私目線。

きょう出会った街の景色、心の景色

真間山弘法寺石段上から、下から

2016-02-07 17:23:57 | 市川の街
1月22日撮影 真間山弘法寺 

ここは、歌川(安藤)広重が「名所江戸百景」の一つとして描いた場所。
真間の紅葉手古那の社つぎ橋」というその絵を見ると、
山の下に広く池のようなもの(海?)が広がり、
現在の真間川、かつては入り江だったところに続いているようです。

手児奈さんが住んでいたと伝わる万葉の時代に、
このあたりが入り江だったことは話に聞いていましたが、
広重が名所江戸百景を描いたのは1856~1858年。
たかだか160年前ですが、この時代にまだこれだけ海の跡が残っていたとは
知りませんでした。

上の写真だと、ちょうど高層ビルが建っているあたりに山々が描かれています。
これは何処の山だろうとグーグルマップで調べてみると、
東京湾を越えて、南の方角に見えるのはたぶん房総の山。
何山でしょうね。

それにしても変わるものですね。
広重さんがタイムスリップして現代にやってきたら、、、
なんて想像をしてしまいました。テレビの見過ぎですね。



石段の下を歩いているネコさん、昔々、ここは海だったんだよ。


 LUMIX GM5+LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6
コメント
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