ヤドリギ（宿り木）

これは寄生植物のヤドリギです。寄生する木はケヤキやブナ、ミズナラなどの落葉樹です。
2月ごろに花を咲かせます。ヤドリギは雌雄が分かれている植物で、雄花と雌花があります。受粉は虫が行ってくれるんだそうです。

野鳥がこの実を食べると粘りがあるので鳥が糞をしたときに
木の枝から落ちずにそこに根を張って成長します。

この植物の一番の特徴は、樹木の枝や幹に「寄生して生長する」点です。樹木の枝などに付着したヤドリギの種は、発芽すると「寄生根（きせいこん）」という根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収して生長します。ここから「宿り木」と漢字が当てられるようになりました。