千葉市にオーロラ！？

いつも読み飛ばしている新聞のローカルニュースですが、先週は珍しく、気になる記事が２つありました。

１つは、千葉駅が全面的に立て替えられるという現実的なニュース。　《asahi.com 『千葉駅15年度に新装』》

もう１つは、地質調査等により千葉に伝わる羽衣伝承の謎が解き明かされた（？）という歴史ロマンの記事。　《asahi.com 『天女舞い降りた池？』》


千葉駅は、10代の頃から幾度となく友人達と待ち合わせした場所です。きれいになるのは楽しみですが、思い出の場所が姿を変えてしまうかと思うと、寂しいような気もします。


さて羽衣伝説ですが、日本各地で伝承されているとは聞いていましたが、千葉市にもあるとは知りませんでした。

記事はasahi.com（↑）に掲載されていますが、割愛されている部分がありますので、新聞から引用します。

　《羽衣伝承》　池のほとりにある松の木に天女が羽衣をかけ、蓮の花に見入っていたところ、羽衣を亥鼻（いのはな）の城主の家来に隠されてしまう。天に戻れなくなった天女は、城主と結婚し、男の子を産んだ。このことを聞いた天皇が、千葉（せんよう）の蓮の花にちなんで「千葉」の名を城主に授け、その後、千葉氏を名乗るようになったという。

つまりこの羽衣伝承は、千葉氏の名の由来を伝える説話でもあるわけです。もしその通りだったら、千葉氏には天女のDNAが入っているということになる！？

記事の中で最も驚いたのは、平安時代頃には、地球の磁場が現在とは違い、千葉市中心部は日本列島の中でもオーロラが見やすい条件が整っていたという話。
そして空に浮かぶオーロラが、羽衣伝承の起源になった可能性があるという説。

にわかには信じ難い話ですが、地質調査から、仮説や推測を裏付けるに十分なデータが得られたとのこと。
12日に研究成果を報告するシンポジウムが開かれたそうですが、興味津々です。