プラモデル:サンデーモデラーによる備忘録

製作した作品を忘れないうちに記録しておこう、というブログです(^^)

トヨタ カローラ レビン AE92 GT-Z 後期型(ハセガワ)#2

2024年06月16日 | プラモデル

前回まではボディの塗装に向けて準備していましたが、これからは下地塗装→本塗装へと進んでいきます。

 

下地塗装の前に・・・

ボディ裏側にピンがありますので、これを取り外します。これってなんだろ?


切り飛ばしまた。
このくらい残っていても他のパーツには干渉しないのでOKです。


トランクルームの裏側に窪みがあります。
実車もこういう造形になっているのでしょうかね・・・。

実はこれ、後でボディーブローのようにが効いてきます。(手間が・・・)

 

下地塗装

さて下地塗装です。
ボディカラーは白(スペリアホワイト)ですが、下地にはクレオスさんのMr.カラーの8番「シルバー」を使います。以前のベンツSLK(こちら)でも使いましたが、白のときは下地にシルバーがよい、とこれまでの経験と思い込みでそうしています。
(傷の発見や傷を隠すためにグレーのサーフェイサーを吹く場合がありますが、私はあまりそのようなことはしません。ある程度塗り重ねる&最後にクリア層を作ると傷は埋まりますよ。サフを吹くかどうかはケースバイケースですね。)

 

一旦シルバーを吹いてみました。

先ほどのトランクの裏面の造形ですが、そのせいでトランクルームの上面に「ヒケ」(浅いへこみ)ができてしまっています。
このままではデコボコするので、これをパテで埋めます。

均一になるように磨きます。

その他、へこんでいるところや表面に微妙な(ホントに微妙な)ムラを磨き・・・そしたらその周辺も磨く必要があり・・・っていうループにはまった結果、こんな感じになってしまいました。(せっかくの下地シルバーが~!)
まるで現実のクルマで全塗装する前に塗装をサンダーで剥がしてるみたいだ。。。

もう一度シルバーを塗ります。

ピッカピカ!!
このまま組んでシルバーグレーのレビンにしても面白いかも・・・と思ってしまいますね。

第1回目の塗装

ということで、第1回目の塗装です。
使用する塗料はMr.カラーのNo.1「ホワイト」。

エアブラシのエア圧をやや低めにして、フワァ~と軽く塗料を載せます。
で、それからシャバシャバの一歩手前くらいの濃度のホワイトを、近接距離からドバ~と圧高めで吹いて、塗料が垂れる直前くらいに仕上げます。これでテロンテロンのボディ塗装ができます。

けど、まだ1回目。できれば何回かは塗り重ねます。


ということで、次回からは塗装の塗り重ねと、インテリア、下回りといったあたりに取り掛かります。


トヨタ カローラ レビン AE92 GT-Z 後期型(ハセガワ)#1

2024年05月28日 | プラモデル

徐々に暑い季節に近づいてきました。まぁその前に梅雨があったりするのですが、湿度の高い時期って塗装が難しくなったりしますので、今のうちに作ろう!

ということで今回からはAE92レビン(後期型)です。
AE86のトレノは豆腐屋さんで有名になったFR車でしたが、AE92になってFFになりました。
が、デザインがカッコよくて86以上に販売はよかったとか。

さて中身です


割とぎっちりとパーツが詰まっています。
スーパーチャージャー搭載型はボンネットにエアインテークがあるのですが、スーパーチャージャーが搭載されていないモデル用に通常のボンネットも用意されています。(インストには「使用しません」と書かれちゃっていますが。。。)

今回はスーパーチャージャー非搭載のモデルを作成します。

 

まずはボディから

インストは内装から作成する手順になっていますが、ボディから行きます。
ボディは塗装→乾燥→塗装→・・・を繰り返すので、先に手を付けます。乾かしている隙に内装などを組み立てる、という作戦。


ルーフサイドにパーティングラインがありますので、これは磨いて消します。


この黒い部分です。
それ以外のパーティングラインは巧みにモールド内に潜ませてあって、金型設計の妙を感じます。
さすが!


リアとフロントのバンパー、ボンネット、サイドスカート、リアスポイラー、そしてフロントスポイラーをざっくり取り付けてみました。

リアとフロントのスポイラーの合いがよくない・・・。


なので、修正します。
リアスポイラーの裏側の穴の位置が微妙にずれているため、デザインナイフで削って調整します。


また、接着するときに接着剤がはみ出ないように取り付けるが難しいだろう・・・ということでトランクの裏側からスポイラーを固定するように穴を開けてしまいます。
この穴から伸ばしランナーやプラパイプなどでスポイラーを固定しようと。

フロントスポイラーはヤスリ掛けしたりドライヤーで温めて形状を整えたり・・・とこちらはこちらで手間をかけたのですが、写真を忘れた~。

 


最期にボディ裏の余計な部分をカット。
これでボディ本体とバンパーなどの部分はほぼ準備完了。


ドアミラーやモールなどボディ同色となる部品とともに塗装へと移ります。

 

次はいよいよ下地塗装から開始です。


M1A1 エイブラムス(タミヤ)#3

2024年04月10日 | プラモデル

さぁ4月!
実はとっくにエイブラムスは出来上がっていたりします。まぁ記録ということで。

ざっとウォッシングしたらこんな感じ。

さらに、砲塔部分は機関銃などを設置してこんな感じ。

バケット部分と履帯は一応プライマーを吹き付けて、履帯にはグラデーションをつけるようにうっすらと焼鉄色を吹いています。
焼鉄色の効果があまりわからないですね~。

そのあとシルバーでドライブラシを薄く入れて、金属色が剥き出している演出をしています。

 

OVM(On-Vehicle Material(s):車外装備品 )の作成途中、ワイヤーが切れてしまいました・・・。が、瞬着でくっつけて塗装でごまかしています。

 

最期にデカールを貼って、タミヤさんのウェザリングセットで埃や砂の表現を追加しています。

 

では完成したフォトを。

 

もっとガッツリと汚してもよかったかなぁ~と、出来上がったエイブラムスを見ながら思ったりしています。。。


M1A1 エイブラムス(タミヤ)#2

2024年01月15日 | プラモデル

お正月が過ぎ、成人の日を絡めた三連休も過ぎ、もう1月半ば。これらの休暇のおかげで随分と捗りました。
良いペースだ!


砲塔


微妙に合わない。実に微妙なんです。キットの個体差かもしれません。
仕方なく0.3mmのプラバンを差し込んだものの、ちょっと浮き気味。プラバンがちょっと厚いんですね。少し削ったり角度を調整したりしてなんとか・・・。

全体像です


おお~かっこいい~
さぁ!これから塗装だぜ!

まずは転輪


まず、転輪のゴムの部分をラッカー塗料で筆塗します。スミ入れの要領でス~っと流し込む感じです。


で、文房具店で見つけた紙などを切り抜くパンチツールを使ってマスキングテープを切り抜き・・・

それを先に黒く塗った転輪のゴム部分へマスクするわけです。
パンチツールは直径15mmに切り抜いてくれるのですが、転輪は微妙に15㎜ではなく、そのためくりぬいたマスキングテープを何枚か組み合わせる格好でマスクします。マスキングテープは多少伸縮するので、これでうまくマスキングできます。


本体にサフを吹いて、影を強調したいところに黒を塗ります。この時点ではまだ転輪は組み付けていません。

 

全体塗装


全体を塗装するとこんな感じ。
塗装にはクレオスの「サンディブラウン(C19)」を使っています。タミヤの指定色だとデザートイエロー(XF-59)でアクリル系になるので、この後の塗り重ねやウォッシングなどで塗料がグチャグチャニなりそう・・・と考えた次第。

 

この後ウォッシングしてウェザリングして・・・まぁ戦車のプラモデルって「汚してナンボ」ですからね~。

次回で完成予定です!


M1A1 エイブラムス(タミヤ)#1

2024年01月01日 | プラモデル

昨年にF14トムキャットの作成が終わって(詳しくはこちら)、間髪入れずに戦車のプラモデルに取り掛かります。

戦車といえば74式か10式か90式・・・つまり陸自の戦車かと考えていたのですが、安めの価格で家電量販店で売られていたM1A1「エイブラムス」を作成することにしました。

 

まずは中身


履帯はゴムでできています。
第二次大戦中のドイツ戦車のようにOVM(スコップや丸太などの車外装備品)はあまり搭載されていません。現代の戦車ってそんなのでしょうか・・・。

 

ところで・・・

ところで今回からの模型製作に新たにツールを用意しました。
プラモ向上委員会さんの「ワークステーション Ver 2.0 Pro」です。

ワークステーション Ver 2.0 Pro | プラモ向上委員会

ワークステーション Ver 2.0 Pro | プラモ向上委員会

便利な機能が満載なプラモ作業台! 【ワークステーション Ver2.0 Pro】は切り出しや削り出し作業に合わせたピッタリなサイズです。 基本的な切断や切削などの作業はも...

プラモ向上委員会

 

手元を照らす証明、拡大鏡、ニッパーやデザインナイフの置き場所など非常によく考えられていて便利です。
ゲート跡の細かいゴミや切削したプラスチックの粉などをまとめてトレイ下に溜めておけるのも良いですね。作業効率が上がります。

 

まずは転輪類を


リューターに綿棒の軸をつけて、その先に切り出した転輪をセット。低回転で回してヤスリがけをする、というテクニックで転輪を仕上げていきます。
数が多いので一個一個を磨いていると時間がかかって仕方ないですからね。

 

砲身


戦車モデルでは必須の作業の「砲身の合わせ目消し」ですが、M1A1の砲身は全体が円柱ではなく途中に膨らみがあるため転輪と同じようにリューターを使って・・・とはいかず、地道に磨いて合わせ目を消します。

合わない・・・


私の組付け方が悪かったのだろうか・・・。
ボディをかぶせた時、リアパネルとの間に隙間ができます。。。


そこで、やむなく0.3mmのプラバンで隙間を埋めることにしました。
プラバンを貼り付けた後凹凸が目立たなくなるまで磨きます。

ペリスコープ


ペリスコープ類は付属の透明プラバンを貼って塗装に向けてマスキングしておきます。


砲塔上部のペリスコープはハッチが開いた時と閉じた時とを選択できますが、今回は閉じた状態にしました。(それでも透明プラバンは組み付けています。。。見えないのに)

砲塔のハッチ


砲塔のハッチに一工夫。
キットのままでは「閉じるか開くかのどちらか」になりますが、ハッチの接合部分に穴を開けて真鍮線を通し、開閉の両状態を再現できるようにしました。



砲塔後部のバスケットのネット


説明書に型紙がありますが、それを参考にしつつも実際のパーツのサイズを測って切り出しています。おかげでドンピシャです。
ただ塗装した上にウェザリングなどもするのであれば厳密にぴったりでなくても「収まればいい」くらいでも大丈夫じゃないでしょうか。(切り出すのって、意外と手間ですので。)

 

では続きは次回で!