ハレ替え本舗だより

広島県福山市の(株)渡邊畳店の三代目です
主に仕事に関係したいろいろな出来事や思いを書いています。

ゲタリンピック

2009-08-31 07:23:46 | 日記
今年もJR山陽本線松永駅周辺で地域興しのイベント ゲタリンピック が開催されます。
地域の特産品であるゲタや畳表を使ったイベントです。
弊社もイ製品商業組合のテントでミニ畳の製作のお手伝いや畳の縁の財布を販売しています。
さて、このイベントに毎年5000円の寄付をしています。
名目はパンフレットに広告を入れるので広告費となっていますが、実質交際費という間隔です。
地域の運動会の場合もどっちかといえばそうですね。

畳の重さ

2009-08-30 08:47:34 | 日記
金曜日に収めた裏返しの畳の重さは37キロありました。
藁床で7分のピッチで畳床を縫い付けてある高級品です。
日頃よく使う建材床のⅡ型やⅢ型は18キロ前後なのでちょうど倍近くの重さです。
30キロを超えると急に重たさを感じます。
職場体験に来ている中学生の小柄な女の子が「私の方が少し重い」と言っていました。
人間って意外と重いなと感じた一瞬でした。

20年目の返し

2009-08-29 07:59:15 | 日記

畳の裏返しを行いました。
お客様から「この畳は新築から20年経つけど、裏返しをして欲しい」と注文を受けました。
表は備後表で、生産者は福山市藤江町の河野雄吉さんの表だそうです。
20年前の当時、一枚6000円したそうです。
ちなみにいまだとその倍くらいでしょうか?
裏返した面はまだ綺麗でした。
備後表特有のしろくち(白口)の色合いで、黒縁を付けましたが、とても落ち着きのある雰囲気でした。



畳表の間に織り込んであるのが備後表を証明する証紙です


めくりで新畳

2009-08-28 07:38:27 | 日記

8畳間の畳を新しくしました。
お客様から2階の8畳間の畳工事を依頼されました。
ちょっとややこしい内容です。
まず今敷いてある畳床の内3枚は使って、残り5枚はもう古くて状態が悪いので新しくして欲しいという事と、表は1階の8畳間を表替えしたときに今までついていた表(めくり)を使って欲しいという依頼です。
めくりの表を使うとどうしてもサイズが合わない事が多く、大きい場合はカットすればいいのですが、小さい場合は写真の様に補正をして何とか使います。
細長い厚紙がとても重宝します。




古畳の処理

2009-08-27 07:52:11 | 日記
不要になった藁サンドの畳を処理しています。


畳床を縫い付けている糸を抜いて藁とフォーム等のその他のものに分別しています。
藁は袋に入れています。
かなりの量になりました。
この藁は近所の野菜つくりをされている方が取りに来られます。