プラモデル:サンデーモデラーによる備忘録

製作した作品を忘れないうちに記録しておこう、というブログです(^^)

メルセデスベンツ SLK(タミヤ) #3

2022年02月27日 | プラモデル

さて、今回はフロントウィンドウの欠けた部分の補修から取り掛かります。


まぁ、補修するといえばパテで埋める・・・ということで、ポリパテを作って欠けた個所を埋めていきます。
写真は、ウィンドウ部にパテがはみ出さないようにマスキングをしてからパテで埋めたところ。この時点では、パテが乾ききる前にデザインナイフで形を整えた後、ある程度のヤスリがけまでしています。

パテの部分をヤスリがけするときに、いくら注意してもウィンドウ部も擦ってしまいます。
パテを滑らかにするために最初は粗目のヤスリで均していきますが、ウィンドウも削ってしまうので、その傷を細かくするためにさらに細かい番手のヤスリへと進めていきます。
で、結局こうなります。

あらま、ひどい傷ですね。
でも大丈夫。パテ部分を中心に800番のヤスリがけから初めて、1000番、1200番、1500番、2000番へと徐々に番手を上げていってます。

これを今度はコンパウンドで磨くわけです。
コンパウンドは粗目、普通、仕上げ用の順で進めていきます。
そうするとこうなります。

あれだけひどかった傷がきれいに消えています。不思議でしょ。
かなり労力がかかりましたが、キレイになってよかった!

続いては、各パーツにサフを吹きます。


サフは、スプレー缶のものを塗料皿に取り出して薄めます。これをエアブラシで吹きます。


吹いてみたらこんな感じ。
持ち手用のクリップ、爪楊枝、アイスを食べた後の木のバー(もちろんきれいに洗ってから使用しています)などを駆使して全部まとめてグレー一色にしてしまいました。
サフ(サーフェイサー)は、この後に塗る塗装の食い付きをよくする効果がありますし、グレーは傷を目立たせやすくするので、補修するべき個所を見つけるのに役立ちます。

次は、塗装計画の策定とボディへの塗装の下準備です。
先に言っちゃうと、本体はサフの代わりにシルバーを下地にしようと考えています。ボディが白なのでシルバーで発色がよくなるはず・・・。

ということで今日はここまで。


メルセデスベンツ SLK(タミヤ) #2

2022年02月12日 | プラモデル

少し間隔があきましたが第2回です。
今回はボディ周りを攻めていこうと思います。

まずボディから



こんな感じにリアにもフロントにもパーティングライン(金型のつなぎ目)が目立っていますので、これをやすりで丁寧に処理します。
わかりやすいようにガンダムマーカで色を付けてます。
さらに、モールドはスジ彫りブレードやけがき針などを使って掘り直します。

続いてドアミラー
ドアミラーにウィンカーを埋め込む下準備です。さぁうまくいくかなぁ~?


まずはマスキングテープを切り出してウィンカーになる位置に貼り付けます。
このマスキングテープをガイドにして、超ゆっくりとけがき針などでモールドを作ります。そうしてできたモールドの内側を掘るわけです。


ある程度掘って、サフを吹いた状態。
掘ったところが荒れていますが、これを徐々に均していきます。小さいので、けっこう手間がかかりますね。


こんな感じです。
完全に平らにしなくてもOK。というのも、塗装でかなり補正されるので。(そのはずです。)

ボディサイドのウィンカーは削除してしまいましょう。


ニッパー、デザインナイフ、彫刻刀を駆使して丁寧に削っていきます。


ウィンカーの周りにヒケがありましたので、傷の補修もかねてパテで埋めてしまいます。


パテのついでにシートの後ろ側の肉抜き穴もパテでふさぎます。
まぁ出来上がったら見えない部分ではありますが。。。

ということで、今回はいったんここまで。
次は第1回で記載しました「抉れたフロントウィンドウ」の補修をしていこうかと思います。