私目線。

きょう出会った街の景色、心の景色

キランソウ(金襴草) @浜離宮恩賜庭園

2012-04-15 17:34:41 | 



4月12日撮影 浜離宮恩賜庭園

シソ科キランソウ属のキランソウ。

古来、薬効があるとされている植物で、九州地方では「医者殺し」と呼ばれているそうです。
また、弘法大師がこの草が薬になることを教えたということから「弘法草(こうぼうそう)」の別名も。

もう一つ、「地獄の釜のふた」という恐ろしい別名もありますが、こちらの名の由来は、
「みなの病気を治してしまい、死んで地獄に行く人をなくしてしまう(『花のおもしろフィールド』より)」という説と
「墓地にびっしりと生えて先祖の霊を閉じ込めている」という説の二説あるようです。

生薬名は「筋骨草」。

桜の下で地味に咲いていたキランソウですが、民間薬として大活躍してきたエライ植物だったのですね。
おみそれしました。

 GF1+M.ZUIKO DIGITAL 14-150㎜

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シャガ @浜離宮恩賜庭園 | トップ | セントウソウ(仙洞草) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事