、また穏やかな西風になってしまいました。

 早目に活動終了することにして解散し、店に到着したとたん携帯電話に警察署から着信アリ。
 パラやハングの事故やトラブルがあるたび、たとえばそれが私達のエリアで起こった事故でなくても、近隣で起こったというだけで私に訊けば何か判る(そんなことないのに)であろうと警察の人が電話をかけてきます。
 私、ついさっきまで衣笠山にいたけど、一緒にいた皆さんに何事もなく活動終了、そろって解散して帰ってきたわけだし、この風向では高塚エリアを飛んでいた人はいないだろうし(いや、太平洋側は南風だったかもしれない)、でもモーターパラの事故や苦情の通報でも私に問い合わせてきたりするし、ひょっとして今年の1月のような緊急事態の連絡もありえるし、いずれにしても警察の人が私に電話をするのは何かしらよくない事があった時なので、携帯電話に『警察署』と表示されると、何があったんだろうと嫌な想像をめぐらせてしまいます。できればに電話に出たくありません。
 でも、嫌だからといって出ないわけにもいかないので、何があっても冷静に対処しようと覚悟をきめて通話ボタンを押すと、「衣笠山でパラグライダーのようなモノが落ちていると、目撃した人から通報があったのですが、事故がありましたか?」という問い合わせでした。
 あー、そういうことか。私が帰ったあとも飛んでいた人達のだれかがスタ沈か山沈でもして、それを目撃した一般のかたが事故だと思い警察に通報してくれたのでしょう、多分。
 しかし、ひょっとして私が帰った直後に緊急事態…という可能性だってあるわけで、警察の人に「事故なのか、木に引っ掛かっているだけで無事なのか確認して、折り返しすぐにこちらから電話します」と対応。
 そして心当たりの人に電話すると、やはり木の上に沈していて回収中とのこと。うう、そうですか、それならよかった、ほんとにヨカッタ、警察からの電話は寿命が縮まるんだぞ、しまいにゃ泣いちゃうぞ私。

 急いで警察に連絡すると、「そうでしたか、では、出動取り消しで大丈夫ですね?」とおっしゃいます。
 あ!?、はいはい、もちろんです、出動しないでください、取り消してください、本当に大丈夫です、ご心配をおかけしました、出動前に連絡いただいてありがとうございました、騒ぎにならずに助かりました、申し訳ありませんでした。← なんだかいつもペコペコ謝っている、とっても気の毒な私…トホホ…
 心配したりホッとしたりで、一連の電話を終えたらなんだかグッタリ。警察からの電話は心臓に悪いです、ほんと。

 明日は、悪天候のため先週は来訪をとりやめた、箱根のイクスの皆さんがおいでになる予定です。

 動画 → 山頂まで移動できたときも 

また寒気が入ったそうです

2012年05月29日 | 仕事
 
西の空模様が怪しくなってきました
 

 また寒気が上空に入るので、地域によっては雷雨や竜巻に注意という予報です。天気が不安定になりがちな大元の原因は、偏西風が蛇行して日本上空にかかるせいなのでしょうか。

 朝からほぼ無風のような状態で、天気が怪しくなるのは午後3寺~4時ぐらいからのようなので、練習生のかたとお昼頃からは吹くであろう南風に期待して、集合時間を正午にして高塚エリアへ。
 弱目だった南南西の風は1時ごろから強まりはじめてソアリングコンディションに。西寄りの風なのであまり上昇できませんが、私もテイクオフしてソアリング。飛んでいる間にさらに風は強まりましたが、風向もさらに西寄りに悪化。始めはランディング方面からテイクオフまで往復していられましたが、だんだんカベよりも西へ高度を保って進むのが難しくなってしまいました。
 あらま、私も飛んじゃってるし、トップランディングできなければ海岸から歩いて車を取に行くことになります。そのうちに、西の空が暗くなってきたので、どうやら予報よりも早く積乱雲ができ始めているようでもあります。いかん、こんなに早く悪化するとは。とにかく機材を雨で濡らしたくない。
 性能がない初級機なので苦しみましたが、なんとかテイクオフまでたどり着いてトップランディング。海岸に降りた人を回収してテイクオフに戻ると雷鳴が聞こえてきました。急いで機材を片付けて本日は午後2時に早目の解散。帰り道でやはり雨が降り出しましたが、1時間ぐらいでまた晴れに回復。でも風は南西・強風になったようでした。
 いまのところの予報では明日も西~南西の風でしょうか。この予報が当たりならイマイチのようです。朝になったらコロッと予報は変わってるかもしれませんが。

 ただいま午後6時。いったん晴れた空はまた真っ暗になり、雷鳴とともに昼間よりすごい土砂降りなってきました。こっ、怖いっ!

ずる休み?

2012年05月28日 | 仕事
 
 虫取網を持っている末っ子の隣にいるのは、営業に来てくださったヘリグライドの目黒さんと、上を飛んでいるのは女性スタッフの小倉さん。



 末っ子が『気分が悪い、吐きそう』ということで学校を休んでしまいました。えーと、これは『自主休校』とでも申しましょうか…あるいは『サボタージュ』とでも表現しましょうか…つまり、解りやすくいうと『ずる休み』です。何となく学校に行きたくなかったんですかね。まあ、大人だって出社したくない日はあるし、子供ならなおさらそういう日もあるでしょうから、たまにはいいと思います、しょっちゅうじゃ困るけど。
 しかし、家にポツンと一人っきりにして置いていくのもナンダカだし、もう、しかたないから一緒にエリアに連れていくことにしました。連れて行くと、飛びに来た皆さんにご迷惑をかけるのが末っ子の性格では間違いないのですが、めったにないことなので許してもらおうという料簡です。末っ子は一緒に連れていってもらえると判ると急に元気になって、それなら私とタンデムで飛びたいとのこと。ウチの三人の子供のうち、長男と次男が初めてタンデムで飛んだのは小学生になってからですが、こやつだけは保育園の年中(5才?)で飛んでいるので、慣れているというか味をしめているというか。あんた、どこが『吐きそうだから学校やすむ』なんですか? 飛べるぐらい元気なら学校に行きなさいって… あー、もう、判ったから、時間があったらタンデムで飛んであげるから、とにかく仕事だエリアに行くぞ。

 高塚エリアに到着すると、昨日のように朝の10時から弱目ながら良さそうな南風が吹いており、本日も期待が持てそうな感じです。末っ子はすぐに飛びたいと言い出しましたが、お父さんにも都合があるのだ、ちょっと待て待てチョット待て。お客様が購入してくださった新しい機体が入荷したので、アンタとタンデムで飛ぶ前に、まずはその機体のチェックフライトをさせておくれ。
 チェックフライトを済ませ、弱めの風だったのでトップランディング。続けて目黒さんからお借りした試乗機で飛ぶつもりでしたが、末っ子が「まだか、まだか」とうるさいので、とりあえず静かにさせるためには飛ぶしかないと、試乗機で飛ぶのは後回しにしてタンデムでテイクオフ。飛んだら大人しくなってくれるかと思いきや、こんどは操縦をやらせろと言うのですが、ブレークコードに延長トグルをつけなかったので、物理的にどうにも8才児のリーチでは手がブレークまで届きません。手が届かなければどうしようもないので、さすがに納得してあきらめてくれました。そして、30分ぐらい飛んでいたらやっと満足したようなので海岸へランディング…やれやれ。

 本日は、ウチの子と同じ小学三年生の男の子を連れて来ていたかたがいて、ひょっとしてこの子もズル…いや、違いました、春の運動会が日曜日にあったので、その振替で休みになったんだそうです、失礼しました。その子のおかげで末っ子に遊び相手ができ、助かってしまいました。その二人の小学生と遊んでくれた、三ヶ日メンバーのお兄さんもありがとうございました。

 昨日、生徒に見せるビデオを撮影するために一緒に飛んだ小学校の先生から、私が高塚に到着した直後に、カメラが故障していたようで撮影に失敗していたという電話がありました。もうあまり時間がないので、できれば代わりに空撮してもらって、そのデータが欲しいというご要望です。あらま、それは大変、せっかく撮影を試みたのに。というわけで、先ほどのソロとタンデムの2回のフライトでもデジカメで動画を撮っておきましたが、少し尺が足らないように思えるし、それほど高度が獲れなかったのでイマイチの映像のような気がします。なので、豊川のAさんにも協力していただくことにして、私のカメラを使って撮影をお願い。
 最後に試乗機で飛んだ時は、他のカメラがないので、何も撮らないよりマシかと思って携帯電話の動画モードでも撮影。
 多分、店のパソコンにも過去に撮った、野外教育センターの動画や写真が保存してあるので、それも含めてたくさん先生にデータをお渡しすれば、編集作業をでナントカなると思います。先生は大変ですね。だってウチノ末っ子みたいな児童の面倒を見てくれるんですから、本当にありがたいことです。アホな子も見捨てないで、頑張って対応してやってください。


 動画 → やっぱり手振れしちゃう空撮 

うまく撮れたでしょうか

2012年05月27日 | 仕事

 体験フライトのかた達の到着を待っていたら、電車を乗り間違えたので遅れそうとの電話が。ありゃ、電車で来るのですか、だったら事前に言ってくれないと、こちらから駅まで迎えに行く都合があるじゃないですか。
 駅でお会いしたのは19才の若い大学生のお二人でした。店に戻っているとエリアでの集合時間に遅れそうなので、そのままお二人を車にのせて高塚へ直行。高塚にしては珍しく、午前中からそこそこの南風に恵まれ、皆さん楽しく飛ぶことができた一日でした。

 体験フライトの方も豊川のAさんと田原のMさんがタンデムをしてくださったので助かりましたが、急に連絡があって体験に参加したもう一人のかたがチョット重い体重で80kg
 実はこのかた、一昨年にも一度来てくださった小学校の先生で、児童が林間学校で訪れて一泊する伊古部の野外教育センターを、空中からビデオ撮影して事前に保護者や児童に見せたいという、先回と同じ理由でおいでになったのでした。先回撮ったビデオをまた見せてあげればいいと思いますが、あのときのビデオは失くしちゃったのでもう一度ということだそうです、あれま。
 重い人とタンデム機でソアリングするのには弱めの風だったので、伊古部の谷間を渡って野外教育センター上空に行くのは無理だと思いましたが、少し風の強まった時になんとか高度が獲れたので強引に伊古部へ移動。建物の前を往復して撮影はできましたが、高塚側へ戻る高度はなくなってしまったので、久しぶりに伊古部の海岸にランディング。でもまあ、とにかく撮影はできたようでヨカッタのでした。
 先生が空撮した映像風景を見て子ども達が、『おー、いいところだ』と喜んでくれたら私も嬉しいです。


 動画 → 一日中とべました 

予報が変わって

2012年05月26日 | 仕事


 昆虫ハンター・ヤコさんがなぜか私のカメラで撮ったケムシくん。先日このケムシがいつのまにか私の首にいて、今も痛痒くて困ってます。

 朝になってネットで天気予報を見直したら、昨夜までの予報と違って南風になりそうです。窓の外を見ると、蔵王山の風力発電機も東の方を向いているので、これなら本当に南風になりそう。
 あ、いかん、昨夜は練習生の皆さんに『西風の予報なのでスクールは衣笠山で行います』と伝えてしまいました。幸いにもまだ皆さんが自宅から出発する前であろう時間なので、全員に電話で高塚に変更すると急いで連絡。
 体験フライトに来てくださったかたと一緒に高塚に行くと、弱いながら風向は良いので午後からに期待できそうです。練習生の皆さんに何回かすっ飛んでもらった後、私もすっ飛びを覚悟でタンデムでテイクオフすると、なんとか高度維持できて15分ほどソアリング。
 その後はやや弱めながらソアリングコンディションが続き、皆さんも次々とテイクオフ。途中で風が弱まって全員が一度ランディングしてしまいましたが、3時過ぎからまた少し良い風に好転。
 先ほど40分ほど飛んで体験フライトを終えた女性がヒマそうにしており、一緒に来た男性がまだタンデムで飛行中でもあるので、もう一度私とタンデムでテイクオフ。動画の後半の空撮はその女性が撮った映像ですが、徐々に曇ってきたとはいえ日没直前の時間みたいに感じます。4時ごろの映像なんですけどね、なんでこんなに暗いんでしょう? カメラが壊れたのかな?


 動画 → だんだん曇ってきました 

思い出した

2012年05月25日 | 仕事

ヒトダマではありませんよ、蛍ですよ。でも辺りは真っ暗、幽霊も出そうで怖い><
 

 昨夜は遅くまで店の雑用をしていたのですが、何かを忘れている気がして引っかかります。仕事のことなのか私用なのか。んー、何だろう、スクール活動中に何か頼まれると、けっこう忘れてしまったりするおバカな私だし。なんだろう、5月中にやっとかないとイケナイ事が… で、思い出しました、まだ蛍を見に行ってなかったのでした。仕事じゃないじゃん(笑)毎年このパターンで、記憶力・学習能力がさっぱりありません。カレンダーにでも書けばよいのに。
 見頃なのはわずか約2週間ほどの期間限定商品(?)です。天候や気温も関係するでしょうから、今年の場合は今がすでに遅いのか、はたまた見頃なのか判りませんが、とにかく今すぐ行くことにしてカメラを持って出発。といってもウチと衣笠山の中間にある川なので、クルマでわずか3~5分の距離です。
 何か所か見て回りましたが、衣笠山の林道入り口近くの川に一番たくさんいたので、そこに車を停めてしばらく眺めてきました。淡い緑色の光が川辺の草の中でまたたいたり、川面の上を飛んだりしてキレイです。ちなみにこの写真は、いつも使ってるポケットデジカメの受光時間を15秒開放にして撮ったものです。

 そういえば、ウチの子達も今年はまだ見てないでしょうから、今晩あたり一緒にもう一度出かけようかと思います。その場合、三男が足元も見えない真っ暗な夜道を暴走して、川に落ちる危険性が43%(当社比)ほどあるので注意してないとイケマセン。うん、見える、見えるぞっ、三男が川面に落ちてずぶ濡れになる光景が、私にはハッキリと見えるぞっ!

 本日は箱根のパラスクール・イクスの皆さんがおいでになる予定でしたが、怪しい天気予報に変わったので中止することに。風がなくどんより曇った空模様でしたが、9時ごろからは雨も降ってきたので、天気予報はハズレることもあるとはいえ、本日は結果的に中止にして正解。ぜひまた天気の良い時においでください。
 



西風も南風も弱く

2012年05月24日 | 仕事


 体験フライトのかたの到着を待って、西風のようなので衣笠山へ出発。風速計では最大30km/h、平均24km/h前後と強めなので、少し様子を見てからテイクオフへ。到着すると、とくに強い風ではなくなっていたので、皆さん準備して順次テイクオフ。でも、風向が西寄りなので高度はあまりあがりません。全員がテイクオフし終えてから私もカップルで体験フライトにおいでになった男性の方のかたとテイクオフ…しようとしたら、先ほどまでしばらく女性の方とタンデムでなんとかソアリングしていた豊川のAさんの機体もランディングに向かっています。あらら、風が弱まってしまいましたね、それもかなり。
 それでもテイクオフしましたが、結果はやっぱりすっ飛びに終わってしまいました。
 予報からいって、午後からは南風らしいので高塚へ移動。練習生のかたは何回かすっ飛び、私も少し風が強まったタイミングで、もういちど体験のかたとテイクオフしましたが、残念ながらまたもすっ飛び。う~ん、もう少し、あと少しだけ風があればソアリングできたと思うのですが、残念。
 明日は伊豆箱根方面からビジターのかたが来る予定でしたが、天候・風がイマイチそうということで中止にすると、先ほど連絡をいただきました。そうですね、はるばる遠方から来るのに、この微妙な予報ではチョット。また風が良い時においでください。


 動画 → すっ飛んじゃいました 

新しい公園

2012年05月23日 | 仕事

 
まだ未完成ですが、ここはキャンプ場になるそうです
 

 田原市に新しい公園ができます。森を切り開いて造成した土地に、公園だけでなくキャンプ場などの施設も設けるそうです。場所は高塚エリアから数キロほど西側で、このまえ西の方に飛んでいった皆さんが「斜面の上に公園みたいなのができてるね」と言ってましたが、そこのことです。公園を造る計画があるのは知っており、実は、亡くなってしまった田原のTさんと一緒に8年ほど前だったか、公園ができるなら、一緒にエリアを作れないかなということで、当時はまだ密集していた森林に二人で分け入って見に来たことがあります。何年たっても公園ができる気配はないので、ひょっとして市の財政悪化とかで中止になったのかもと思ってましたが、とうとう(やっと?)着工したのですね。私達が高塚で飛ばない秋以降の間に工事が進んでいたようで、このまえ飛んでいった人達が気が付いたというわけです。
 今朝、市役所のかたから連絡があり、建設中の公園を見に来ませんかと誘っていただけました。この公園は、行政側だけでなく地域住民も計画に参加して、キャンプ以外の他のアウトドアや遊びがきるようにし、この施設や地域周辺を活性化させようという目論見だそうです。こういうのを第三セクターっていうのですかね? 市民農園のようなこともするのかな。
 この地域の遊びというと、まずはサーフィンと海釣りとなりますが、パラグライダーも飛んだらいいかも、ということですかね。んー、もしパラが飛んだとしても、ただ人が来てもそれだけじゃしかたないから、地元にお金が入るような仕組みにしないといけないのかな。
 ここはエアワークから車でわずか10分ぐらいの場所。私の到着を待っていてくださった市役所の公園課(?)のかたに造成中の敷地に入れていただき、まだまだ未完成の公園を見学。写真の場所は芝生などを生やしてキャンプ場になるそうです。おー、いいですね、きれいなキャンプサイトになりそうですね、完成したらウチの子ども達とぜひキャンプしに来なくっちゃ、絶対に一度は来るぞっ!…じゃなくて、何しに来たんだっけ私? そうです、パラで飛べるのか地形などを視察させてもらいに来たんでしたね。
 高度は高塚の半分ぐらい。高塚から飛んできてこの斜面の上空を通過・往復してるのだから、もちろんソアリングできる風なら問題なく通過していくことはできるわけです。でも、ここからテイクオフするとなるとまた別の話。機体を広げるスペースを確保できるかとか、スタ沈が許されるような地形なのかとか。けっこう急斜面なので、上昇風は良好なのは知ってますが。
 ランディングに関してはどうなんだろう。斜面のすぐ下の海岸は高塚と違い道路があって、とくに休日はサーファーの車両がたくさん走行しそうなのはチョット。大きなテトラポットがあるのもどうなんだろう。
 でも、せっかくのお話だし、ダメモトで計画に参加させていただきたいと思います。地元地域のかたが、ここに何ができることを望んでいるかというご意向もあるでしょうし。


また来てください

2012年05月20日 | 仕事
 やはり東風なので、残念ながらスクールは中止にし、体験フライトを予定していたかたにも中止をお伝えすることになり残念。本日は五井山のエリア整備なので、ヒマができたことだし参加しようかと思ったら、問い合わせのため店に行きたいというかたから電話があったので、草刈り作業に行くのはヤメに。お客様は神様ですと、昔だれかが言ってましたもんね。
 すると、そのあとで浜松のK師匠から電話があり、「酋長とタケちゃんが遊びに来てるから、これからそっちに行く」との連絡。酋長とタケちゃんというのは、K師匠がむかし左遷…じゃなかった、長期出張で関西に行っていたときに仲良くなった、ハングをやっているカップルです。
 おー、何年振りだろう。とても楽しい人達なので、お会いできるのは本当に嬉しいことです。
 お昼前に酋長さんとタケちゃん、K師匠たちも到着。酋長さんとタケちゃんは変わりなくお元気そうで何よりでした。タケちゃんは変わってないな、酋長さんは髪の白い物が少し多くなったかな、気のせいかな? 酋長さん達はとにかく楽しい関西のハング仲間の話をたくさんしてくれます。話の中に出てくる人たちを私は知らないのに、なんだか実際に会ったことがあるような錯覚に陥ります。う~ん、ほんとにそんな『おバカ』な人たちがいるのか? 関西はやっぱり特異なのか? おもしろい、おもしろすぎるっ。

 私が明日に備えて用意した日食メガネを見せると、酋長さんたちもしっかり持っていて明日を楽しみにしていたのでした。問題は天気ですね、雲がはってしまいそうな予報ですが。


 
おそるべし、中国製・パンダ型日食メガネ。やっぱ使えるのは前に買った国産製だわ
 

 3年前の部分日食のときも曇り空で、ぼんやりと少しの間しか見えず残念だったので、明日は晴れてくれないかなホントに。先回はたしか2009年の7月で子ども達が夏休みだったから、長男の宿題の題材にするため頑張って空を見上げてたんですが…あ、この日記のバックナンバーにありました。雲がかかってるけど、なんとか写真を撮ってますね、私は私を褒めてあげたい。
 先回のとき、三男はまだ保育園児だったので、日食メガネは私と長男と次男の分の三つしか買いませんでした。そして、3年前のをちゃんと取ってあるのがウチの奥さんのエライところですが、そういうわけで三男の分がありません。本屋では売り切れになっていたので他を探したら、ホームセンターで470円と半額にディスカウントして売っているのを見つけたので購入。
 後でよく見たら、中国製と書いてあったのがチョット引っかかります。ニュースで「一部の中国製品には太陽光を通し過ぎ、目にイケナイものがある」とか言ってなかったっけ?
 K師匠がその中国製のパンダメガネを目に当てウチの天井を見上げ、「これ、蛍光灯が見えるぞ」と言いだしました。またまた冗談を…と思ったら、うっすらだけどほんとに透けて見えるような気がする。うう、やっぱりダメなのか中国製、どうしてくれるんだ中国製、尖閣諸島は日本の領土だぞ、中国製ではないぞ…いや、自分が何を言ってるのかわからないぞっ。まっ、いいか、コレは私が使って、子ども達は安全な日本製にしよっと。
 
 酋長さん達は私にお土産をくれたあと、またK師匠の家に戻っていかれました。昨夜に続いて今夜もK師匠の家に泊まって宴会みたいです。楽しそうなので私もぜひ一緒に参加したいです、羨ましいです。
 酋長さんとタケちゃん、わざわざ寄ってくれてありがとうございました、また遊びにきてください。今度はウチに泊って皆で宴会しましょう。飛ぶ方もケガがないように気をつけて楽しんでください。ではでは。