プラモデル:サンデーモデラーによる備忘録

製作した作品を忘れないうちに記録しておこう、というブログです(^^)

M1A1 エイブラムス(タミヤ)#2

2024年01月15日 | プラモデル

お正月が過ぎ、成人の日を絡めた三連休も過ぎ、もう1月半ば。これらの休暇のおかげで随分と捗りました。
良いペースだ!


砲塔


微妙に合わない。実に微妙なんです。キットの個体差かもしれません。
仕方なく0.3mmのプラバンを差し込んだものの、ちょっと浮き気味。プラバンがちょっと厚いんですね。少し削ったり角度を調整したりしてなんとか・・・。

全体像です


おお~かっこいい~
さぁ!これから塗装だぜ!

まずは転輪


まず、転輪のゴムの部分をラッカー塗料で筆塗します。スミ入れの要領でス~っと流し込む感じです。


で、文房具店で見つけた紙などを切り抜くパンチツールを使ってマスキングテープを切り抜き・・・

それを先に黒く塗った転輪のゴム部分へマスクするわけです。
パンチツールは直径15mmに切り抜いてくれるのですが、転輪は微妙に15㎜ではなく、そのためくりぬいたマスキングテープを何枚か組み合わせる格好でマスクします。マスキングテープは多少伸縮するので、これでうまくマスキングできます。


本体にサフを吹いて、影を強調したいところに黒を塗ります。この時点ではまだ転輪は組み付けていません。

 

全体塗装


全体を塗装するとこんな感じ。
塗装にはクレオスの「サンディブラウン(C19)」を使っています。タミヤの指定色だとデザートイエロー(XF-59)でアクリル系になるので、この後の塗り重ねやウォッシングなどで塗料がグチャグチャニなりそう・・・と考えた次第。

 

この後ウォッシングしてウェザリングして・・・まぁ戦車のプラモデルって「汚してナンボ」ですからね~。

次回で完成予定です!


M1A1 エイブラムス(タミヤ)#1

2024年01月01日 | プラモデル

昨年にF14トムキャットの作成が終わって(詳しくはこちら)、間髪入れずに戦車のプラモデルに取り掛かります。

戦車といえば74式か10式か90式・・・つまり陸自の戦車かと考えていたのですが、安めの価格で家電量販店で売られていたM1A1「エイブラムス」を作成することにしました。

 

まずは中身


履帯はゴムでできています。
第二次大戦中のドイツ戦車のようにOVM(スコップや丸太などの車外装備品)はあまり搭載されていません。現代の戦車ってそんなのでしょうか・・・。

 

ところで・・・

ところで今回からの模型製作に新たにツールを用意しました。
プラモ向上委員会さんの「ワークステーション Ver 2.0 Pro」です。

ワークステーション Ver 2.0 Pro | プラモ向上委員会

ワークステーション Ver 2.0 Pro | プラモ向上委員会

便利な機能が満載なプラモ作業台! 【ワークステーション Ver2.0 Pro】は切り出しや削り出し作業に合わせたピッタリなサイズです。 基本的な切断や切削などの作業はも...

プラモ向上委員会

 

手元を照らす証明、拡大鏡、ニッパーやデザインナイフの置き場所など非常によく考えられていて便利です。
ゲート跡の細かいゴミや切削したプラスチックの粉などをまとめてトレイ下に溜めておけるのも良いですね。作業効率が上がります。

 

まずは転輪類を


リューターに綿棒の軸をつけて、その先に切り出した転輪をセット。低回転で回してヤスリがけをする、というテクニックで転輪を仕上げていきます。
数が多いので一個一個を磨いていると時間がかかって仕方ないですからね。

 

砲身


戦車モデルでは必須の作業の「砲身の合わせ目消し」ですが、M1A1の砲身は全体が円柱ではなく途中に膨らみがあるため転輪と同じようにリューターを使って・・・とはいかず、地道に磨いて合わせ目を消します。

合わない・・・


私の組付け方が悪かったのだろうか・・・。
ボディをかぶせた時、リアパネルとの間に隙間ができます。。。


そこで、やむなく0.3mmのプラバンで隙間を埋めることにしました。
プラバンを貼り付けた後凹凸が目立たなくなるまで磨きます。

ペリスコープ


ペリスコープ類は付属の透明プラバンを貼って塗装に向けてマスキングしておきます。


砲塔上部のペリスコープはハッチが開いた時と閉じた時とを選択できますが、今回は閉じた状態にしました。(それでも透明プラバンは組み付けています。。。見えないのに)

砲塔のハッチ


砲塔のハッチに一工夫。
キットのままでは「閉じるか開くかのどちらか」になりますが、ハッチの接合部分に穴を開けて真鍮線を通し、開閉の両状態を再現できるようにしました。



砲塔後部のバスケットのネット


説明書に型紙がありますが、それを参考にしつつも実際のパーツのサイズを測って切り出しています。おかげでドンピシャです。
ただ塗装した上にウェザリングなどもするのであれば厳密にぴったりでなくても「収まればいい」くらいでも大丈夫じゃないでしょうか。(切り出すのって、意外と手間ですので。)

 

では続きは次回で!