基本的なヤスデのお話ね。
キシャヤスデは害はないのです。ちょっと気持ち悪いけれどねぇ。写真を見てぞっとする人もいるかもしれません(苦笑)。ムカデと違って1箇所から足が2本出ています。なんで、気持ちが悪いかというと、大量に出てきて、群れるものだからふんずけてしまうのです。
踏んでしまうと、油のような液が出てしまうので、それで、汽車(キシャ)滑って止まってしまう、ということで「キシャヤスデ」という名前がつきました。
8年前の大量発生の年、長髪の先輩レンジャーMさんが「今年は少ないなぁ。やっぱり開発が進んだからか。土がなくなっちまったんだなぁ。」って言っていたのを思い出します。その時から、私は8年後も、ぜひぜひ大発生をして欲しいと願っていた。数日前に出た地元紙山梨日日新聞には「観光にはマイナスイメージ」って書いてあるけれど、私は大発生して欲しいって願っています!だって、8年に1度だもん。なんだか、私たち人間に対する環境通信簿のようなイメージもあるし。
その結果が分かる今年。
キシャヤスデは言うほど大発生していない・・・。
いるところにはいるんだけれどね・・・。
同僚のYっさんが言うには北上している、という話があるとか。
そういえば、今年の目撃情報は麦草峠や、松原湖の上の方には出ていているという。何で北上しているのかな?
温暖化?それとも開発?キシャヤスデは土壌環境の変化に弱いという。
ちょっと近々時間をみつけて、キシャヤスデ大量発生の場所をスタッフでマッピングしておく必要があるかも。8年後のためにも!もし、一緒にキシャヤスデ発生マッピングにご協力いただける方、来てください(笑)。日程は別途お知らせします。今のところ候補は10月21日(火)かなぁ?
ネットでキシャヤスデのレポートが出ていたので、のっけておきます。
■キシャヤスデ八ヶ岳~霧が峰集団2000年大発生の動向
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