Air’s blog

ハイセンスな暮らしをめざして・・・

~Advance interior residence~ 

インゴ・マウラー展

2006年11月04日 18時02分13秒 | 美術館・展覧会


「光の魔術師」、「光の詩人」などの異名を持つという照明デザインの巨匠、インゴ・マウラーの作品が見られるというので、はるばるサントリー・ミュージアムに行ってきました。

つい先日、(そういえば、インゴ・マウラーが来るって言ってたなぁ~。)と思い出し、来週、試験が終われば、見に行こうかと、サントリー・ミュージアムのサイトを調べました。

すると、明日5日が最終日なのです。
現在、私的には禁欲週間なので、近くならまだしも自宅から約2時間もかかるその場所に行くことはあり得ないことなのですが、次、いつ見られるかわからないので、なんとかスケジュールを調整し、3日ならなんとかなるかなぁ。ということになりました。

ところが、なんと3日は開館12周年ということで、「全館無料ご招待デー」でした。
そこで、「ラッキー」とは思わず、私は次のことに気付きました。

例えば、デートで海遊館にやってきたカップル。とりあえず無料ならこっちも見てみる?なんてことになる。
それから例えば、海遊館に遊びに来た親子連れ。入場料が無料なら、ついでに子どもにも見せておくのも悪くはないか。ということになる・・・。

つまり、人が増える。ということは作品が見辛くなる!!!


昼過ぎには、かなりの入場が予想できたので、私は開館時間の10時30分を逆算して、家を出ました。
予想通り、作品よりも外の景色に感動しているカップルや、普段よりもたくさんの子どもたちを見かけましたが、比較的、ゆったり見ることができました。

それから、無料で良かった。と思いました。

インゴ・マウラーといえば、三宅一生やジャン・ヌーベルなど、世界のデザイナーや建築家、クリエーターからも熱い注目を浴びているそうですが、凡人の私には、かえって感動が少なかったかも知れません。

でも、これには本当に驚きました。



これ、強化ガラスにLEDが組み込まれたベンチです。
これと同じ仕様で、大きなテーブルもありました。LEDがキラキラ輝くそのベンチはまるで星空のよう。しかも横から、裏から覗いてみても、配線がどんな風になっているのか全くわかりませんでした。

このあたりは、巨匠と言われるスゴさの象徴のように思います。


それから、個人的に好きだなぁ。と思ったのが次の作品たちです。

「カンパリライト」



これは、カンパリソーダがセードとして使われているのですが、離れて見るとそんなことに全く気付かない完成した照明なのです。でも近づくとハッキリとしたカンパリソーダ。この発想とこのデザイン。素敵だなぁ。と思いました。





それから、女心をくすぐるランプ。

「バーディー」



電球から羽根が生えているランプ。とてもオシャレだし、見ていると自然と顔がほころぶというか、心が柔らかくなるというか・・・。これをスタンドタイプにした「ルーチェリーノ」という作品があるのですが、多分、そこに来ていて、彼に対する知識の乏しい方はみんな思ったのではないでしょうか。

「帰りに買って帰ろう♪」と。

私も、そんな一人です。

「ルーチェリーノ」



これ、一瞬白熱球に見えるのですが、実はオリジナルランプだそうで、シンプル(というより簡素)に見えて、タッチセンサー仕様。

電球が切れることは、ないの?

もしも、切れたら交換できるの?

と、いう庶民的な私の疑問はさておき、



お値段82,950えん。


とても、買える代物ではございませんでした・・・。


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2 コメント

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残念・・・ (Air)
2006-11-04 21:06:34
東京では7月8日から9月18日までオペラシティアートギャラリーで開催されていたようです。
またいつか機会があれば、のぞいてみてください。

かなりアートな世界観でした。
返信する
Unknown (さぶ)
2006-11-04 18:26:34
インゴ・マウラー
知識がもともとないので初めて聞いた名前ですが、どれもこれも世界が広がっていく素晴らしい作品ですね。
教えていただきありがとうございます。
東京でも展示されるようであれば足を運びます。
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