twitter(@masatowishiguro)で言及した件、切り口を変えてこちらでも書く。元TBSアナウンサーの吉川美代子氏が「ミヤネ屋」(日本系)にて、日本共産党の旧統一協会追及を「パフォーマンス」と断じたという。吉川氏の発言については、私のtwitterでこう書かせてもらった。
まあ吉川氏に対しては、他の方もめっちゃ批判しているので、ここでは同番組に出演していた紀藤正樹弁護士について取り上げる。
実は改めて元記事を読んでみたら、紀藤弁護士も共産党について「政争の具にしてほしくない」と苦言を呈しておったんだな。弁護士は、共産党が統一協会に関係ある政治家の洗い出しだけに血道を上げているように映ったということであろうか。これには私は異を唱えたい。
そもそも小池晃書記局長(党国会議員団追及チームの本部長でもある)が、19日の会見でこう言っていた。
「改めて、旧統一協会による献金や『伝道』活動などの問題点を明らかにし、被害者の救済に全力をあげる必要がある」(「しんぶん赤旗」20日付)
また同じく共産党の片柳すすむ川崎市議は、1970年代から党が統一協会の反社会性、違法性を国会で取り上げ追及してきた歴史を紹介している。
しかし改めて私から紀藤弁護士に知らせたい、否、思い出してもらいたいのはオウム真理教のことである。弁護士は松本サリン事件の被害者弁護団事務局長を務め、オウム問題でメディアに多く出演していた人物だと私は記憶している。
そんな紀藤弁護士なら、山梨県旧上九一色村にて共産党の人々が市民とともにオウムとたたかったことを認識しておるんやないかね。
「しんぶん赤旗」日曜版のこのツイート。竹下力村議(故人)と竹内精一さん(後に竹下さんの後継で村議)を紹介した記事の写真がある。文中の地元紙デスクによれば、オウムのことで分からないことがあったら竹下さんか竹内さんの家へ行け、が合言葉になっていたとか。竹内さんについては、こちらの赤旗記事も参考になりますね。
まあ私の言いたいことは「住民の苦難軽減」を掲げて100年やってきた日本共産党は、安易な動機でカルト集団とたたかう政党じゃないってこってす。紀藤弁護士も大船に乗ったつもりで見ていてください。私は単なる共産党支持者で何の権限もありませんけれどもw