サブロー日記

随筆やエッセイを随時発信する

晩酌の後

2006年10月15日 | Weblog
 晩酌の後 栗の渋皮煮 サブロー日記

今晩はちょっと酔いが足らないが、まゆおばのブログ、栗の渋皮煮を見て、かつままも「カレーのような」と言っていた。まったく全く、これではコックさんにはれない。
で、ちょっと栗のことを。
くりを池川の特産物にしょうと五十年も前より町挙げて生産に努力して来たのであるが、一時は農協が大忙しの時代もあったのだが、虫食いが多くなり生産者も嫌気が出て来り、また出稼ぎに出て行くようになりいつの間にか消えて無くなった。今では、生産に力を入れる人は一人も居なくなったと言ってよい。
栗の粒子?は非常に細く昔より高級菓子に使われて来たが問題は、鬼皮があり、その下に渋川が有る。これがやっかいもの、これをめんどうがらず、こなすのが主婦と言うもの。 栗を沢山もらっても、ちょっと有り難迷惑と思うのもよくわかる。
 そこで、栗の「渋皮煮」をもう一度復習しておこう。   吾がメモより。

栗20個をお熱湯にしばらく浸しておいて鬼皮を剥ぐ、この場合出刃包丁でやるとやりやすい。出来るだけ渋皮を傷つけないように。
これが大切、これに多い目の水をいれ、重曹をコサジ少々加え、楊枝が刺さるくらいに煮る。この際汁が真っ黒くなりあくが次々と出てくるのでこれを除く。煮すぎると渋皮がくずれるので注意。
これを水にさらしアクを流す、そして、もう一度軽く煮て水にさらす。これを鍋に入れ、水カップⅠ、砂糖カップⅠ、卵の殻Ⅰを加えて落し蓋をして中火でⅠ5分くらい煮て出来上がり、そして一晩くらい置くとあじがなじむ。壊れた栗はプリンすればおいしくいただけるよ。