サブロー日記

随筆やエッセイを随時発信する

晩酌の後

2006年10月08日 | Weblog
 サブロー日記 晩酌の後 鮎漁   18.10.8
 今日は日曜、ただいま晩酌終わりました。缶ビール1 お酒2合。これで今日の日記を書く気になれた。
今日こそ落ち鮎を獲っておかんといかん、もう川下に降ってしまう。と思って安居川へ、川内谷を入ると、もう其処はどこを切り取っても絵になる渓谷美。夏はどの淵にも数人漁師?がいたが、今日は誰も居ない、独り舞台、もったいないことよ。足元の水はあくまでも澄み、喉が渇くと手ですくって何処でも呑める。有り難いことよ。
今日は北国は大荒れの気象、ちょっと風が冷たい。漁は網漁、第1投10時。だかだが、何と午前中一匹の漁も無い。アマゴの小さいのが一匹。昼食は上の道路に置いてある車まで上がらないといかん。
すねが痛い、シップとサポーターをしているのだが。
昼食は自分でお気に入りの、梅干のおにぎり、そして里芋の串焼き、これが大好き、バナナ。ゆっくり食べて午後の作戦、川丈あの淵、あの瀬、頭に鮮明にある。だがさて午後どこに行くか?。本日ゼロ匹では、わが沽券にかかわる。よし最後の切り札、あそこへ行こう。取って置きの穴場、他人には言われん。午後3時になってやっと獲れ出した。大きいのを10匹、もう腹には卵を持っている。
今日は失敗あれこれ、胸までのウエットスーツ、それより深いところに落ち込み、冷たい水が胸からヘソへそれから、その下へ下へと、この気持ち、何と何とスーツには水いっぱい。陸に上がると何と巨人の如し。
晩酌の酔いが覚めてきた。やっぱしわしは縄文人か、山の禽獣を見れば獲りたい、川の魚を見れば血がさわぐ?。原始人から一つも進化してないようである。サブロー