五味五感 BLOG

2回目の森想勉強会

最近、いろんな気づきや学びがあるのに、それをまとめずに、次の気付きや学びの機会が来てしまう。やばい、やばい(笑)。
「この上書き保存人生なんとかしなくっちゃby染川香澄さん」
そうだ、そうだ。
ということで、少しだけでも、メモ程度でも、まとめておこうと思って。


今夜は、森想(もりそう)の勉強会。
「森想」は、北杜市在住の安藤義樹さん、深澤てるさん、ポール・スミザーさんが取りまとめをしていらっしゃる。
前回の勉強会でも気付きがあったのに(笑)、まとめてないわぁ(苦笑)


さて、今夜のこと。

佐藤柚香さんのスウェーデンのお話
佐藤さんご家族は3年間、スウェーデンで生活をされていました。その時のお話。北欧での森での関わり方についてお話をいただきました。

印象に残った事。
まずは、『自然享受権』のお話。
スウェーデンのポスターがこれまたかわいい。
スウェーデン語なので、理解ができないけれど、ここには「これはしていい」「これはしちゃだめ」など具体的に書かれています。
例えばね「5月1日~8月20日の期間は犬を森に放してはいけない」とかね。具体的でおもしろいねぇ。

「自然享受権」の4要素が紹介されました。
(1)「通行権」・・・徒歩、スキーなど、誰でも森を通行出来る権利。でも、最近、自然保護の観点から団体競技は不可、とのこと。
(2)「滞在権」・・・テントでの宿泊(1泊まで)を含め、休憩などは自由
(3)「自然環境利用権」・・・ヨット、釣りなどの自然を利用して遊んでいい権利
(4)「果実採取権」・・・土地の所有者に対価を払わず、果実やキノコを採取していい権利


ね。すてきだ~~(^^)。




●スウェーデンの森は、平坦で、雑草が少ない。国土の半分は個人の所有。

●スウェーデンの環境教育。
これは、私はちょっと以前に学んでいたことなので、ちょっと追加で書きたいところだけれど、今日出たお話は、4歳から環境教育が始まる事。「低炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の3つを考えながら「サスティナブルな社会」を作っていこうという教育。

●森の墓地。
これはすてきだな、と思いました。
隣に座ったワイさんと「すてきね」って言ってました。私も私の墓地を考えちゃいました。

●今日の気付き
・スウェーデンは森と生活が近い。日本ももっと生活と森を近づける工夫ができるような気がする。
・森に入りやすい。規制も少ないし、土地の所有者に怒られることもない。
・ピクニックをしやすい、したくなる、とかがいい。
・自然享受権のポスターがかわいい。イラストがいい。デザインって大切。
・シンプルな暮らし。
・佐藤さんの感覚が素敵。3年間の間でいろんな視点で生活されていたことに刺激された。
・自己紹介は、参加する人によって内容が異なる。一様ではない。
・ヨハネ保育園は新しい園舎になってから待機児童がいる。入れない。他の保育園でももっと森に近いといい。
・小学校にあがると、急に森から距離が出るような気がする。
・今の北杜市の太陽光パネルの問題を考えると、環境教育をやって来た私たちの無力さを感じる。
・人々の中にある「経済」とか「お金」とか「蓄え」とか、、、「不安感」とか。その根源を考えたい。


「森想」


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